ブックオフオンラインコラム
ブックオフオンライントップへ
ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > コミック(テーマ別) > マンガ家が主人公の漫画が熱すぎる!|マンガ家漫画のおすすめ4選

マンガ家が主人公の漫画が熱すぎる!|マンガ家漫画のおすすめ4選


みなさんの中には、マンガ家を目指したことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、実際にデビューしてプロのマンガ家になれるのはほんの一握りと言われています。

プロになってからもコンスタントに売れる漫画を描き続けることは、生半可なことではありません。そんなマンガ家の生活や、漫画業界を描いたおすすめの漫画を4冊紹介します。

 

週刊少年ジャンプでの連載を描く
バクマン。

 

バクマン。
大場つぐみ(原作)、小畑健(漫画)、集英社

 

作画担当の真城最高と、ストーリー担当の高木秋人の二人がコンビを組んで、週刊少年ジャンプで連載する過程と活躍を描いた物語。

物語は真城と高木が中学3年生のころからスタートしますが、漫画にかける二人の情熱がとにかくスゴイ!特に本気になった真城が「一分一秒でも無駄にしたくない」「絵の上達は際限がない」と時間さえあれば絵の練習をする姿に心打たれました。

「どれがヒットするかはわからない」と高木が悩む姿に、マンガ家や編集者が面白いと思っても読者に受ける漫画を作るのってむずかしいのだなあと感じます。

 

作者の大場氏と小畑氏も、作画とストーリーを分担して漫画を描いているので、実際の二人の制作過程を漫画で表現しているかのよう。主人公二人はマンガ家ですが、人生をかけて夢に向かって努力する姿は、すべての人に共通するのではないでしょうか。

やる気を出したいときにおすすめしたい漫画です。

 

とにかくアツい熱血マンガ家
吼えろペン

吠えろペン
島本和彦(著)、小学館

熱血マンガ家・炎尾燃を主人公にした『燃えよペン』の続編です。前作の『燃えよペン』を読むと本作の理解がより深まりますが、未読でも問題なく楽しめる内容となっています。

 

普段は攻めの姿勢でアツい炎尾燃が、ネームが煮詰まったときや担当編集者に内容を酷評されたときに、弱気になったりへこんだりする姿が人間臭くて共感できます。物語前半のいかにも漫画的なぶっ飛んだ話よりも、後半の主人公が苦悩する姿やライバルマンガ家との対決話の方が個人的には好みです。

 

作者の島本氏は「この話を本気にしないでほしい」と言っていますが、タイトな締切や担当とのやり取りは作者本人の実体験を描いていると思いました。島本氏の独特のアツいセリフは「クサイ」と思いつつも、落ち込んだときに読むと元気が湧いてきます。

 

キレイな言葉でまとめた自己啓発本よりも、ガツンと胸に来るものがあります。

 

藤子不二雄の自伝漫画
まんが道

まんが道
藤子不二雄A(著)、中央公論新社

 

「藤子不二雄」を、安孫子氏の視点で描いた自伝漫画。

「藤子不二雄」という名前は、藤本弘氏(藤子・F・不二雄)と安孫子素雄氏(藤子不二雄A)の漫画ユニットの共同ペンネームです。

 

富山から上京して、手塚治虫先生に会いに行くところから物語はスタートします。藤子不二雄としてマンガ家デビューをするまでの道のりや、マンガ家になってからの苦悩や喜びが鮮明に描かれています。運動が苦手でケンカが弱いことにコンプレックスを抱いている二人は「漫画なら誰にも負けない」「何があっても漫画は一生捨てない」と少年時代から漫画に対してだけは自信を持っていました。

 

大きな成功を収める人は、コンプレックスをバネにのし上がっていくのだなあと改めて実感しました。この漫画を見て『ドラえもん』に登場するのび太君は、二人の少年時代の体験をベースにして作られたキャラクターだと確信しました。

 

主人公二人を取り巻くマンガ家や出版社が実名で作中に出てきて、当時の漫画界の状況がかなり詳しく描かれています。

 

昭和の漫画史として後世に残したい、完成度の高い作品といっても過言ではありません。

 

東村アキコ氏のルーツがわかる!
かくかくしかじか

かくかくしかじか
東村アキコ(著)、集英社

 

『海月姫』や『東京タラレバ娘』の作者・東村アキコ氏のエッセイ漫画。

 

東村氏の漫画はどれも好きなのですが、彼女の漫画の中でもこの作品が一番好きです。

東村氏の漫画は実写化やアニメ化されることが多いので、この漫画を読むまで東村氏は天才型のマンガ家さんだと思っていました。しかし、東村氏の絵や漫画にかける情熱がヒシヒシと伝わってきて、今の地位を得るまでに相当努力したんだなあと感じました。

 

また、東村氏と恩師の日高先生との関係も素敵です。

東村氏ならではのテンポの良いギャグで二人の関係が描かれていますが、ところどころウルッときます。特に後半は泣けます。

 

東村氏のルーツがわかる漫画なので、東村氏の漫画が好きな人はぜひ手に取ってみてください。

 

夢に向かって努力する大切さを教えてくれるマンガ家漫画

マンガ家が困難を乗り越えて努力する姿や漫画にかける情熱は、マンガ家志望の人ではなくても学ぶところはたくさんあります。

最近、「やる気がない」「努力しても無駄」と思っている人は、漫画を通して彼らのアツい思いに触れてみませんか?

夢や目標に向かってやる気になるきっかけになるかもしれませんよ。

 

 今回ご紹介した漫画

バクマン。』大場つぐみ(原作)、小畑健(漫画)、集英社

吼えろペン』島本和彦(著)、小学館

まんが道』藤子不二雄A(著)、中央公論新社

かくかくしかじか』東村アキコ(著)、集英社

 

マンガ家以外にも、さまざまなお仕事をテーマにした漫画が沢山あります。

こんな仕事のマンガもあるんだ!と新たな発見もあるかもしれません。