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【勉強になるおすすめ漫画5選】面白くてためになる漫画を厳選!


漫画は娯楽の一種ですが、漫画で得た知識が実生活で役にたったり、教養が深まったりすることがありませんか?

知らない業界のことを知ったりすることもできますよね。むずかしい内容であっても、絵がありストーリーが構成されている漫画ならではの表現だからこそ頭に入りやすかったりします。

この記事では大人が読んでも勉強になる漫画を5つご紹介します。

 

投資の知識を得たいならこれ!

 

『インベスターZ』
三田紀房(著)、 講談社

この漫画の舞台は全国有数の進学校・道塾学園の投資部。投資部のメンバーが株式投資をすることで学校運営資金を稼ぎ、全校生徒の学費を無料にしています。株式投資の入門的なことから実践的な知識までかなり詳しく描かれています。

初心者向けの株式投資の実用書はたくさんありますが、専門用語が多いため途中で挫折してしまう人もいるのではないでしょうか。私もその一人です。作中で投資部のメンバーがゲーム感覚で投資を行うため、楽しみながら投資の知識を得ることができます。

投資の専門家曰く「多少ずれている部分はあるけど、この漫画に描かれた投資の知識は実戦でも十分通用する」とのこと。資産運用や投資に興味はあるけど、実用書はハードルが高いという人におすすめの漫画です。

投資の勉強だけでなく、話も面白いので一気に読み進めることができますよ。

 

受験生の必読書、源氏物語を漫画で学ぶ

 

『あさきゆめみし』
大和和紀(著)、 講談社

源氏物語は日本が世界に誇る古典文学ですが、「詳細なストーリーは知らない」という声をよく耳にします。『あさきゆめみし』は、「宇治十帖」を含む源氏物語54帖分の全ストーリーをかなり忠実に再現した漫画です。大学受験の予備校では受験生向けの必読本として本棚に置かれるほど古典の勉強に役立ちます。

私自身も大学受験の勉強でこの漫画にはかなりお世話になりました。

大人になって小説家が手掛けた源氏物語の現代語訳本を何冊か読みましたが、『あさきゆめみし』は作者さんが詳細に調べて作った漫画なんだと実感したほどです。源氏物語は古典文学といえども、人がうらやむ美貌と才能に恵まれた源氏の君が抱える苦悩と女の生き方を考えさせられる読み応えのある深いストーリーです。

日本だけでなく世界各国で読まれる理由も納得できますね。

 

現役麻酔科医監修、リアルな医療の現場を描く

『麻酔科医ハナ』
  なかお白亜(著)、松本克平(監修)、双葉社

外科医や看護師を主人公とした医療漫画を読んだことのある人は多いのではないでしょうか。この漫画は数ある医療漫画の中でも麻酔科医にスポットをあてたちょっと珍しいお話です。現役の麻酔科医・松本克平氏が監修を行っているため、麻酔科医のリアルな目線で医療の現場、仕事内容、日常生活が描かれています。

別の医療漫画で麻酔科医は外科医から派生した職業で、外科手術では欠かせない役割を担うことは知っていました。しかし、人手不足であることから複数手術を兼任していて激務であること。その中で人の命を左右するようなむずかしい選択に迫られる厳しい職業であることをこの漫画を読んで初めて知ったのです。

その他にも「硬膜外麻酔」や「全身麻酔」など医学的な知識も勉強にもなりました。主人公の新人麻酔科医・ハナ子の成長や個性豊かな上司・先輩との人間関係も見逃せません。

リアルな医療漫画を読みたい人におすすめです。

 

働く人みんなに読んでもらいたい!


『働きマン』
安野モヨコ(著)、講談社

出版社の週刊誌編集部を舞台とした仕事や働き方をテーマとした漫画です。主人公は松方という女性の有能な編集者ですが、松方以外の人物にもスポットが当たり、その人の仕事観がリアルに描かれています。

仕事系の漫画は読者のお手本となるような有能なサラリーマンやデキル女を中心に話が進むものが目立ちます。しかし、この漫画では松方のようなやる気があって優秀な人間だけにスポットが当たるわけではありません。

口ばかりのやる気のない新人、男尊女卑の激しい嫌味な上司、女を武器にして仕事をとる同僚などいろんな仕事観を持つ人間の働き方が結構リアルに表現されています。思わず「うちの職場にもこんな人いるわ」「コイツのイヤな部分は自分にも当てはまるかも」とつぶやいてしまうほど。

仕事を頑張っている人、仕事にやる気のない人、働く人みんなに読んでもらいたい漫画です。自分の仕事について考え直すきっかけになるかもしれませんよ。

 

90%が実話の戦争漫画。太平洋戦争の事実を描く

 『総員玉砕せよ!』
水木しげる(著)、講談社

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげる氏が太平洋戦争・ズンゲンの戦いに出兵した経験をもとにして描いた戦争漫画です。戦争で亡くなった人を英霊として美化する風潮がありますが、この漫画は一兵卒の立場から見た戦争であるため、いわゆる感動的な話はありません。

日本軍の作戦の杜撰さ、物資のない中での苦しい戦い、日本軍内部の残虐行為など、学校の授業では学べない戦争の真実が生々しく描かれています。

作者曰く「作中の出来事は90%事実」とのこと。

私はこの漫画を読んだあとに「水木しげる先生はこの体験を後世に伝えるために絶望的な戦況の中から奇跡的な生還を遂げた」と思いました。

1945年に太平洋戦争が終結して70年以上たっているため、リアルな戦争体験者は年々減ってきています。太平洋戦争の事実を風化させないためにも、戦争を知らない世代、特に若い人に読んでもらいたい漫画です。

 

勉強になる漫画で楽しみながら知識を増やそう!

投資、古典文学、医療現場、働き方、歴史と勉強になる漫画を厳選して紹介しました。上に挙げた5つの漫画はすべて事実に基づいて作られたり、作者さんが綿密な取材や調査を行ったりしたうえで描かれた作品です。

単純な娯楽漫画ではなく、知識や教養が深まる漫画を読んでみたい人はぜひ手に取ってみてください。

 


今回ご紹介した漫画


インベスターZ
三田紀房(著)、 講談社


あさきゆめみし
大和和紀(著)、 講談社


麻酔科医ハナ
なかお白亜(著)、松本克平(監修)、双葉社


働きマン
安野モヨコ(著)、講談社


総員玉砕せよ!水木しげる(著)、講談社


 

読むだけで勉強になる漫画はまだまだあります!この機会に、ぜひ読んでみてくださいね。