ブックオフオンラインコラム

ブックオフオンライントップへ

ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > コミック(テーマ別) > 目も心も奪われる! 衝撃的なタイトルの漫画5選

目も心も奪われる! 衝撃的なタイトルの漫画5選


更新日:2019/6/21

目も心も奪われる! 衝撃的なタイトルのおすすめ漫画5選

本屋にずらっと並んでいる漫画の数々。
その中で、思わず目をとめてしまう衝撃的なタイトルの漫画に出会ったことはありませんか?

気にはなるけど、タイトルだけで購入するのはちょっと……。そんな方のために、タイトルのインパクトだけではなく、内容的にも素晴らしい漫画を選んでみました。

気になる作品があったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

 

『セブンティウイザン~70才の初産~』

『セブンティウイザン~70才の初産~』表紙

セブンティウイザン~70才の初産~
タイム涼介(著)、新潮社

赤ちゃんを大事そうに抱いている、おばあさんとおじいさんが描かれた表紙に『セブンティウイザン~70才の初産~』の文字。「70才で初産!?」と目を疑う人も多いことでしょう。

70才の妻、65才の夫。年齢的には終活を始めてもおかしくない年代にもかかわらず、自然妊娠で赤ちゃんを授かってしまう、タイトル通り驚きの内容です。

この漫画はもちろんフィクション。高齢出産にスポットライトを当てるよりも、子育てするうえでの喜びや悩みなどが自然に描かれます。時に笑い、時に涙し、感動させてくれますよ。

読む前は、「高齢出産が増えているとはいえ、70才で初産の設定はやりすぎでは?」と思いました。
しかし読んでいるうちに、そんなありえない設定が気にならなくなるくらい引き込まれてしまう、読みごたえのある作品です。

 

『十二人の死にたい子どもたち』

『十二人の死にたい子どもたち』表紙

十二人の死にたい子どもたち
熊倉隆敏(著)、沖方丁(原作)、講談社

沖方丁氏のミステリー小説を原作にした漫画で、2019年1月に実写映画化もされました。

「子どもたち」という言葉は一般的に、夢や希望に溢れた無邪気な存在をイメージさせられますよね。だからこそ、その前につけられた言葉「十二人の死にたい」に、ドキッとさせられます。

 

なんとも物騒な気配のするこの漫画は、みんなで安楽死をするために集まった12人の少年少女の物語。
12人しかいないはずなのに、安楽死するために集まった場所には13人目が死体となって横たわっている……なんともミステリアスです。

真相を探るための謎解きもワクワクさせられる見所の1つですが、この漫画の魅力はなんといっても登場人物の個性的なキャラクターにあります。個々のエピソードが秀逸で、読み始めるとページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

原作小説『十二人の死にたい子どもたち』はこちら

 

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』表紙

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
宮川サトシ(著)、新潮社

この作品は、宮川サトシ氏がガンを告知された母親との最後の日々と、亡くなった後の日々を描いたエッセイ漫画です。2019年2月に実写映画化されました。

「遺骨を食べたい」衝動は異常であるはずなのに、母親、もしくは本当に大切な人を亡くしたことのある人なら、なんとなくわかる心情ではないでしょうか?
衝撃的でありながら、大きな愛情を感じさせる秀逸なタイトルです。

自分の母親だけはいつまでも元気でいて、死なないと思っている……。そう感じている人は少なくないと思います。宮川氏もそんなことを感じていた1人でした。

そんな宮川氏に突きつけられた母親のガン告知。淡々とつづられていく生活の中に溢れる、母親への想い、そして母親からの愛情など、とても温かなものに包まれています。読後は誰もが母親に会いたくなるはずです。

 

『「子供を殺してください」という親たち』

『「子供を殺してください」という親たち』表紙

「子供を殺してください」という親たち
鈴木マサカズ(著)、押川剛(原作)、新潮社

尋常ではないタイトルがつけられたこの作品は、押川剛氏によるノンフィクション作品を漫画化したものです。
子育て中の人であれば思わず手に取ってしまいそうな、衝撃的なタイトルではないでしょうか?

この漫画は、家庭内暴力などの深刻な家庭の問題を取り扱っています。
愛する子供だったはずなのに、荒れていく子供をどうすることもできず、精根尽き果て「子供を殺してください」と言うまで追い詰められた親の苦悩……。
そんな家族に手を差し伸べる押川氏の苦労は並大抵のものではないと思います。

明日は我が身となるかもしれない怖さを感じさせられ、親と子の関係を見直したくなる漫画です。

 

『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』

『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』表紙

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話
いしいさや(著)、講談社

この漫画のタイトルも、とても衝撃と興味を惹くタイトルです。
家の呼び鈴が鳴ったので出てみると宗教の勧誘の人だった、そんな体験をしたことのある人は多いのではないでしょうか?
しかし、その宗教の実態を知っている人は少ないはずです。

この作品は、いしいさや氏が、何もわからない幼いころに新興宗教に入信させられた実体験漫画。入信していた新興宗教のことや、信者としての生活ぶりが細かく記されています。

入信していることが普通だと思って過ごしていた少女時代。何かがおかしいと気づき始め、宗教との決別を決意するまでの葛藤が描かれるなど、とても読みごたえのある内容ですよ。

重くて暗いテーマですが、「宗教」について一度考えてみるきっかけになる作品です。

 

衝撃的なタイトルの漫画は、内容だって衝撃的

タイトルが衝撃的で、なおかつ内容も読みごたえのある漫画を5つご紹介しました。

フィクションもノンフィクションもありますが、どの作品もタイトル同様、心を奪われるものばかりです。ぜひ一度手に取ってみて下さい。

【関連記事】こ……これはインパクトありすぎ!! 衝撃的なタイトルの本