【妻のホンネ】旦那さんにやってもらいたい掃除の話。
消費税アップや値上げラッシュ。昔と比べて“奥さんも働きに出る時代”へと変化しています。
それと同時に、「旦那さんが子どもの面倒をみてくれる」「妊娠中は家事を手伝ってくれた」などと、“家でも働く旦那さん”というスタイルも昔と比べて多くなっているのかなぁと筆者は思います。「育メン」「主夫」などという言葉も昔は聞かなかったですよね。
でも旦那さんは手伝っているつもりでも「なんで○○してくれないの!」「○○じゃダメ!」などと奥さんにダメ出しされたことはありませんか?
今回は、世の旦那さんと奥さんの掃除に対する温度の違い、奥さんがほんとうにやってほしい掃除の話をしようと思います。
夫婦の掃除に対する温度差
まず、家の中の掃除場所、片付けるものを見てみましょう。
掃除機がけ、モップがけ、トイレ・お風呂・玄関掃除などの日常のもの。
そしてさらに、コンロの油汚れを落としたり洗面台の鏡磨き、子どもの食べこぼしを拭いたり玄関の靴をそろえたり………。細かい掃除を入れるとやることがいっぱい!(人にもよりますが)エンドレスに掃除する場所は発生していきます。
奥さんはキリなく掃除をしていて、何も知らない家族が汚していく……。そんな中で「風呂掃除したよ!(エッヘン)」と言うと、「風呂掃除したくらいで何よ!」と思われ、そういうストレスがだんだん溜まっていくのかもしれません。
本当なら奥さんが、毎日働いているのにお風呂掃除をしてくれた旦那さんに対して「ありがとう」と言うべきなのでしょうが、旦那さんの方から先に「いつも色々なところを掃除してくれてありがとう」と伝えると、「ううん、こちらこそお風呂掃除ありがとう」という気持ちが生まれます。
いつも掃除をしている奥さん。それを手伝う旦那さん。
奥さん:「私ばっかり!」
旦那さん:「仕事で疲れてる中手伝ってやったのに!」
という温度差は、お互いの「ありがとう」で縮まることが多いです。
奥さんが旦那さんにやってもらいたい掃除
さて、では奥さんはどんな掃除を手伝ってもらえるのが嬉しいのでしょうか。
1、使ったものを片付ける
意外と大事なのがこれ。出したらしまう、開けたら閉める、食べたら洗う。これをしっかり守ってくれるだけで、奥さんは大助かりです。ただ奥さんからしてみたら“当たり前のこと”なので、感謝されない可能性が高いです……。
2、トイレ・お風呂など水回りの掃除
「これくらいやってよ!」と思われているのがトイレとお風呂掃除。掃除の中でも単純なものなので、とりかかりやすいかもしれません。その他の水回りの掃除として排水溝の掃除もお手軽で喜ばれます。
3、高いところの掃除
女性は背が小さかったり、普段子どもと一緒にいると目線は常に下の方にあります。そうなると「高いところ」には目が行き届いていないことが多いです。たまには電気の傘、棚の上などを掃除すると良いですね!
4、聞いてみる
ダイレクトに「何すればいい?」と聞いてみるのも一つの手。「これをやったら喜んでくれるかなー」と思って掃除をしたのにダメ出しをされると、次からやる気なんて起きないもの。なのでその時必要としていることに手を貸すとお互い気持ちいいです。
おわりに
いかがでしたでしょうか? 奥様の性格はご家庭によって違うと思いますので、お試しの際は自己責任でお願いいたします。
でも、「ありがとう」の言葉ひとつで掃除や家事に対する夫婦の温度差は縮まるのだと思います。
掃除は女性の役目、という世の中の考えはそう簡単に抜けるものではありませんが、夫婦は持ちつ持たれつ。
一緒に協力して居心地のいい家を作っていきたいですね。
【おすすめの1冊】
『ベスト・パートナーになるために』
ジョン・グレイ(著)、大島渚(訳)
三笠書房
男と女は同じ人間の姿をしているけど違う生物! 男女の考え方の違いを理解するだけで、ちょっと快適に暮らせます。筆者の愛読書、おすすめです。
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奥さんにいろんな不満を感じている旦那さんの気持ちに迫ってみました。