クリスマス&冬にぴったり!心が“ホッ”とあたたかくなる本
クリスマスやお正月など、楽しいイベントがもりだくさんの冬!
なのに、どこか寂しさも感じますよね。
そんな時に読みたい、心が“ホッ”とあたたまる本をご提案します♪
なんとなく寂しくなる“冬”は、
“本”で心をあたためる!
秋になると急に日が短くなって、あっという間に冬へ――。
この時期に、なぜか寂しい気持ちになる、という人は多いようです。
木枯らしが吹き、人肌が恋しくなるこの季節。理由もないこの寂しさやせつなさ……感じたことありませんか?
読書をすると、いいことがいっぱい!
読んでいる本の世界に没頭することでリラックス効果が得られたり、普段の生活で溜まってしまったストレスを解きほどく、そんな力があるそうです。
おやすみ前や空いた時間に、やさしくてあたたかい本を読んで心もほっこり♪
クリスマスやお正月。冬に読むのにピッタリな、心があたたまる本をご紹介します!
心が“ホッ”とあたたかくなるおすすめの本
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
東野圭吾(著)、KADOKAWA
いろんな悩みの相談に乗ってくれるナミヤ雑貨店。
時空を超えて様々な人物たちが繋がっていく、心がほっこりあたたまる5つの物語。
東野圭吾さんといえばミステリー小説の印象が強いですが、こちらのファンタジー作品、おすすめです!
『輝く夜』
百田尚樹(著)、講談社
クリスマス・イヴをテーマにした5つの奇跡。
“クリスマス×奇跡”はベタかな~? と思いながらも、最後には幸せな気持でいっぱいに!
「聖夜の贈り物」が改題された作品ですので、読んだことのある方はご注意くださいね。
『大停電の夜に』
源孝志(著)、講談社
豊川悦司さん主演映画のノベライズ本。クリスマスにピッタリなので選んでみました。
クリスマス・イヴの東京を襲った大停電。
真っ暗な中で、さまざまな思いを抱える12人の男女が暗闇の中で見つけたものは――。
『サンタのおばさん』
東野圭吾(著)、杉田比呂美(画)、文藝春秋
こちらは児童書なのですが、大人も楽しめるとってもいいお話なのでご紹介します。
毎年恒例のサンタクロース会議で、女性サンタを認めるかどうかで議論に! おかしくもちょっと切ないクリスマス・ストーリー。
『つるかめ助産院』
小川糸(著)、集英社
寒い冬だからこそ! 南の島を舞台にしたお話はいかがですか?
ひとり訪れた沖縄の助産院で妊娠を告げられたまりあ。
家族を失い心が傷ついていたが、助産院ではたらくひとたちの優しさにつつまれ、自分の過去と向き合いはじめる――。
寒さなんて、なんくるないさ~。
『季節風 冬』
重松清(著)、文藝春秋
重松清さん「季節風シリーズ」の冬編。寒い冬がたちまちあたたかくなり、そしてちょっぴり泣ける短編集です。
48人が織りなす48の物語を、春・夏・秋・冬で12ずつに分けられているこの季節風シリーズ。
季節の移ろいとともに「冬」以外の作品も読んでみてくださいね。
『八朔の冬』
高田郁(著)、角川春樹事務所
最後は時代小説からこちらの作品をピックアップ。「八朔の雪」から始まるみをつくし料理帖シリーズ。
蕎麦屋「つる家」で働く少女・澪の大大大奮闘を描く、江戸情緒あふれる作品です。
年末年始、一気に読んでみてはいかがでしょうか! 読むとおなかがすいてくるので、お正月太りにご注意です。
本を読んで心を温かく♪
冬におすすめの小説7作品をご紹介させていただきました。
ぜひぜひ、物語のぬくもりを感じとってみてくださいね。
あたたかいココアを飲みながら読むのもよし、半身浴をしながら読むのもよし!
身も心もあたたかくなって、この冬は「寂しさ」を感じない素敵な季節になるかも――?
今回紹介した書籍
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
東野圭吾(著)、KADOKAWA
『輝く夜』
百田尚樹(著)、講談社
『大停電の夜に』
源孝志(著)、講談社
『サンタのおばさん』
東野圭吾(著)、杉田比呂美(画)、文藝春秋
『つるかめ助産院』
小川糸(著)、集英社
『季節風 冬』
重松清(著)、文藝春秋
『八朔の冬』
高田郁(著)、角川春樹事務所
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