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医療漫画の傑作5選|医療ドラマでも人気沸騰の名作揃い!


医療の現場を題材にした漫画は、数多く出版されています。
ヒトの命を救うという緊張感あふれるストーリー。そして医者、患者、家族をめぐる人間模様を描く医療漫画は、テレビドラマ化もされやすく、人気のジャンルですよね。
名作揃いのドラマ化された医療漫画の中で、特に傑作だと思う作品を5つ選んでみました。

まだ読んだことがない作品がある人は、ぜひ一度手に取ってみてください。

 

手塚治虫『ブラック・ジャック』

コミック『ブラック・ジャック』表紙

ブラック・ジャック
手塚治虫(著)、秋田書店

医療漫画の傑作といえば、『ブラック・ジャック』抜きには語れません。
1973年から1983年にかけて「週刊少年チャンピオン」に連載された、手塚治虫氏による不朽の名作で、医療漫画の原点ともいえる作品です。

手塚治虫氏は医師免許を持っていたので、医療描写はリアリティがあります。架空の病気や荒唐無稽な描写が出てくるという、漫画の世界ならではの展開が見ものです。
物語は1話完結型ですが、どの話もドラマ化できそうな深い人間模様が描かれています。

無免許でありながら、天才的なテクニックを持つブラック・ジャック。法外な治療費を要求し、時に冷酷に見えることもありますが、自分の中に正義を持っていて、それに従って行動する医者です。

ブラック・ジャック全編で見ることができる深い倫理観は、大人になった今読んでも、深く考えさせられます。
年齢を問わず、一度は読んでほしい名作漫画です。

⇒作品一覧はこちら

 

乃木坂太郎『医龍-Team Medical Dragon-』

コミック『医龍-Team Medical Doragon-』表紙

医龍-Team Medical Doragon-
乃木坂太郎(著)、小学館

『医龍-Team Medical Dragon-』は2002年から2011年にかけて「ビッグコミックスペリオール」に連載された医療漫画です。2006年には坂口憲二さん主演でドラマ化され大ヒットし、第4期まで制作されました。

天才的な腕を持つものの、日本の医学界に嫌気がさし、自堕落に生きていた心臓外科医の朝田龍太郎が、大学病院へ復帰するところからストーリーは始まります。

掟破りの行動と見事な技術で、周りの医者を巻き込みながら患者を救っていく様子。そして一癖も二癖もある登場人物たちが織りなす物語は、ページをめくる手が止まらなくなりますよ。

大学病院の医局のドロドロとした人間関係も見どころの一つです。とにかくエンターテインメント性が高い『医龍』は、医学知識が全くない人でも問題なく楽しむことができます。

全25巻という長編漫画ですが、一気読みしてしまうこと間違いなしの傑作医療ドラマ漫画です。

 

山本航暉『ゴッドハンド輝』

コミック『ゴッドハンド輝』表紙

ゴッドハンド輝
山本航暉(著)、講談社

『ゴッドハンド輝』は2001年から2011年にかけて「週刊少年マガジン」に連載されていた医療漫画です。
全62巻という超大作で、2009年にはテレビドラマ化されました。

『ゴッドハンド輝』の最大の特徴は、医療漫画なのに人が死なないこと! なんと主人公の真東輝は、研修医時代から一度も患者の死に目に会ったことがないという天運の持ち主。普段はドジで頼りない感じなのに、難しい手術になると、ゴッドハンドと呼ばれた死んだ父親が乗り移ったかのような名医に様変わりします。

舞台の「ヴァルハラ」と呼ばれる病院には名医が集まっており、整形外科医や麻酔科医など主人公以外の医者にもスポットを当てています。医者の仕事に興味がある人にもおすすめの漫画です。

 

村上もとか『JIN-仁-』

コミック『JIN-仁-』表紙

JIN-仁-
村上もとか(著)、集英社

『JIN-仁-』は2000年から2010年にかけて「スーパージャンプ」で連載された、医療漫画と時代劇漫画の両面を持つ作品です。2009年には第1期、2011年には第2期(完結編)としてテレビドラマ化されました。

『JIN-仁-』の主人公 南方仁も、他の漫画の主人公のように、天才的な腕を持つ外科医ですが、他の漫画と違うところは、幕末時代へとタイムスリップしてしまう点です。
道具や薬などが圧倒的に足りない状況の中、病気やケガに苦しむ人々を助けるために南方が奮闘します。

設定はSF要素の高いタイムスリップものですが、医療の内容としては、発展途上国や僻地、災害現場での医療に通ずるものがあるのではないでしょうか?

本作の舞台は幕末。坂本龍馬や緒方洪庵など、歴史上の実在する人物もでてきます。
歴史ファンにとっても興味深い漫画だと思いますよ。

 

佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』

コミック『ブラックジャックによろしく』表紙

ブラックジャックによろしく
佐藤秀峰(著)、講談社

『ブラックジャックによろしく』は、2002年から2006年にかけて「モーニング」に連載された医療漫画です。2003年には妻夫木聡さん主演でテレビドラマ化されました。

上で紹介した4つの漫画の主人公は皆天才的な腕を持つ医者でしたが、本作の主人公 斉藤英二郎は、ごくごく普通の研修医。
理想の医者を目指す研修医が直面する、医療の現実が描かれている作品です。

英二郎は研修医であるため、様々な診療科を回ります。
その先々で直面する問題に苦悩し、時に問題を起こしながらも成長していく姿は、正直なところ決して格好良くはありません。

それでも読んでいるうちに心から応援したくなる、そんな漫画です。

 

胸が熱くなる医療漫画で人間ドラマを楽しもう!

私が読んだことのある医療漫画の中から、傑作だと思う作品を5つ選んでみました。
どの作品も、命の重みを考えさせられる深い作品ばかりです。

ハラハラさせられ、胸が熱くなる人間ドラマの数々を、楽しんでみませんか?

 

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