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どこから始める? 大掃除のやり方【一人暮らし編】


どこから始める? 大掃除のやり方【一人暮らし編】

こんにちは。一人暮らし歴7年、年末の大掃除は必ずやる派のマチコです。

今年こそは大掃除やるぞ! と掃除道具を買い揃えたものの、どこからやったらいいのか分からなくて未だどこにも手をつけていない……そんな人はいませんか?

ここでは、「大掃除、まずはここから始めてみては?」という、効率的な大掃除の順番・掃除の仕方【一人暮らし編】をご紹介したいと思います。

 

まずは計画を立てる

大掃除に使える自分の時間を把握しよう!

一人暮らしの場合、掃除は休みの日などにコツコツやるしかありません。とはいえ、クリスマスや忘年会など、お出かけする機会も多いと思います。

先に大掃除の計画を立てておけば、決めた日に落ち着いて掃除を終わらせることができますよ。

たとえば、12/10はトイレ、12/11はキッチン、12/12はお風呂場……など。一か所ずつ計画して掃除を進めていくことで、終わらないかもしれない恐怖をなくします。

 

仮に掃除できる日が1日しかない場合は、1日でできる、一番気になるところだけ掃除すればいいのです。

家中すみずみまできれいに大掃除できたら気持ちいい……ですが、実際にかけられる時間と手間には限りがあるのを忘れてはいけません。
掃除にかけられる時間に対して、実際に掃除をしたい場所が多すぎたら、掃除の時間が足りなくなってしまいますよね。

思い切って、掃除する場所しない場所を決めてしまいしょう!
普段から掃除したいな……と、気になっている場所はありませんか? 掃除の優先順位を決めておくのは大切です。

 

大掃除をやるやらないの判断基準は?

大掃除をやるかやらないかの判断は、汚れているかどうかと、普段掃除をしない場所かどうかで決めます。

1年に1回だけ、大掃除のときにしか掃除しないような場所ってありますよね。
そのような場所は、ここで掃除をしないとまた来年まで掃除しないということになってしまいます。そのような場所は、優先して大掃除に組み込んでしまいましょう。

なかでもやっておきたいのが、汚れが目について気になるけれど普段なかなか掃除できない場所や、その場所を掃除すると部屋が明るくきれいに見えるような場所。
汚れた窓はきれいに拭くだけで部屋がきれいに見えて、「掃除した!」という満足感を味わえます。

逆に、普段から掃除しているから場所は後回し。もし時間があまったらやりましょう。

 

掃除道具は揃えておこう!

行き当たりばったりで掃除を始めると、あれがない、これがない、となりがちです。必要なものがないと、やる気もなくなってしまいますよね。

当日になって買い出しに行く……なんてことにならないように、掃除に使う道具や洗剤はあらかじめ用意しておきましょう!

 

大掃除の意識したいポイント

大掃除の順序には、大昔から伝わる不変のルールがあります。ご存知でしょうか?
これは一人暮らしでも家族住まいでも同じ、「上から下へ」「奥から手前へ」が基本です。

 

「上から下へ」は具体的に言うと、天井→壁→床、と掃除を進めること。払ったホコリやゴミは上から下へ落ちていくので、同じく上から下へと掃除を進めると効率がいいのです。

また「奥から手前へ」は一人暮らしのワンルームで言うと、部屋の奥から玄関へ向かって掃除するということ。掃除を玄関から始めると、外から持ちこんだ砂ボコリなどを室内に誘導してしまうことになりますよね。

掃除のときは、たとえば奥の窓と玄関など、必ず2か所以上を開けて空気の入り口と出口をつくり、チリやホコリが舞いあがって汚れた空気を、部屋の奥から玄関へと追い出しましょう。

 

大掃除の順番

それでは、掃除の効率よい手順をご紹介します。

私がここ数年続けているやり方なのですが、ぜひ参考にしてくださいね。“やらない”と決めた場所であれば、無理にやる必要はありません。

 

【1.不要なモノを捨てて整理整頓】

まずは部屋中のいらないモノを捨て、掃除しやすい環境をつくります。
たくさん捨てるほど、あとの掃除が楽になりますよ。ただし、あとで困るほどには捨てないようにしてくださいね。

