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ロアルド・ダール著『チョコレート工場の秘密』あらすじ


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チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール(著)、柳瀬尚紀(訳)
評論社
発売日:1988/07/08

 

 

 

あらすじ・本内容

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チャーリーは、貧しいながらも愛情にあふれた両親と祖父母の7人家族です。
ある日、世界一有名なのに謎に包まれたチョコレート工場の経営者・ワンカ氏が、工場に5人の子どもを招待すると発表して大騒ぎに。
チャーリーは、板チョコに密かに入れられた金色の招待券を、手にすることができるのでしょうか。

 

チャーリー一家の愛に心が温まる

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本作の大きなテーマの一つとして「家族愛」を挙げると、いかにも陳腐に聞こえるかもしれません。けれども、工場への招待を熱望するチャーリーに、何とかして金色の券を手に入れさせてやりたい家族の姿は、心をホカホカさせてくれます。
そして、チャーリー一家の家族愛と対照的に描かれるのが、子供を甘やかす親たちとわがままな子供たち。
かなり極端に描かれていますが、親世代の人は自分の子育てを振り返ってドキッとする場面もありそう。

チャーリーの祖父であるジョーおじいちゃんが、そんな親子たちに入れるツッコミも楽しく、ストーリーの面白さに引き込まれます。

田村隆一氏の旧訳は物語性を重視し、『不思議の国のアリス』の翻訳もある柳瀬尚紀氏の新訳は原作の言葉遊びを重視した訳です。
旧訳に慣れ親しんだ世代の人も、比較しながら新訳を読んでみると興味深いのではないでしょうか。

映画『チャーリーとチョコレート工場』では、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップ氏がワンカを演じています。
ワンカ自身の家族へのトラウマも描かれ、家族愛が原作以上に掘り下げられているのが見どころです。

 

今回ご紹介した書籍
チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール(著)、柳瀬尚紀(訳)
評論社