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湊かなえ『夜行観覧車』あらすじ・内容|2013年 ドラマ化作品


更新日:2019/3/29

夜行観覧車
湊かなえ(著)、双葉社

『夜行観覧車』あらすじ

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高級住宅街・ひばりヶ丘に引越してきた遠藤家。ところが、さまざまな決まりごとや近所づきあいが街を支配しており、妻の真弓や娘の彩花は、さまざまな嫌がらせを受けていた。
そして、唯一仲良くしていた高橋家とも、子供の受験がきっかけで関係に暗雲が立ち込め始める。

それから数年後、高橋家の夫・弘幸が自宅で襲われ死亡。それ以降さまざまな出来事が家族を襲うことに……。

 

イヤミスの女王が描く「家族」のカタチ

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湊さんのこれまでの作品に共通するのは、イヤミスという言葉が出てくるほどの、後味の悪さと、登場人物たちへのモヤモヤ感。
なかには不快感を覚え人がいるほど、人間の奥深くにある欲求や狂気にも通じる部分があり、それが興味をそそられる部分でもあります。
本作は、そんな湊さんの魅力が盛り込まれながら、さらにサスペンスの要素が加わります。

さらに、『告白』や『贖罪』などこれまでの作品と本作が異なるのが、物語の焦点。

これまでは、どちらかと言うと犯人は誰なのか? 真相は? という部分に重点が置かれていましたが、本作では「家族のカタチ」が全面に出ています。

湊かなえさんの世界観を楽しみつつも、一味違った1冊として楽しめるのではないでしょうか。

 

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今回ご紹介した書籍

夜行観覧車
湊かなえ(著)、双葉社

 

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