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1日1冊を目標に!「ながら」読書のススメ


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1日1冊を目標としながら読書を進めている私ですが、時々「えらいね、私も最近本を読んでいないから読まなくちゃ」と言われることがあります。

そう、私たちはつい「知識を身につけるためにも、定期的に本を読まないといけない」と思ってしまいがちです。

しかし、個人的には、強制的に本を読む必要はないと思っています。なぜなら、インプットの方法は読書以外にもたくさんあるからです。また、本を読んでも忘れてしまっては意味がありません。

 

話は変わりますが、ドイツの天才哲学者・ショウペンハウエルは『読書について』でこのように書いています。

【読書とは他人にものを考えてもらうことである。1 日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく】。

読書=称えられがちな趣味ではありますが、対して、こんな批判的な捉え方もあるのです。

さて、前書きが長くなってしまいましたが、今回のテーマは「読書術」です。
我流ではありますが、無理なく読書を愉しんでいただくための手助けとなれば幸いです。

 

どのように読む時間をつくるか

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ワンオペ育児のワーキングマザーである私の暮らしには、”自由に使える一人の時間”がほとんどありません。出産前までは、通勤時間などスキマ時間に本を読んでいましたが、今は1歳の子どもが一緒なので本を読むことはできない状態です。

私だけでなく、大半の方が、読書時間を確保するとしたら、休日、早朝、深夜ぐらいだと思います。なので、「読書したいけどなかなか時間なくて…」に陥ってしまうのも、仕方がないことだと思っています。(私もその一人です)。

そのため、私は「わざわざ読む時間をつくる」のを諦めました。

その代わり「何かをしながら、読む」ことにしています。なので、一人散歩しながら、お風呂に入りながら、トイレに入りながら、朝食を食べながら(一人で食べる時のみ)、家族の食事を作りながら、身支度をしながら、部屋の掃除をしながら、本を読みます。

 

「ながら」読書のメリットは

・短時間で読まなければならないという焦りから、脳がフル回転し、半端ない集中力を発揮できること
・~しながら、の行動は毎日必ず行うことなので、癖づけば読書が習慣づくこと

などが挙げられます。

本来はゆっくりと読書をする時間を作りたいのですが、それだと寝落ちしてしまうことが多いので、子どもがもう少し大きくなるまではこの手法で続ける予定です。
また「ながら」読書だと、1冊の本を読むのに何十日もかかるのでは?という疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。

そこで、次章にて私なりのコツをお伝えしたいと思います。

 

「ながら」読書のコツ

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◆超短時間でインプットできるスキルを身につける

「~しながら」本を読むので、読書している時間は非常に短いです。
超短時間で読書をするためには・・・速読が不可欠です。

速読の技術を身に付けたい読者の方にオススメなのが、佐藤優さんの『読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』。

佐藤優さんは、なんと1ヶ月で平均 300 冊の本を読むのだとか。
あれだけ売れっ子で秒刻みのスケジュールをこなす佐藤さんが、1ヶ月300冊……1日10冊をどのように読んでいるか気になりませんか?また、1日1冊なら頑張れそうな気がしませんか?

佐藤さんの読書スタイルは「絶対に読まなくてはならない本を絞り込み、それ以外については速読する」というものです。

1冊5分程度で読む「超速読」、30分~3時間で読む「普通の速読」、短時間で書く読書ノート作成方法……文章の流れを掴むコツがたっぷりと詰まった一冊です。

 

◆オーディオブックを活用する

オーディオブックは、耳で聴く本のことです。FeBeやAudibleなどのサービスが有名ではないでしょうか。

単純に流しっぱなしでいいので、「ながら」読書にはぴったりです。流れてくる内容をきちんと理解するためにも、何も考えずにできることを「しながら」読むのをお勧めします。

また、読むスピードを変更することもできます。2倍速にすれば、単行本200ページをわずか2時間で読むことができるといわれていますよ。

 

どんな風に作品を選ぶか

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では次に、「読む本をどうやって決めているか」ということについて。

私の答えは決まってシンプルです。「興味のある本しか読みません」。興味がなければ、眠たくなってしまって挫折するケースが多いので・・・。小説・新書・ビジネス書は問いません。ジャンルもばらばらです。

とはいえ、興味のある本というとどうしても偏りが出てしまうので、幅を広げるためにも自分が敬愛する作家や評論家、アーティストが推薦している作品も読みます。それらは、間接的に興味のある本だからです。

ちなみに、選書というテーマでおすすめなのが、斎藤孝さんの『大人のための読書の全技術』。

読書のライフスタイルを確立する、読書の量を増やす(速読)、読書の質を上げる(精読)、読書の幅を広げる(本選び)、読書を武器にする(アウトプット)、社会人が読んでおくべき 50 冊など、目から鱗の内容が存分に載っています。

ぜひ、参考になさってくださいね。

■今回ご紹介した本
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』佐藤優【著】
大人のための読書の全技術』齋藤孝【著】


 

下記でも読書術・読書論・書店&本屋本まで、本好きな人にぜひ読んでほしい「本&読書についての本」をご紹介しています。これを読めばあなたももっと読書ツウになれるかも?

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。