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バレーボール漫画は『ハイキュー!!』だけじゃない! 王道から隠れた名作までご紹介


2018年9月からバレーボールの世界選手権(世界バレー)が開幕し、バレー界も盛り上がってきていますね。

バレーボール漫画といえば人気漫画『ハイキュー!!』を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、他にも名作はたくさんあります。

ここでは、おすすめのバレーボール漫画をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

 

西崎泰正・渡辺ツルヤ『神様のバレー』

神様のバレー
西崎泰正(著)、渡辺ツルヤ(著)、芳文社

実業団Vリーグチーム「日村化成ガンマンズ」のアナリストである阿月総一は性格に難があるものの、アナリストとしては超一流。

しかし現状に満足できない阿月は、「万年1回戦負けのチームを全国優勝させれば、全日本男子の監督になれる」という会長の賭けに乗り、とある中学校のバレー部のコーチになるが……。

 

アナリストとは、相手チームを分析して監督に作戦を指示する専門家のこと。選手や監督とはまた違う、一風変わった視点でバレーボールを楽しめる作品となっています。

体格・体力・技術などすべてにおいて劣っている弱小チームを阿月が立て直し、全国優勝に導いていく姿は実に爽快です。

 

日本橋ヨヲコ『少女ファイト』

少女ファイト
日本橋ヨヲコ(著)、講談社

事故で姉を亡くした小学生の練(ねり)は、そのことを忘れるためにバレーに没頭する。その姿は「狂犬」と呼ばれるほど熱心なものだった。

チームメイトの裏切りなどが原因で中学時代は実力を隠し、友達も作らなかった練。しかし3年生のとある試合で、けが人の代わりに急きょ試合に出ることになり……。

 

過去の出来事がきっかけでバレーボールから遠ざかっていた練が、再びバレーに挑むことで仲間とともに成長していく過程が描かれています。

練はもちろん、友人や家族などの悩みや葛藤も浮き彫りに。和気あいあいとスポーツを楽しむような内容ではなく、人と人との関係性や練の感情などがシリアスに展開されます。

 

粂田晃宏『不沈アタッカー』

不沈アタッカー
粂田晃宏(著)、講談社

中学時代に憧れていた怪物と呼ばれる男・真木を追いかけ、静波高バレー部に入部した海野。しかし海野は雑巾係となり、憧れていた真木もとんでもない暴君だった。

ある日真木と話した際に、現状に満足してしまっている自分に気づき、レギュラー入りを目指すようになる。

 

憧れの真木の動きを完全にコピーできるほどの才能が隠れていた海野。
ワンマンな態度を繰り返し、人を踏みつけるなどの暴力もおかまいなしの真木に食らいつきながら、徐々に成長していく姿が印象的です。

作者である粂田さんは実際にバレー経験者ということもあり、コートやネットなどの描写も正確で非常に臨場感を感じられます。

男くさい王道の青春熱血バレーボール漫画が読みたいときにおすすめです。

 

中馬孝博『VS.アゲイン』

VS.アゲイン
中馬孝博(著)、講談社

ネリモ食品で営業のエースと言われている挟土繋(はさどつなぐ)は、ある日物産展でのトラブルがきっかけで広報の未来と出会う。

今はほとんど機能していない会社のバレーチームのマネージャーを務めているという未来。かつてそのチームでセッターを務めていた繋は、またバレーの世界に戻ってきてほしいと言われるが……。

 

過去のとある試合のせいで解体となってしまった実業団バレーボールチーム「ネリモオーシャンズ」。

一度は挫折を経験している繫が、サラリーマンとして働きながらもう一度バレーボールと向き合い、Vリーグ昇格を目指す姿が描かれています。

社会人としての目線で見ると、スポ根や青春ものとはまた違ったバレーの良さを味わえるでしょう。日頃頑張る大人のみなさんに読んでほしい作品です。

 

田中相『その娘、武蔵』

その娘、武蔵
田中相(著)、講談社

中学女子バレー界で知らぬものはいないほどの実力を持つ武蔵は、全日本中学校バレーボール選手権大会で優勝した際のインタビューで「部活なんて続けている意味がない」とバレーを辞めることを宣言。