モノは収納場所に入るだけと決め、あふれてしまった分は捨てる。これがポイントです。

 

【2.エアコンの掃除】

上にあるエアコンから。エアコンは積極的にキレイにして効率をよくすると、節電効果が期待できます。

~掃除方法~

①本体周囲のホコリを掃除機で吸い取る
②フィルターを取り外して洗い、干しておく
③内部は薄めた中性洗剤をつけて、手が届く範囲を拭く
④最後に水で絞った雑巾でもう一度拭く

※機種によって洗浄方法が合わない場合があります。取り扱い説明書をご確認ください。

 

注意したいのは、エアコンを触る前にまずコンセントを抜くこと。誤作動によるケガや故障を防ぐためにも大切なことです。

コンセントを抜けないときは、ブレーカーを落としてやりましょう。

 

【3.キッチンの掃除】

キッチン周辺の油汚れに大きな力を発揮するのが、重曹です。

重曹は値段が安く、油汚れなど酸性の汚れを落とす効果が高いのが大きなポイント。
使い方は、排水溝など汚れが気になる部分に粉のままふりかけて、ブラシでこするだけ。あとは水で洗い流せばOKです。

 

コンロ周りのベタつきには、重曹スプレーがおすすめ。
スプレー容器に水200mlと重曹を小さじ2~3杯入れ、よく振って溶かします。そして気になる部分に吹きつけて雑巾で拭きとりましょう。

重曹は素手で触ると手が荒れることがあります。必ずゴム手袋を着けて作業してくださいね。

 

【4.トイレと洗面台の掃除】

トイレと洗面台で活躍するのは、クエン酸です。

クエン酸も重曹と同じく、値段が安くて気軽に使えます。アルカリ性の汚れに効果を発揮し、水アカやアンモニア汚れに強いのがポイント。

まずは重曹と同じく、クエン酸スプレーをつくることから始めます。スプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1杯を入れ、よく振って溶かせばできあがりです。

このスプレーを便器内に吹きかけ、ブラシでこすります。便器の周囲は、クエン酸スプレーを吹きつけてから雑巾で拭き掃除をしましょう。

スプレーで取れない頑固な汚れには、クエン酸の粉を直接ふりかけてブラシでこすります。クエン酸で取れない汚れには、重曹を使ってみてくださいね。

 

【5.天井・壁・床の掃き掃除】

天井と壁と床の掃き掃除は、ホコリを追い払うのが主な目的。力がいらないので、案外楽チンにクリアーできる部門です。

天井は乾拭きのクイックルワイパーか、柄の長いほうきの先に使い古しのストッキングまたは雑巾を巻きつけて、軽くなでるだけ。
壁も同じです。TVやカラーボックスなどの上のホコリは、ハンディモップなどで払いましょう。

そして最後に、床に掃除機をかければ終了です。天井や壁のホコリが完全に床に落ちるまで、少し時間を空けるとなお良し。

舞いあがるホコリを吸いこまないよう、必ずマスクをしてくださいね。

 

【6.窓と床の拭き掃除と、カーテンを洗う】

まずカーテンを外して洗濯機で洗います。その間に、窓を拭きます。

カーテンの洗濯が終了したら、フックを取りつけてカーテンレールに。カーテンレールで干せば、手間が省けていいですよね。

カーテンを洗う際は、洗濯表示をチェックし、洗濯機で洗えるかどうか確認することを忘れないでくださいね。

最後に床を拭きます。
固く絞った雑巾で水拭きか、あまり汚れていなければ乾拭きで済ませてもオッケーです!

 

頑張りすぎずにキレイを目指そう!

一人暮らしの大掃除を効率的に進める手順をご紹介しました。あまり気負わず、気軽に取り組んでみてくださいね。

大掃除のコツは、頑張りすぎないことです。

完全を目指さずとも、8割程度キレイになれば上出来と考えましょう。1日で全部済ませるのではなく、何日かに分けて取り組む方法もぜひお試しください。

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