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人生が変わる!?小説「ハリー・ポッター」の心に響く名言


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小説の中の登場人物の名言は、時には人生が変わってしまうほどの影響力を持っています。

大阪・USJのアトラクションで人気が再燃している『ハリー・ポッター』の、シリーズ全7巻から、心に響く名言をご紹介しましょう。

ハリー・ポッター』 J.K.ローリング著、静山社

 

運命は自分の手で切り開ける!

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「自分がほんとうに何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ」(アルバス・ダンブルドア)

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から引用

ハリーがホグワーツ魔法魔術学校に入学する時、組分け帽子は「スリザリンに入れば、間違いなく偉大になる道が開ける。」と 予言。また、ハリーは、ヘビ語を話せることから、闇の勢力に加担する魔法使いを多く生み出したスリザリンの継承者ではと、学校中から疑われます。

ハリー自身も、父ジェームズの血縁を知らないために自分を疑い、ダンブルドア校長に悩みを打ち明けました。上記は、その時のダンブルドア校長の言葉です。

組分け帽子は、ハリーを勇気があって勇猛果敢なグリフィンドールに入れました。その理由を自分で知っているはずだとダンブルドア校長に問われると、「スリザリンに入れないでと頼んだに過ぎない」とハリーは言います。けれども、その選択こそが、ハリーがグリフィンドールにふさわしい生徒である証拠だと、ダンブルドア校長は言うのです。

生まれ持った資質や能力は変えられませんが、何を選択するかは自分で決めることができます。それは、運命は自分の手で切り開けるということなのでしょう。

 

人生は「来たときに受けて立つ!」

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「くよくよ心配してもはじまらん」「来るもんは来る。来た時に受けて立ちゃええ」(ハグリッド)

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』から引用

闇の帝王・ヴォルデモートの復活に対抗するため、各国の魔法魔術学校の親睦を深めようと三校対抗試合が開催されます。その試合でヴォルデモートの罠にかかり、同じグリフィンドールの寮生・セドリック・ディゴリーを目の前で殺されたハリー。にもかかわらず、魔法省の大臣・ファッジは、ヴォルデモートの復活を信じようとしません。

みんなで一致団結しないといけないこの局面で、頼りにならない味方がまさかの出現です。また、セドリックを死に導いてしまったのは僕だという自責の念を持ち鬱々とするハリー。そんな場面での、ホグワーツの森番・ハグリッドの言葉は、取り越し苦労の多い私の胸にもスッと落ちてきました。

決して頭がいいとは言えないハグリッドですが、本当の賢さというのは、こんなふうに人生の本質をつかんでいることなのでしょうか。

 

だれでも「光」を選択できる!

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「屋敷しもべ妖精やお伽噺、愛や忠誠、そして無垢。(中略)こうしたもののすべてが、ヴォルデモートを凌駕する力を持ち、どのような魔法も及ばぬ力を持つという真実を、あの者は決して理解できなかった」(アルバス・ダンブルドア)

『ハリー・ポッターと死の秘宝』から引用

ヴォルデモートの攻撃を受けて死にかけたハリーが、夢と現実の狭間で出会ったダンブルドアの言葉です。
全7巻中、光の部分が少しも描かれなかったヴォルデモートは、誰も愛さず、愛されず、そのことに疑問も持たず最期を迎えました。ヴォルデモートが人間の光の部分を決して理解できなかったのは、肉親の愛情を知らなかったからということになるのでしょうか。
また、光の部分しか見せてこなかったダンブルドアも、この最終巻では過去の影の部分が明らかにされます。そして、ダンブルドアは、自分は結局ヴォルデモートよりましな人間だろうかとハリーに問いかけるのです。

ダンブルドアの生き方は、人は誰しも弱い部分や影の部分を持ちながら、それでも光を選択することができるということを示してくれます。

 

まとめ

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主役以下、どの登場人物も決して完璧な人物としては描かれていないのが、「ハリー・ポッター」シリーズの良さです。そんな不完全な人々のキラリと光る名言の数々を読んだことのない人は、ぜひ一度ハリー・ポッターの世界に触れてみてください。

ハリー・ポッター』 J.K.ローリング著、静山社

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ライター

アイウチ
アイウチ
絵本が好きなアラサー主婦です。休みの日は、カラフルなデコケーキを作ったり、衝動買いしてしまう生地で裁縫をしています。