引越し準備には片付ける順番とコツがあった!
更新日:2017/11/16
引越しするときの一番の悩みといえば、荷造りをどう進めていくか? ではないでしょうか。
何も考えずに荷造りしてしまうと、効率が悪くなるだけでなく、大切なものをなくしたり、引越し前後の生活に困ってしまったりすることも……!
そこで、荷造りをうまく行うコツや注意点をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
引越しの荷造りをする際の注意点
まず、いくつか注意点をあげます。
【1.普段使わないものから】
荷造りをする際は、普段の生活で使っていないものから始め、日常的に使うものは最後に箱詰めすることがポイントです。
【2.新居の部屋ごとに箱詰め】
荷造りは、新居で生活しやすいように行うのが鉄則。
種類で分けるのではなく、新居の部屋ごとに分けて荷造りを行うようにしましょう。
【3.段ボールには「部屋名」と「品名」を記載】
新居での搬入や荷ほどきをスムーズにするためにも、段ボールには部屋名と品名をわかりやすく記載しましょう。
【4.一人で持ち上げられる重さに】
段ボールにものを詰めるときは、一人で持ち上げられる重さにすることがポイント。
本や食器などの重さがあるものは小さい箱に、軽くてかさばるものは大きい箱に詰めるようにします。
【5.エアコンなどは専門業者に依頼】
エアコンやピアノなどは、専門業者への依頼が必要です。引越し業者に対応できない場合は、別途手配が必要になりますのでご注意を。
これらのことに注意して、荷造りを始めましょう!
【手順その1】まずは押し入れやクローゼットの中から
引越しの荷造りは、最初に季節ものの服や押し入れの中のもの、装飾品や雑貨など、普段使用していないものから箱詰めを始めます。
その際、新居に不要なものを持っていかないよう、できるだけ不用品を処分することがポイントです。
着なくなった服、使っていない食器や日用品、趣味や思い出の品、古くなったものなど、いらないかなと思うものは思い切って処分するようにしましょう!
引越しに伴う不用品は、リサイクル業者に引き取ってもらったり自治体で定められたゴミの収集日に出したりすることになります。
指定の回収日に出せなかったゴミや引越し当日に出たゴミは、「引越し(転居)ゴミ」として引き取ってもらう必要があります。費用や方法は自治体によって異なるので、事前に確認して忘れずに手配を済ませておきましょう。
【手順その2】引越し一週間前に使わないものを箱詰め
押し入れやクローゼットなどがだいたい片付いたら、次に引越し一週間前に最低限必要なものをリストアップしてみましょう。
そして、引越し一週間前に必要なものと、貴重品以外のものをすべて箱詰めしてしまいます。
効率良く荷造りを進めるポイントは、残しておく荷物はできるだけ最小限の量に留めること。「もしかしたらあれも必要かも」「これもなかったら不便かもしれない」ということを考えていると、片付くものも片付きません。
一週間くらいの旅行に行くくらいのつもりで必要なものを想定して、最小限のものを残すようにするとよいでしょう。
引越し一週間前になると、食材などの調整も必要です。
調理も最低限に留めるようにすれば、調理器具や食器、調味料や食材などもほとんど箱詰めできてしまいますね。多少の不便や余計な出費を伴うかもしれませんが、引越し準備を効率良く行うためには、できるだけ荷造りを優先するのがおすすめです。
【手順その3】引越し前日から当日まで
冷蔵庫は引越しの前日までに中身を空にして電源を切っておきましょう。
電源を切ると冷蔵庫内部の霜が溶けるので水抜きをしておきます。
水抜きの方法は冷蔵庫の水受けの水を捨てるだけ。水受け位置は冷蔵庫によって異なるので、取り扱い説明書などで確認してください。
洗濯機も水抜きや給水・排水ホースの取り外しなどが必要です。取り扱い説明書で方法を確認し、前日までに済ませておきましょう。
引越し当日になったら、残っている荷物をすべて箱詰めします。当日まで残しておいた荷物は、引越し先でもすぐに必要な荷物でもあるので、他の荷物に紛れないように注意してください。
車で移動するなら、自分で運んだ方がいいでしょう。貴重品は引越しの荷物に入れることはできませんので、自分で管理する必要があります。
ちょっとした荷造りのポイント
先にも述べた通り、引越しの荷造りは引越し先での荷ほどきがスムーズになることを意識して行うことが大切です。
基本的には新居の部屋ごとに分けて箱詰めしますが、注意したいのがテレビやDVDなどの映像機器、パソコン関連製品などの配線コードです。
引越し先でわからなくならないように、コードごとにシールを貼ったり、関連するコードやリモコンをひとつの袋にまとめたりするなどの工夫をしておくとよいでしょう。
また、引越し先で荷ほどきをする際に必要なものも、当日まで使用する日用品といっしょに箱詰めすると便利です。
ハサミやカッター、マジック、梱包用テープやゴミ袋、清掃用品などは、最後に箱詰めするようにしましょう。
すぐには終わらないからこそ計画的に!
引越しの荷造りは短時間でできるものではありません。
ある引越し業者の調査によると、荷造りに必要な平均日数は、一人暮らしで5日、ファミリーだと8日というデータがあります。
できれば引越し日の2週間くらい前から荷造りを初め、2日前くらいまでには大まかな荷物の箱詰めを完了しておくつもりで準備するとよいでしょう!
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日頃から準備をしておくことも大切です!