高校生になり、普通の生活をしようと意気込んでいたが……。

 

高校で無理やりバレー部に入れられてしまった武蔵が再びバレーと向き合い、部活をやることの意味を探していく青春物語。
監督の体罰が原因で腫れ物扱いされていたバレー部の再生も描かれています。

男勝りな武蔵の心の成長から、目が離せなくなりますよ。

 

男『バレーの球語』

バレーの球語
僕男(著)、小学館

25歳のフリーター・春男は、パチンコの帰り道にかつてクラスメイトだった幸司と再会。高校時代にバレー部だった春男は、高校バレー部の顧問に誘われる。

バレーへの気持ちが再燃していた春男だったが、女子バレー部の面々はとにかくクセ者揃いだった。

 

可愛らしいイラストで描かれていますが、中身は泥臭い熱血スポ根もの。
はじめは女子部員と全くかみ合わなかった春男ですが、彼女たちに向き合い、気持ちをしっかり受け止める姿が非常に印象的です。

熱いスポーツ漫画を探している方は、ぜひ読んでみてください。

 

達哉『ハリガネサービス』

ハリガネサービス
荒達哉(著)、秋田書店

中学のバレー部でピンチサーバーだった下平は、都立豊瀬高校のバレー部に入部。
プロの世界とは違い、中学のピンチサーバーとは「補欠扱い」ということ。それを知る先輩たちの反応は冷ややかだった。

ある日の朝練で、元中学東京都選抜のスパイカー間白、セッター松方、リベロ金田とともに2対2の練習をすることになった下平がサーブを打つと……。

 

レシーブ・トス・スパイクとそれぞれ実力を持った同期たちに囲まれながら、下平が成長していく姿が描かれます。

中学時代にずっと補欠だった下平には、実はサーブを狙ったところへ正確に落とせるという驚異的な能力がありました。

仲間との間にも次第に信頼が生まれ、チームが成長していく姿が印象的です。天才でも器用でもない主人公だからこそ、応援したくなります。

 

満田拓也『健太やります!』

『健太やります!』表紙

健太やります!
満田拓也(著)、小学館

坂見台高校のバレー部でレギュラーになると意気込む健太は、アタッカーの隆彦と出会う。
隆彦のプレーを見て、もっと上手くなれると確信した健太。しかし坂見台高校のバレー部には、部員が2人を含めても5人しかいなかった……。

 

元祖バレーボール漫画といえばこの作品! 満田拓也さんといえば、野球漫画の『MAJOR』の作者としても有名です。

平凡ながらも根性で粘るプレーが持ち味の健太と、天才的なアタッカーである隆彦が、弱小バレー部を県大会へと導く物語。選手たちが努力する姿や、心の内がしっかりと描かれています。

連載当時と現在でバレーのルールが変わっていますが、スポ根漫画が好きな人や、漫画で感動したい人にはおすすめしたい作品です。

 

バレーで成長する主人公達の爽やかな姿は必見!

おすすめのバレーボール漫画をご紹介しました。気になる作品はありましたか?

どの作品もそれぞれ魅力があり、バレーボールがさまざまな視点で描かれているので、バレーボール経験者もそうでない方もきっと楽しんでいただけると思います!

ぜひ読んでみてくださいね。

【関連記事】時間を忘れて夢中になれる!90年代スポーツ漫画

 

熱いスポーツ漫画をもっと読みたい方にはこちらの特集がおすすめです!

 

今回ご紹介した漫画

神様のバレー
西崎泰正(著)、渡辺ツルヤ(著)、芳文社

少女ファイト
日本橋ヨヲコ(著)、講談社

不沈アタッカー
粂田晃宏(著)、講談社

VS.アゲイン
中馬孝博(著)、講談社

その娘、武蔵
田中相(著)、講談社

バレーの球語
僕男(著)、小学館

ハリガネサービス
荒達哉(著)、秋田書店

健太やります!
満田拓也(著)、小学館