ブックオフオンラインコラム

ブックオフオンライントップへ

ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > ミステリー小説 > 東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』あらすじ|遺伝子で才能は決まるのか?

東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』あらすじ|遺伝子で才能は決まるのか?


更新日:2017/8/2

『カッコウの卵は誰のもの』表紙

カッコウの卵は誰のもの
東野圭吾(著)、光文社

『カッコウの卵は誰のもの』あらすじ

20170802-kakkounotamago4

スキーの元オリンピック選手である父と、天才スキーヤーの娘。

ある日、父と娘の遺伝子を調査したいと研究者に頼まれるが、知られたくない過去を持つ父はそれを断る。
一方、娘の所には脅迫状が届き、警戒していた矢先にバスの事故が起きてしまい――。

 

才能は遺伝子で受け継がれるのか?

20170802-kakkounotamago3

『カッコウの卵は誰のもの』とは?

『カッコウの卵は誰のもの』は、光文社のスポーツ月刊誌「バーサス」に掲載され、2010年に単行本、2013年に光文社文庫版が刊行されました。

2016年にはWOWOWでテレビドラマ化され、土屋太鳳さん、伊原剛志さん、本郷奏多さん、戸次重幸さんが出演しています。

 

意外すぎる展開だらけ!

父の緋田宏昌と、娘の風美の遺伝子問題。そしてその後の脅迫状の犯人探しが見所です。

風美の遺伝子検査の結果珍しい遺伝子が見つかり、その後風美の出生の秘密が次々と解明されていきます。
親子の血縁関係に関する内容だけではなく、スキーの描写もとても細かく書かれており、読んでいて引き込まれていきます。

風美の出生の真実とは? 脅迫状を送ってきたのは誰なのか? 意外すぎる展開が続き、一気に最後まで読んでしまうはずです。

東野圭吾さんのファンも、あっという間に読んでしまったと評判の作品となりました。
登場人物が複雑に、しかし上手く関わりあうストーリー展開は、東野圭吾さん作品の特徴でもあります。

【おすすめ記事】これは読まなきゃ損!東野圭吾のおすすめ小説

 

今回ご紹介した書籍

カッコウの卵は誰のもの
東野圭吾(著)、光文社

 

ミステリー作品はもちろん、東野圭吾さんの作品を紹介した特集はこちら。