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イヤなにおい撃退!洗濯機の掃除は酸素系漂白剤で


「洗ったのに、なんだかクサい――。」洗濯物や洗濯機のにおい、気になったことはありませんか?

洗濯機の「洗濯槽」が汚れていると、綺麗になるはずの衣類も汚く、クサくなってしまいます。

酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除すると、恐ろしいほど“ゴッソリ”汚れが落ちるんです。今すぐ試したくなる、洗濯槽の掃除法を伝授いたします!

 

そもそも洗濯槽って何でクサくなるのでしょう。

洗濯機から出るにおいは、洗濯槽の裏側についた黒カビや、細菌によって作りだされた硫黄化合物などが原因です。

洗濯槽の中は湿度が高く、さらに洗剤カスが残っているのでカビや細菌が繁殖しやすいのです。

「温度」「湿度」「栄養」と、カビにとって快適な生育条件がそろっている洗濯機。自分がもしカビだったら、間違いなく洗濯機に住むと思いますね……。

 

酸素系漂白剤って普通の漂白剤と違うの?

漂白剤といえば、ツーンとするにおいの塩素系漂白剤が思い浮かぶ方が多いと思います。市販の洗濯槽クリーナーは塩素系のものが多いんですよ。

酸素系と塩素系の違いを簡単に説明しますね。

■塩素系(次亜塩素酸ナトリウムなど)
…洗浄力が強く、殺菌効果バツグン。目に見えない汚れも分解!色柄物は色落ちする。

■酸素系(過炭酸ナトリウムなど)
…汚れを浮かせ、剥がす。白物にも使える優しい漂白剤。粉末と液体がある。

 

塩素系の殺菌効果もすごいのですが、今回ご紹介する洗濯槽の掃除には、“汚れを浮かせて剥がす”酸素系漂白剤を使います。

黒っぽいカスのようなものがたくさん出てくるのですが、その黒っぽいカス、酸素系漂白剤ユーザーの間で「ピロピロワカメ」と呼ばれています。
綺麗好きである私も試してみましたが、家の洗濯機からもピロピロワカメ、出てきました……。

酸素系漂白剤はドラッグストア、スーパーなど、身近な所で購入できます。過炭酸ナトリウム100%のものですと、大きめのお店やネットでしか取扱いがないかもしれません。

 

酸素系漂白剤を使った洗濯機の掃除方法

さて、実際に酸素系漂白剤を使って洗濯槽を掃除してみましょう。

①洗濯機に40℃~50℃のお湯を高水位でためる。
お風呂の残り湯でやるとちょうどいいです。ドラム式の場合は、ドアを開けることが可能な水位まで入れましょう。

②酸素系漂白剤を1パック投入!(500g以上)

③「洗い」のみ5分ほど行ない、そのまま3時間程放置。

④再度「洗い」のみを2~3回。浮いている黒いカス(ピロピロワカメ)を網などですくう。

⑤排水、脱水する。

⑥再度綺麗な水を入れ、洗い~脱水までを行なう。気になる方はそれを2~3回繰り返す。

 

時間はかかりますが、“ゴッソリ”取れます。

酸素系漂白剤には粉末と液体がありますが、粉末の方が洗浄力は高め。私は、家にあった100円程の液体の酸素系漂白剤を1パック使って洗濯槽の掃除をしてみましたが、じゅうぶん取れました。

綺麗になった洗濯機は、できるだけ綺麗さをキープしたいもの。洗濯機のフタはできるだけ開けっ放しにする、濡れたものを中に入れておかないなど、カビなどが繁殖しにくい環境を作ることも大事です。

 

洗濯機を掃除しよう!

酸素系漂白剤を使って洗濯槽の掃除をすると、効果がハッキリと目に見えてわかるので、とってもやりがいがあります。
洗濯機が綺麗になれば柔軟剤の効果もアップ!ぜひぜひ、お試しください!

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