【読書が続かないあなたに】読書を継続させるための簡単3つのコツ
更新日:2018/2/23
あなたにとって、読書とは「娯楽」ですか?「勉強」ですか?
実は、読書を継続している人の多くは、本を読むことを“楽しい”と感じる傾向があるそうです。
とは言え、楽しいだけではなかなか時間が作れなかったり、そもそも読書が楽しいってどういうことなのかピンとこなかったりするかもしれませんね。
そこで今回は、読書を継続することのメリットと、続けるための3つのコツをご紹介していきたいと思います。
読書を継続するとなぜ良い?
たとえば、1日10分の読書タイムを設けたとして、それを1週間続けられれば70分に、1ヶ月続ければ約5時間になります。難読な本でなければ、1冊を読みきるのには十分な時間ではないでしょうか。
逆に、1日で1冊の本を読みきろうと思って仮に5時間を捻出しようとしても、仕事や家事、その他の趣味に充てる時間もありますから、なかなか難しいものですよね。
そして、思うように読み進められないことから、「読書は時間がないと厳しい」という意識がより強くなってしまうのです。
本から得る情報は、“文章”を目で見て理解しようとすることで脳が刺激され、映像や音声から得る情報よりも記憶に残りやすいと言われています。
また、読書を通して、本の内容を自分も経験したかのような感覚を得ることがありますが、これも脳が活性化しているがゆえの出来事です。
一見すると受身の行動にも思える読書ですが、脳に与える影響は想像よりも大きいもの。読むことを継続することで、能力を上げたり、引き出したりすることも可能だと言われています。
コツ1.読書を毎日の習慣にする
読書を継続するためには、“習慣”にしてしまうのがベストです。
読書が続けられない人に理由を尋ねると、「時間がない」と回答する人がとても多いという結果が出ています。でも、時間は「ある」ものではなく、「作る」もの。
それでは、時間を作るためにはどんな方法があるのでしょうか?
◆時間を決めてライフスタイルに組み込む
電車通勤の間や昼休み、帰宅後の時間など、毎日決まったタイミングに時間が取れる方は、ライフスタイルの中に組み込んでしまいましょう。
特に、なんとなくスマホをいじってしまっている時間や、テレビを眺めている時間などを充てるといいですよ。
◆すきま時間にとにかく本を開く
子育て中でなかなか自分の時間が作れない、付き合いが多くて空き時間が多くはない、などという方は、ちょっとしたすきま時間を利用してみてください。
湯沸かしを待つ間や、折り返しの電話を待つ間などに“ながら読書”をする習慣をつけておくと、忙しい中でもコンスタントに本を読むことができます。
自分に合った時間の作り方で、読書の習慣化に取り組みましょう!
コツ2.読書の記録をつけてみよう
本を読み始めても3日坊主で終わってしまうタイプの方は、読んだ本の記録をつけてみるのがオススメ。
記録のつけかたは何でもOKです。手帳にタイトルや感想を記入していってもいいですし、SNSに投稿する方法もあります。
文章を書くことが好きならば、ブログなどに読んだ本を紹介するような記事を書いていくのも楽しいかもしれません。もし、本好きの知り合いがいるなら、お互いに読んだ本を共有し合うのもいいでしょう。
闇雲に読書を続けるよりも、記録に残したり、他の人に発信したりした方が、目的や楽しみを見つけやすくなります。もしかしたら、人脈を広げるきっかけにもなるかもしれませんよ!
コツ3.自分に合わない本には執着しないこと!
読み始めたものの、「どうにも内容が頭に入ってこない」「眠くなってくる」といった場合には、無理して読みきろうとせずに潔く、“読まない”という選択をすることも大切です。
身にならないうえに、苦痛であり、時間の浪費にもなってしまいます。課題や勉強で必要な場合を除いては、自分に合わない本には執着しないようにしましょう。
自分に合わない本に見切りをつけるためには、常に2,3冊のストック本を用意しておくのがおすすめです。
もし、今読んでいる本よりストック本の方が魅力的に見えるようになったら、1つめのサイン。読み続けるか迷ってしまったら一度ストック本に降格させて、1冊読み終えてからまた手に取ってみてください。
それでもまだ手ごたえを感じないようなら、今の自分には合わなかったのだ、と思い切って本棚に戻します。あるいは、必要としている人に手に取ってもらえるよう、手放してしまうのも方法です。
習慣化しやすい環境づくりが、継続のコツ
読書を継続するためのコツを3つご紹介しましたが、どの方法も特別難しくはありません。
ビギナーは読む本の内容やジャンルにこだわるよりも、まずは毎日コンスタントに本を手に取り、目を通すことが重要です。
小さな積み重ねが大きな成果につながりますので、ぜひトライしてみてください!
自分に合った読書をして、読書効果を高めましょう!