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ムーミンワールドの原点!原作のムーミン童話とは


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世界中で愛され続けているキャラクター「ムーミン」。2014年には原作者のトーベ・ヤンソンさんの生誕100周年、2015年には、ムーミンの童話誕生から70周年を迎えました。

ムーミン展や映画、カフェやグッズなど…、今、再び注目されているムーミン。

そんなムーミンの魅力に迫ろうと思うのですが、ブックオフということで“本”でムーミンをご紹介します!

どれから読もう!?ムーミン童話

「ムーミン」は知っているし可愛いとは思うけど、シリーズは読んだことがない!そんな方のために、どんなお話か?どれを読んだらいいのか?を簡単にご紹介します。

ムーミンシリーズは、全部で9作あります。

1作目:『小さなトロールと大きな洪水』…出版後すぐ絶版になった幻の1冊。ムーミンたちがムーミン谷に住む前の話。

2作目:『ムーミン谷の彗星』…スナフキン・スノークのお嬢さんと出会う。ハラハラ感が楽しめます。

3作目:『たのしいムーミン一家』…どれか1冊読むなら、これをおすすめします。

4作目:『ムーミンパパの思い出』…タイトル通りムーミンパパの思い出話。ミイ初登場。

5作目:『ムーミン谷の夏まつり』…スナフキン好きは必読です。

6作目:『ムーミン谷の冬』…冬眠中に目覚めてしまったムーミン。物語の春の訪れとともに、心があたたまります。

7作目:『ムーミン谷の仲間たち』…シリーズ唯一の短編集。

8作目:『ムーミンパパ海へ行く』…ムーミンパパの思いつきで灯台のある孤島へ移住するが…。大人っぽい物語。

9作目:『ムーミン谷の十一月』…ムーミン一家が出てこない!?けど名作です。

刊行順に読むのが一番良いですが、ある程度キャラクターを知っている方ならば、どの巻から読んでもOK。

後半に出版されたものの方が、物語が少し難しくなっている印象です!

どれも名作ですが、あえておすすめを選ぶならば3作目の「たのしいムーミン一家」です。

春が訪れたムーミン谷。仲間たちが黒いぼうしを見つけてから、つぎつぎにおかしな大事件が!?不思議で、ほのぼので、ちょっと暗くて…。読んだらきっと「ムーミン屋敷に行ってみたい」と思うことでしょう!1冊だけ読んでみたい…!という方はぜひ「たのしいムーミン一家」を手にとってみてください。

大人にこそ、読んで欲しいムーミン童話

アニメや可愛いイラストなどから、子供向けのイメージが強いムーミン。だけど原作は、童話といえども哲学的でちょっぴり暗い印象のものが多く、人生のヒントがたくさん詰まっています。

(「ムーミン 名言」で検索してみてくるといっぱい出てきますよ…!)

もし、子供の頃読んだことがあるという方は、大人になった今、ぜひぜひもう一度読んでみてください!

可愛さの中にある“毒”にヤラれるはずです。

そして忘れちゃいけないのがムーミン童話の挿絵。

日本の浮世絵に影響されたイラストもあるそうです。今のムーミンとは違った印象ですが、繊細でどこかダークな挿絵も、大人になった今だからこそわかる魅力のひとつだと思います。

 

【番外編】ムーミングッズ買うならこの本がおすすめ!

もし、ムーミングッズを集めているという方がいらっしゃいましたら『ムーミン・コミックス』という漫画版ムーミンをおすすめします!

弟ラルス・ヤンソンと共に描かれ、1954年に英国のイブニング・ニュース紙で連載されていた作品です。

内容は新聞連載されていたということもあって、社会風刺色が強く大人向けで、童話のムーミンとは別作品と言っていいでしょう。内容ももちろん楽しめますが、表紙が可愛いので、個人的に「家に飾っておきたいなぁ」と思える作品たちです。

もしムーミングッズを集めている方がいらしたら、ご検討してみてください。

 

おわりに

ムーミンシリーズ1作目『小さなトロールと大きな洪水』が出版されたのは1945年。戦後の混乱の中から、平和の訪れとともに世に送りだされ、今日まで世界中で親しまれてきました。

大人になった今、トーベ・ヤンソンさんの世界観が詰まったムーミンワールドに浸ってみてはいかがでしょうか!?

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ムーミン童話全集』/ トーベ・ヤンソン、講談社


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