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頑固な大人と戦う!『チョコレート戦争』あらすじ・登場人物


更新日:2019/9/23

『 チョコレート戦争 』表紙

チョコレート戦争
大石真(作)、北田卓史(絵)、理論社

ユーモラスで子供らしい発想が楽しい『チョコレート戦争』。1982年にドラマ化もされています。

今もなお愛される児童文学は、一体どんな物語なのでしょうか? 1965年に発表された名作についてご紹介します。

 

『 チョコレート戦争 』あらすじ

『チョコレート戦争』あらすじ

子供たちがあこがれる有名な洋菓子屋の金泉堂。さまざまなお菓子が、所狭しと並んでいる。

ある日、小学生の光一と明は、金泉堂名物のチョコレートの城をショーウインドー越しに眺めていた。すると突然、ショーウインドーが音を立てて割れ、2人は大人たちに犯人にされてしまう――。

 

『チョコレート戦争』登場人物

藤本明
小学生で、新聞部に所属(ただし幽霊部員)。

星野光一
小学生で、明のクラスメイト。

谷川金兵衛
金泉堂の創業者であり、社長。ショーウインドーを割った犯人を明と光一だと決めつける。

 

美味しそうな世界で巻き起こるドキドキのストーリー

『チョコレート戦争』内容

『チョコレート戦争』は、多くの子供たちに愛されてきたロングセラーの児童書です。
1965年の初版以来、理論社名作の愛蔵版、名作ランド版、フォア文庫版と多くの版を重ね、1982年にはテレビドラマ化もされました。

 

ショーウインドーを割った犯人と一方的に決めつけられた子供たちが、大人たちと戦う物語。
一体どんな展開になるのか? なぜショーウインドーは割れたのか? テンポよく進むストーリーに、ハラハラドキドキします。

登場する子供や学校の先生、金泉堂の主人をはじめとする大人たちのキャラクターは個性的でユーモラス。独特な魅力を放つ挿絵は、昭和を感じさせる懐かしい雰囲気です。

大きなチョコレートの城やデコレーション・ケーキ、エクレールなどの洋菓子はなんとも美味しそう。子供たちの表情や心情が生き生きと伝わり、読後感はすっきり爽快です!

最後は子供も大人もほっ……と心が温まりますよ。

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今回ご紹介した書籍

チョコレート戦争
大石真(作)、北田卓史(絵)、理論社

 

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