90年代にアニメ化した懐かしの漫画|子供時代にきっとハマったあの作品
更新日:2018/12/27
子供の頃に、毎週楽しみに見ていたアニメはありますか? 学園ものやファンタジー、ギャグ作品など、みなさんはどんなアニメを見ていたでしょうか。
ここでは、懐かしい90年代にアニメ化された原作の漫画をご紹介します。
原作の漫画とアニメでは、設定やストーリーが異なる場合もあります。アニメしか見ていなかったという方は、ぜひ原作も読んでみて下さいね。
1992~1995年アニメ放送
『幽☆遊☆白書』
『幽☆遊☆白書』
冨樫義博(著)、集英社
皿屋敷中きっての不良少年・幽助は、車にひかれる寸前の少年を助けたことで死んでしまう。本来死ぬ予定でなかった幽助は、生き返るための試練を受ける羽目に……。
試練を乗り越えて生き返った幽助が桑原、蔵馬、飛影の仲間たちと一緒に人間界や魔界で霊界探偵として活躍する物語。
この漫画の魅力は軽快なバトルアクションとキャラクター。スカッとするバトルアクションが好きな人におすすめです。
登場人物の中でも特に飛影と蔵馬は人気が高く、女性からの支持も多く得ました。戸愚呂、仙水など、魅力的な敵キャラクターが多くいたことも、人気の秘密でしょう。
1989~1992年アニメ放送
『おぼっちゃまくん』
『おぼっちゃまくん』
小林よしのり(著)、幻冬舎ほか
超大金持ちの御坊財閥の跡取り・茶魔と彼を取り巻く仲間たちのドタバタコメディ。
「おぼっちゃまくん」といえば真っ先に思いつくのが茶魔語。「すみま千円」「おはヨーグルト」など、下品だけどインパクトのある言葉が当時の小学生男子たちに大人気となりました。
下ネタが多い作品なので「親が子供に見せたくないテレビ番組」でNo.1になったこともあるんですよ。親に隠れてこっそり見ていた人もきっといたのではないでしょうか?
とはいえ本作の魅力はお馬鹿な下ネタだけではありません。ギャグの中に時折見せる親子の愛や友情にホロリとするシーンも。
童心にかえって思いっきり笑いたいときに読んでみてはいかがでしょうか?
1989~1992年アニメ放送
『らんま1/2』
『らんま1/2』
高橋留美子(著)、小学館
中国の呪泉郷を訪れた乱馬は、修行中にうっかり「娘溺泉」という泉に落ちてしまう。そして、水をかぶると女の子になる変身体質になってしまい……!?
乱馬をはじめ、ブタになってしまう良牙や、猫になってしまうシャンプーなど、変身体質のキャラクターが多く登場。また、そうでなくても個性が強すぎるキャラクターたちのせいで、さまざまな誤解が生まれては騒動が起こります。
許婚のあかねと乱馬のじれったい関係も見どころ。多彩なバトルや恋愛トラブル、息もつかせぬ勢いある漫画をお探しの方はぜひ。
1996~1997年アニメ放送
『地獄先生ぬ~べ~』
『地獄先生ぬ~べ~』
岡野剛(著)、真倉翔(原作)、集英社
鬼の手を持つ小学校教師・鵺野鳴介(ぬ~べ~)が主人公のホラーアクションコメディ。
ぬ~べ~は日本でたった1人の霊能力教師。ふだんはドジでちょっとスケベですが、いざというときは身体をはって妖怪から子供たちを守ります。そんなぬ~べ~のギャップに惹かれた方もいるのではないでしょうか?
