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文具漫画がアツイ!「文具」がテーマのおすすめ漫画4選


 

日課として漫画を読むのが欠かせない、漫画好きの私ですが、この頃「ステーショナリー漫画」に夢中になっています。

文字通り「文具」をテーマにした漫画なのですが、ニッチなジャンルかと思いきや、今「アツい」ジャンルでもあります。(実際のところ「文具」をテーマにした作品は数多く、ここ数年においてはその勢いを増しています。)

 

日常生活を送る上で、文具は必要不可欠なものです。

「文具」が好きな方、こだわりがある方、こだわりはないけど裏技を知りたい方……ぜひ一度読んでみてくださいね。

 

あの懐かしい文具が登場!
『文野さんの文具な日常』

『文野さんの文具な日常』
榎本あかまる(著)、徳間書店

会社の離れ小島のふたり席。

牧田主任のとなりには、鉄壁対応で恐れられる新入社員の文野さんがいる。

しかし、彼女には懐かしい文具で遊ぶ趣味があり…。

文具×OL、おとなりコメディ開幕♪(表紙裏)

 

思わず「懐かしい!!!」と気持ちが昂ぶること間違いなしの作品。

たとえば、1巻では「ロケット鉛筆」(レモン株式会社)、「まとまるくん」(ヒノデワシ株式会社)、「ミニ四駆レースえんぴつ」(株式会社ファーベル)、「多機能筆箱」といった文具が登場します。

 

また、懐かしい文具が登場するだけでなく、“あるある”が楽しめるのもポイント。

たとえば1話の「ロケット鉛筆」。芯を1本でもなくすと使えなくなることや、芯を抜き差しするのが楽しいこと、1本で11色の色鉛筆版ロケット鉛筆があること……。

もし上記の文具をご存知の方でしたら、きっと小学生当時の記憶が蘇ることでしょう。

 

ファンタジー×文具
『文具を買うなら異世界で!』

『文具を買うなら異世界で!』
とよだたつき(原作)、海産物(漫画)、高畑正幸(文具監修)

 

冒険の書がうまく書けず、レベルアップできずにいる剣士アーヴェル。

ある日彼は、不思議な道具が揃った「しろがね文具堂」を訪れて……。

フリクションボール、ジャポニカ学習帳など実在の定番文具が、剣士、獣人、魔法使い等、異世界住人の手に渡ると――!?

文具に込められた知恵と工夫が、異世界ライフの質を高めるリアル文具ファンタジー!!(表紙裏)

 

こちらも実際の「文具」が登場する作品。

通称“文具王”の高畑正幸さんが監修していることもあって、文房具にまつわる奥深い魅力を充分に知ることができる一冊に仕上がっています。

1話では、主人公のアーヴェルが、冒険の記録を書かなくてはならなくなり、しろがね文具堂を訪れます。そこで勧められたのは「ジャポニカ学習帳」(ショウワノート株式会社)。ノートの仕様上、ダンジョンに入った時間や出た時間、地図を管理するには最適な製品なのでした!

いろんな観点から文具の魅力が語られているので、改めて気づくことも多いですよ。

実際に存在する文具が、ファンタジー界でどのように使われるのか、そのアレンジ方法に注目です!

 

笑って学べる文具の豆知識!
『ぶんぐりころころ』

『ぶんぐりころころ』
安藤正基(著)、講談社

デジタル全盛の現代。えんぴつ、消しゴムだのの時代は終わった……!? まさか、とんでもない! 進化を止めない魅惑の“文房具”たちの世界を柿心地さららがナビゲート! 第1巻には、消えるボールペン、針なしステープラー、超便利マグネットバー、キング・オブ・消しゴム、アニマルラバーバンド、芯の折れないシャープペン、イケメン付箋、魔法のインキ、サクサク切れるハサミが登場!!(表紙裏)

 

「ひたすら笑った後は文房具が欲しくなるスゴイ漫画!!」とコクヨ(株)広報担当者が推薦した作品。

この作品は、豆知識がとにかく盛りだくさん。

たとえば、消えるボールペン「フリクション」(パイロットコーポレーション)。フリクションのインクは、熱で消え、冷やすと浮き出る仕様になっています。そのため、消してしまった文字でも、紙を冷やすと文字が浮かび上がってくるんです!

 

このように、あまり知られていない文具の豆知識を知るならこの漫画がおすすめです。

また、各社の広報担当による「おすすめコメント」が掲載されているのも興味深いですよ。

 

マニアックな文具に胸が疼く
『きまじめ姫と文房具王子』

『きまじめ姫と文房具王子』
藤原嗚呼子(著)、小学館

京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。研究室が相部屋になると聞かされ、訪ねると…そこには溢れんばかりの文房具の山が!!

なんと同室の男性講師・蜂谷皐月は超文房具マニア。周囲の文房具に触ることも嫌がられ、先が思いやられるかの子。

しかしかの子にも文房具にまつわる、“胸疼く思い出”が…!?

身近な文房具と人生が交差する、新感覚ドラマ。(表紙裏)

 

これまで紹介した作品とは異なり、マニアックな文具をテーマにした作品。

たとえば、「101ラピスブルー」(ペリカン社)。これは、ヴィンテージペリカンの101モデルの中でも、特に希少価値があるとされている万年筆。

主人公は、恩師からの贈り物である「101ラピスブルー」を初めて使った瞬間、これまで自分が使ってきた文具とは違う「書き心地」に驚くことになります。あの、“自分にフィットしたペンに巡り会えた時の感動”……文具好きならわかっていただける感覚かと思います。

 

他にも、「戦時中の文具」や「吉田茂がサンフランシスコ講和条約の署名に使用した万年筆」のお話など、一般的に知られていないような文具がお好きな方にはたまらない作品ですよ。

 

文具の魅力を味わえる漫画たち

日常生活を送る上で必要不可欠な文具。

「ステーショナリー漫画」で、ぜひ文具の魅力を味わってみてはいかがでしょう?

 

今回ご紹介した文具漫画

文野さんの文具な日常』榎本あかまる(著)、徳間書店
文具を買うなら異世界で!』とよだたつき(原作)、海産物(漫画)、高畑正幸(文具監修)
ぶんぐりころころ』安藤正基(著)、講談社
きまじめ姫と文房具王子』藤原嗚呼子(著)、小学館

 

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。