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東野圭吾 著書『パラドックス13』人の消えた街に残された13人の運命は……。


パラドックス13 表紙

パラドックス13
東野圭吾(著)
毎日新聞社
発売日:2009/04/14

 

 

 

『パラドックス13』あらすじ

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13時13分13秒に、街から人が消えた。
そんな、誰もいなくなった東京に取り残された13人の男女に、次々と災難が襲いかかる。必死に生き残ろうとする人たちに共通するものとは何か? 極限状態で見えてくるものとは……?

 

残された13人の男女に待つラストとは……。

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東野圭吾さんの『パラドックス13』は、2007年から2008年にかけて『サンデー毎日』(毎日新聞社)で連載され、2009年に刊行されました。

さすが理系のミステリー作家だなと思わせる、荒唐無稽のようでいながら緻密にシミュレーションされたSFストーリーです。
謎も多く、異色のミステリーとも言えるでしょう。東野圭吾さんのファンなら、おさえておきたい作品です。

 

13時13分13秒に13人の男女が異世界に変わった東京に取り残される……など、タイトルにも含まれる「13」という数字にこだわって構築されており、物語の発端となる現象も「P-13」と名付けられています。

主人公たちは、パラドックスが起きている世界の中で天災が起こり、疫病に襲われ、廃墟となった東京を逃げてさまようのです。
一見、荒唐無稽な展開ではありますが、未曽有の災害が起こっている昨今では、ありえないと言い切れない面もあります。
実際の災害でも、普段は当たり前のように安全だと思って使っていた建物やインフラシステムが破壊され、機能が停止してしまうのを目にします。

災害が起きたときにどう行動するのかを、考えるきっかけになるでしょう。

ジャンルとしてはSFですが、ミステリーや恋愛、社会問題などの要素も入っています。
命の危機に瀕したとき人はどんな行動をとるのか、またとるべきなのか、いろいろ考えさせられることが多い作品です。

 

今回ご紹介した書籍
パラドックス13
東野圭吾(著)、毎日新聞社

深く考えさせられる…。東野圭吾の「社会派小説」おすすめ5選

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