ホラー、バトル、ギャグ、お色気シーンなど、さまざまな要素がてんこもり! 「トラウマになる」と言われるほどの怖い話もあるので、苦手な方はご注意くださいね。
1994~1995年アニメ放送
『赤ずきんチャチャ』
『赤ずきんチャチャ』
彩花みん(著)、集英社
修行中の魔法使い・チャチャの巻き起こすドタバタコメディ。
とんでもない失敗を引き起こしてばかりのチャチャが、狼男のリーヤや魔法使いのしいねなど、個性的な人物たちに囲まれながら毎日を楽しく過ごす様子が描かれます。
少女漫画ではありますが、アニメ放送当時は少年たちにも人気でした。ちなみにアニメ版ではチャチャがマジカルプリンセスに変身しますが、これは原作にはない設定です。
やることなすこと常に失敗ばかりのチャチャですが、いつも笑顔で一生懸命な様子は何だか憎めません。チャチャのドジっぷりには癒やされること間違いなしですよ。
1991~1992年アニメ放送
『きんぎょ注意報!』
『きんぎょ注意報!』
猫部ねこ(著)、講談社
父の死をきっかけに田舎ノ中学校に転校した千歳。わぴこをはじめとする自由すぎる生徒たちとの日常は衝撃的なことばかり。さらに、田舎ノ中学校が廃校寸前だということを知ってしまい……。
わぴこや千歳が通う田舎ノ中学校は、ウシやニワトリなどの動物たちと机を並べる一風変わった学校。
そんな学校を知的で品のある学校に変えようと奮闘する千歳と、とにかく自由でマイペースなわぴことの掛け合いが面白い作品です。
動物が生徒として勉強していたり、ピンク色の金魚「ぎょぴちゃん」が空を飛んだり人の言葉を話したり。テンションの高いギャグ漫画をお探しであればぜひ。
1990~1992年アニメ放送
『まじかる☆タルるートくん』
『まじかる☆タルるートくん』
江川達也(著)、集英社
勉強も運動も苦手な小学生・本丸は、ある日父親の部屋にあった大魔法百科で、落ちこぼれの魔法使いのタルるートを召喚してしまい……。
本丸とタルるートの落ちこぼれコンビが騒動を起こすドタバタコメディ。タルるートの起こす失敗から、話がどう転ぶのか? 1話ごとにワクワクしながら読めることでしょう。
2人の失敗が可愛くて楽しい作品ですが、彼らの失敗は「世の中何でも思い通りにいかない」というメッセージも感じます。
大人になって改めて読むと、新しい発見があるかもしれません。
1992~1994年アニメ放送
『ツヨシしっかりしなさい』
『ツヨシしっかりしなさい』
永松潔(著)、講談社
勉強以外は何でもできるスーパー高校生のツヨシ。母と姉の2人にこき使われながらも、ツヨシは日々を楽しく過ごしているが……。
ツヨシを中心に井川家の日常を描くギャグ漫画。
本作では、派手な事件は起こりません。しかし、ギャグ漫画の王道的な展開についつい笑ってしまうんです!
女性が強い家庭で育った人は、こき使われるツヨシに共感を覚えたのではないでしょうか? 続編もあわせて読んでみてくださいね。
1992~1993年アニメ放送
『南国少年パプワくん』
『南国少年パプワくん』
柴田亜美(著)、スクウェア・エニックス
世界最強の殺し屋集団「ガンマ団」のナンバー1 シンタローは、弟のコタローを救うため、青い秘石を盗んで逃亡する。逃亡先のパプワ島で、シンタローはパプワという少年と出会うが……。
ギャグ、シリアスな要素も楽しめるファンタジーコメディ作品です。
ブラコンのシンタローや「んばば」が口癖のパプワはもちろん、巨大カタツムリでオカマのイトウくん、美脚で網タイツを履いている鯛魚人のタンノくんなど、斬新すぎるキャラクターが多く登場。
物語後半は、青の一族・赤の一族の話が中心となりシリアスな展開が続きます。シンタローはコタローと再会できるのでしょうか?
1992~1993年アニメ放送
『みかん・絵日記』
『みかん・絵日記』
安孫子三和(著)、白泉社
オレンジ色のオス猫を拾い、「みかん」と名付けて自分の家で飼うことにした吐夢。実はこの猫、人間の言葉が話せて、絵や字もかける不思議な猫だった……。
猫のみかんと、飼い主である草凪家が繰り広げるほのぼのストーリー。
みかんの仕草や動作は、とにかく可愛くてたまりません! この漫画を読んで「猫を飼ってみたい!」と思った方も少なくないでしょう。
温かくて優しい物語が、疲れた心をきっと癒やしてくれるはずです。
子供の頃を振り返りながら読んでみて!
今回紹介した漫画の中に、当時好きだった作品はありましたか?
90年代当時を思い出しながら、これらの作品を読んでみてはいかがでしょうか。
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