本の収納を効率的に!本棚の収納アイデア
読まなくなった本をリサイクルに出しても、お気に入りの本はやっぱり手元に残しておきたいものです。
そこで問題となるのが、収納場所の確保。置く場所に困って床に積み上げてしまうことはないでしょうか?
場所を取る本ですが、収納方法や本棚をちょっと工夫するだけで、驚くほど家の中に納めることができます!
ここでは、スペースをフル活用して大量の本を効率的にしまう方法をご紹介します。
壁一面、メインとなる本棚への収納方法
廊下に3つの本棚を並べて、単行本から大型本までおよそ1000冊収納しています。大量の本が並ぶと圧迫感があるため、本棚は明るいナチュラルカラーを選択しました。
本の日焼けを防ぐため、直射日光が差し込まない場所に配置しています。しかし、温かみのある壁と照明により、明るい雰囲気を醸しだせているのではないでしょうか?
付属の板を使って天井ぎりぎりまで棚を追加することも可能でしたが、天板部分に転倒防止グッズを設置して本棚を壁に固定。
重い大型本を下部に、軽めの単行本を上部に収納し、重量による不安定さも極力少なくすることで、もしものことがあっても倒れにくい並べ方をしています。
本棚は、木を薄いシート状にして合板を表面に貼り付けた突き板タイプ。安価でありながら反ったり伸縮したりしにくい素材なので、本の収納にピッタリです。
一方、リビングや玄関などのひと目に付きやすい場所には、オークやメープルといった天然木の本棚を置き、ぬくもり感や高級感が出るよう工夫しています。
本棚は長く使うインテリアなので、家の雰囲気に合った色味や素材を吟味して購入するといいでしょう。
本棚への収納方法にもひと工夫
本棚を選ぶとき、縦幅と横幅だけを考えがちですが、大量の本を収納するなら奥行きのたっぷりある本棚がおすすめです。
日本で市販されている単行本の一般的な奥行きは約11cm、マンガ本なら約12cm。奥行きが30cmの本棚であれば二重に収納できます。
さらに、できるだけ多くの本を収納したいなら、本棚に無駄な空間を無くすのが理想です。
そこで、本棚は棚板の高さを自分好みにカスタマイズできるタイプを選ぶのがポイント。高さ調整が自在にできれば、あらゆるサイズの本が収納できます。
実際に本を収納する際に気を付けたい点は、収納力があるからと横幅のある本棚を選び重い本をたくさん乗せた結果、棚板がたわんでしまうこと。
ひとつの棚板に、どのくらいの重量に耐えられるのか確認してから収納しましょう。
本棚に収納しにくい大型本や雑誌類は、インナーボックスの利用が便利です。
インナーボックスの色や素材は実にバラエティ。シンプルカラーの本棚であっても、素材のテイスト次第で空間のアクセントになりオリジナリティを出せます。
また、収納場所に困る大型本の定位置を確保しておくことで、置き場所に迷う大型本の購入を後押しするかもしれません。
子供向けの本棚周りには、ベンチを兼ねた収納ボックスを配置しています。
児童書は大きさがバラバラなことが多いため、雑多に入れて隠せる収納ボックスはとても重宝するんです。
なるべく図書館を利用し、数を増やさないようにすることもおすすめです。経済的な事情もありますが、親の感性にとらわれずたくさんの本にどんどん触れてほしいという思いがあります。
家のデッドスペースにも本を収納
いわゆるデッドスペースと言われる場所は、家の中にたくさんあります。
スペースを作るため無理にリフォームをしなくても、ベッド下や床下、クローゼットの中など、あらゆる場所にあるデッドスペースを見つけて本の収納場所にしてしまいましょう。
たとえば、調理中にさっと使いたいレシピ本は、キッチンカウンターの下にあるスペースを生かします。いつでも手に取ることができ、調理で飛び散る水や油汚れからも防げるんです。
お鍋などを入れる引出しの中も意外な収納場所です。
大型本であっても、重さに耐えられる構造のキャビネットなら問題ありません。
家の中にデッドスペースを見つけたら、まずは手持ちの本をお気に入りの本や読む頻度の高い本と、読む機会は少ないものの残しておきたい本の2タイプに分けましょう。
前者は本棚にディスプレイするように収納し、後者はデッドスペースに賢く収納します。
しっかり分類しておけば、生活空間がすっきりするだけでなく、いざ処分しようというときにも無駄な時間が省けます。
上手に本を収納して、思い入れのある本に囲まれた贅沢な空間を
大量の本を収納するため、本棚の選び方や収納のポイントをご紹介しました。
我が家は引越しのたびに本を処分しているため、残っている本は思い入れのある本ばかり。限られたスペースにできるだけ背表紙が見えるよう保管しています。
本が増えてきたな、と感じたらこれらの収納方法を参考にしてみてくださいね!
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