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幕末が舞台!激動の時代を描いたおすすめの漫画


幕末が舞台の漫画

日本の歴史の中でも、大きな転換期を迎えた幕末(江戸時代末期)。

幕末とは、だいたい1853年のペリー来航から1867年の大政奉還までの期間を指します。ほんの十数年ですが、日本の運命を左右するさまざまな事件・出来事が起きた激動の時代なのです。

 

幕末の歴史を知れば知るほど、当時の偉人たちが1つでも判断を誤っていたら「今の日本は存在しなかったんだろうな」と考えさせられます。

幕末は、日本史上で最も激動の時代であったといっても過言ではありません。

この記事では、そんな激動の時代・幕末を舞台にしたおすすめの漫画作品をご紹介します。

 

幕末を楽しく勉強したい方におすすめ
『風雲児たち 幕末編』

『風雲児たち 幕末編』表紙

風雲児たち 幕末編
みなもと太郎(著)、リイド社

幕末の歴史を勉強すると、尊王攘夷派、佐幕派などの言葉が出てきます。中には混乱する……という方もいるかもしれません。

江戸時代末期は、藩ごとに思想が対立して内戦が起きた時代です。当時の出来事や思想のちがいを、正確に理解している人は少ないのではないでしょうか。

 

藩ごとの対立構造を漫画でわかりやすく描いたのが『風雲児たち 幕末編』。

タイトルだけを見ると「お固い歴史漫画」と思う人もいることでしょう。
ですが安心してください。ギャグテイストで表現されているので、歴史が苦手な人でも読みやすい内容です。

ギャグテイストではありますが、歴史書といっていいほど当時の出来事や歴史上の人物が詳しく描かれています。

学校の授業や大河ドラマなどで、幕末の歴史を大まかに理解している方にとっては、この漫画を読むことでより正確に幕末の歴史について知ることができるはずです。
楽しく幕末の歴史を勉強したい人におすすめの漫画ですよ!

 

主人公は新撰組・沖田総司
『アサギロ~浅葱狼~』

『アサギロ~浅葱狼~』表紙

アサギロ~浅葱狼~
ヒラマツ・ミノル(著)、小学館

新撰組の沖田総司を主人公とした漫画です。

沖田というと、さわやかで美男子の剣豪として描かれることが多いですよね。

しかしこの漫画の沖田総司に対する解釈は独特で、「剣以外のことはどこか欠落した人間」として描かれているところが面白いんです。
わたしは、沖田の空気の読めないところ、抜けているところに親しみを持ちました。

 

沖田だけでなく、近藤勇や土方歳三などの実在の人物も、漫画ならではの表現で丁寧に描かれています。どの人物にも独特の個性があり、変に美化されていないところに好感が持てるはず。
剣術や真剣で切り合うシーンも迫力満点です。

ほぼ史実通りにストーリーは進んでいきます。しかし、その後の展開を分かっていたとしても、最後まで目が離せなくなることでしょう。

 

現代の医者が幕末の日本にタイムスリップ
『JIN―仁―』

『JIN―仁―』表紙

JIN―仁―
村上もとか(著)、集英社

現代の日本で暮らす脳外科医・南方仁が、突如幕末の日本にタイムスリップしてしまい、江戸時代の医療発展に貢献するお話。
現在の新しい医療技術を用いることで、歴史は変わってしまい、南方はそのことに葛藤します。

南方が現代に戻ってこられるのか、それともタイムスリップしたままその時代を生きていくのか? 最後には、きっと予想を裏切られるはずです。

 

1つの漫画で、幕末史・当時の風俗・医療技術が学べる傑作です。

2009年と2011年に放送された、大沢たかおさん主演のドラマを見ていた方も多いのではないでしょうか?
漫画版とドラマ版では結末も違うので、漫画未読の人はぜひ読んでみてくださいね。

 

坂本竜馬の生涯を描く
『お~い!竜馬』

『お~い!竜馬』表紙

お~い!竜馬
小山ゆう(漫画)、武田鉄矢(原作)、小学館

土佐藩士・坂本竜馬の生涯を描いた漫画。坂本竜馬が、とにかく格好良く描かれています!
竜馬や彼を取り巻く人々が日本の未来を真剣に考える姿を見て、漫画の世界に引き込まれてしまいました。

ちなみに本作は、原作者の武田鉄矢さんと、作画担当の小山ゆうさんにより、虚実もところどころ加えられています。

 

竜馬だけでなく、岡田以蔵の描かれ方も見逃せません。

実はわたし、この漫画を読むまでは「人斬り以蔵」のイメージが強くて、岡田以蔵のことがあまり好きではありませんでした……。
しかし、自分の筋を通す一本気のある男として描かれているのを見て、岡田以蔵のイメージが変わったのです!

坂本竜馬ファンはもちろん、岡田以蔵ファンの方にもぜひ読んでみてほしい漫画です。

 

新撰組・土方歳三が主役!
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』

『ちるらん 新撰組鎮魂歌』表紙

ちるらん 新撰組鎮魂歌
橋本エイジ(漫画)、梅村真也(原作)、徳間書店

新撰組の土方歳三を主人公とした漫画。

先に紹介した『アサギロ』が硬派な新撰組なら、『ちるらん』は現在風に描かれた、比較的ライトな新撰組です。
フィクションを交えつつ基本は史実通りなので、新しいタイプの新撰組漫画として読んでみてはいかがでしょうか。

 

本作での土方は「切れ者の鬼の副長」としては描かれていません。
特に、新撰組結成前の土方は単細胞でケンカも弱く、とても斬新な解釈だなと思いました。

土方の描かれ方以上にびっくりしたのが松平容保。
松平は逆臣の汚名を着せられており、義理堅い・愚直な大名というイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

なんと、『ちるらん』の松平は、ファンキーで男気あふれる武士なのです。

自分のイメージする偉人たちの姿との違いを楽しみながら読んでみてくださいね。

 

漫画で学ぼう。複雑、だけどたのしい幕末の歴史!

複雑な時代ではありますが、日本の歴史を知るうえで幕末は欠かせません。

当時の人たちの生き様や時代背景を、漫画から学んでみてはいかがでしょうか

 

今回ご紹介した漫画

風雲児たち 幕末編
みなもと太郎(著)、リイド社

アサギロ〜浅葱狼〜
ヒラマツ・ミノル(著)、小学館

JIN―仁―
村上もとか(著)、集英社

お〜い!竜馬
小山ゆう(漫画)、武田鉄矢(原作)、小学館

ちるらん 新撰組鎮魂歌
橋本エイジ(漫画)、梅村真也(原作)、徳間書店

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