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江戸川乱歩賞 受賞作から厳選!おすすめのミステリー小説


ミステリー小説を読むと「犯人は誰?」「どんなトリックで犯行に及んだの?」とか色々と続きが気になりますよね。
あまりの面白さに寝不足になってしまう人もいるのではないでしょうか。

 

ミステリー小説の中でも江戸川乱歩賞は、ミステリー作家の登竜門と呼ばれるほど権威のある文学賞です。

今回は、受賞作の中でも評判の高い5作品を厳選してご紹介します。

ミステリーファンだけでなくミステリー初心者も楽しめる傑作ぞろいです。

 

「死刑制度」の在り方を考えさせられる作品

『13階段』表紙

13階段
高野和明(著)

 第47回(2001年)受賞作で当時の選考委員会が満場一致で受賞を決めたことから話題になりました。

人気ミステリー作家・宮部みゆきさんが「江戸川乱歩賞の入選者選びがこのときほど簡単なことはなかった」と絶賛するほどの傑作です。
約40万部も売り上げたベストセラーでもあり、2003年に反町隆史さん主演で映画化もされています。

 

死刑制度と冤罪といった重たいテーマにもかかわらず、緻密な人物描写と緊迫したストーリー展開で一気に本の世界に引き込まれます。臨場感あふれる描写で思わず背筋がぞっとすることも。

面白いだけではなく、死刑制度の在り方について改めて考えさせられるでしょう。読み応えのある本格ミステリーを読みたい人におすすめの1冊です。

 

名門の女子高で起こる事件に迫る!

『放課後』表紙

放課後
東野圭吾(著)

 人気ミステリー作家・東野圭吾氏さんのデビュー作。

2015年の「好きな江戸川乱歩賞作品」というアンケートを行った結果、本作は1位を獲得しています。1985年に受賞して30年以上たった今でも根強い人気を誇る作品です。

 

女子高で起きた密室殺人を題材とした推理小説ですが、「この人が犯人かも?」と思う人がたくさんいるので読めば読むほど謎が深まる一方……。

最後まで犯人とトリックがわからないため、最後までドキドキしながら読めますよ。意外な結末のミステリー小説を読みたい人におすすめです。

『秘密』や『容疑者Xの献身』といった人気作しか読んだことのない人は東野圭吾さんの原点ともいえる本作を試してみてください。今の作風とは一味違って面白いですよ。

 

銀行の内部事情をリアルに描いた作品

『果つる底なき』表紙

果つる底なき
池井戸潤(著)

 『半沢直樹シリーズ』や『下町ロケット』で人気が高いベストセラー作家・池井戸潤さんのデビュー作。作者お得意の、都市銀行を舞台にしたミステリー小説です。

 

殺人事件の謎解きだけでなく、銀行の内部事情も詳しく描かれていて読み応えがあります。都市銀行での勤務経験のある筆者にしか書けない世界観といっても過言ではありません。

勧善懲悪のスカッとした読み応えの「半沢直樹シリーズ」や『下町ロケット』とは作風は異なりますが、池井戸潤さんの原点となった作品です。

池井戸潤さんのファンはもちろんのこと、ミステリー好きの人はぜひ読んでみてくださいね。

 

少年の凶悪犯罪がテーマの作品

『天使のナイフ』表紙

天使のナイフ
薬丸岳(著)

少年法と少年犯罪を題材に入念な下調べのもとに作られた読み応えたっぷりの本格ミステリー小説。

本作は、作者・薬丸岳さんが高野和明さんの『13階段』に影響を受けて「読者の心に響く作品を書きたい」という思いで手がけた力作です。

第51回(2005年)江戸川乱歩賞の予備選考の時点で審査員からの評判が高く、本選では満場一致で受賞が決まった当時の話題作でした。

 

エンターティメントとして面白いだけでなく、少年に家族を殺された主人公の悲しみや加害者家族の苦しみが丁寧に描かれています。思わず感情移入して涙ぐんでしまう人も続出したという作品です。

各所に張り巡らされた伏線が気になって読む手が止まりません。

少年犯罪とテーマが重たいミステリー小説ですが、純粋に面白いといえる1冊です。

 

爆発に巻き込まれるところからすべては始まる……

『テロリストのパラソル』表紙

テロリストのパラソル
藤原伊織(著)

 『テロリストのパラソル』は史上初の江戸川乱歩賞と直木賞を受賞した作品です。

 

新宿中央公園で起きた爆発事件の真相に、たまたま現場に居合わせたアル中のバーテンダーが迫っていきます。

一般的な考えだとアル中はダメ男の代名詞ですが、藤原伊織さんの手にかかるとダメ男でもかっこよく感じてしまうことでしょう。
主人公だけでなく、脇役1人ひとりが生き生きと描かれているところが本作の魅力ではないでしょうか。

また、スピード感あふれるストーリー展開で最後まで飽きることなく一気に読み上げてしまうはず。江戸川乱歩賞と直木賞のW受賞したこの作品をぜひ一度お試しあれ。

 

本格ミステリー小説を楽しんでみて

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今回は江戸川乱歩賞の受賞作の中でも人気の高い作品を紹介しました。

どれも本格ミステリー小説の名にふさわしい読み応えのある1冊です。
ミステリーファンはもちろんのこと、ミステリー小説になじみのない人も一度読んでみてはいかがでしょうか。

読みだしたら一気に本の世界に引き込まれるかもしれませんよ。

 

今回ご紹介した書籍

13階段』高野和明(著)

放課後』東野圭吾(著)

果つる底なき』池井戸潤(著)

天使のナイフ』薬丸岳(著)

テロリストのパラソル』藤原伊織(著)

これにはうなった!衝撃の結末に驚くはず!すごいトリックのミステリ小説

 

作家の名前は知っているし、読みたいけれど、どれから読んでいいか分からない!
そんな方はこちらの特集を参考にしてみてくださいね。