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あの作品も宝塚で!?ヅカファンスタッフがオススメする宝塚歌劇団上演作品の原作本


こんにちは!ヅカファン(宝塚ファン)のアオノです。

 

ところでみなさま、宝塚といえば「ベルサイユのばら」のイメージをお持ちではないですか?

原作コミックも宝塚版もアニメも、わたしは大好きです。

しかしベルばらだけが宝塚ではありません!!

 

そこで今回は、宝塚歌劇団で上演された作品の原作本をご紹介します。

定番のあの作品から、SFや世界の名作まで……宝塚を観たことがないあなたも、上演作のジャンルの幅広さにびっくりすること間違いなし!

 

 

 1.ベルサイユのばら

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池田利代子(著),集英社文庫

 

そうです、宝塚といえばベルばらですね。
激動のフランス、身分違いの切ない恋……宝塚版も原作コミックも、バスティーユで毎回泣いてしまいます。

ベルばらのおかげで世界史が好きになった全国の乙女も多いのではないでしょうか?

世界史が苦手だったわたしとしては、高校生の時に出会いたかった作品です!

 

 

2.エリザベート 愛と死の輪舞

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小池修一郎(著)、ミヒャエル・クンツェ(原作)、角川文庫

 

こちらも宝塚では定番です。オーストリア皇妃 エリザベートと、黄泉の帝王 トート閣下の禁じられた愛を描きます。日本初演が宝塚で上演され、話題になりました。

「死」が人間の少女を愛する、なんてわたしも最初は想像がつきませんでした。

この物語の結末を、ハッピーエンドととらえるのかバッドエンドととらえるのか、わたしの周りでは意見が二分する作品。あなたはどっち?

 

 

3.カラマーゾフの兄弟

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フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)、亀山郁夫(訳)
光文社古典新訳文庫

 

まさか『カラマーゾフの兄弟』がミュージカルになるなんて……!

事件の犯人はいったい誰なのか………?!謎が謎を呼ぶドストエフスキーの最高傑作です。
この物語は、悲劇なのか、それとも運命に翻弄されるカラマーゾフの兄弟たちが見せる喜劇なのでしょうか。

長編小説なのでとっつきにくいわ!という方には、先にコミックで読んでから小説を読むのがおすすめです。

 

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『まんがで読破 カラマーゾフの兄弟(文庫版)』
バラエティ・アートワークス、イースト・プレス

 

ちなみにわたしは、宝塚版を観てから小説を読みましたが、すっと入り込めましたよ!

 

 

4.星の王子さま

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サン=テグジュペリ(著),河野万里子(訳)、新潮文庫

 

どうやって宝塚でミュージカルにするの?!と思った作品No.1です。

宝塚では、著者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの人生と『星の王子さま』の世界が交差するファンタジーでした。

一度は聞いたことがあるだろう名言の数々が心に響きます。大人になってから読むと、子どもの頃とはまた違った発見ができる作品ですので、再読をおすすめします!

 

 

5.伯爵令嬢

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細川智栄子あんど芙~みん(著)、秋田書店

 

宝塚では、壁ドンあり、おでこツンありの胸キュンオンパレードでした。

舞台は19世紀末のフランス。孤児院で育ったコリンヌを中心に、盲目の貴族リシャール、伯爵の息子アランらを描きます。
ザ・少女マンガ!とはこのことでしょう。少女マンガの胸キュンポイントが全部詰まった名作。キュンキュンしたい方におすすめ!

 

 

6.ルパン三世

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モンキー・パンチ(著)、双葉文庫版

おなじみルパン三世がまさかの宝塚に!

宝塚版はオリジナルストーリーですが、ルパン三世の主題歌や、銭型警部のテーマ曲満載で、コミカルな雰囲気はそのまま!さすがです。

原作のコミックは、モンキー・パンチさんの唯一無二のおしゃれな絵とセンスが最高なので、未読の方は一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

7.るろうに剣心 明治剣客浪漫譚

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和月伸宏(著)、集英社

 

とうとうやってくれました。

実写映画にもなったるろ剣が、宝塚でも上演されました!
左之助の斬馬刀や武田観柳のガトリングガンも見事に再現された舞台は圧巻でした。

『るろうに剣心』を読んで、歴史が好きになった、という方も多いのではないでしょうか? 明治時代のロマンと、仲間を信じ強くなっていく剣心たちの姿は必見です!

 

 

8.メイちゃんの執事

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宮城理子(著)、集英社

 

こちらもドラマ化、アニメ化されましたね。
宝塚ではルチア編を上演しており、チケットがなかなか取れない話題作でした。

普通の女の子が突然お嬢様になり、専属のイケメンの執事がつくなんて……ロマンチック!

しかし聖ルチア学園は女の世界。メイちゃんがんばれ!と応援したくなる一作。

 

 

9.銀河英雄伝説

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田中芳樹(著)、創元SF文庫

 

宝塚はSFもやります!

銀河英雄伝説初のミュージカル化が宝塚でした。

今もなお多くのファンに愛され続ける銀河英雄伝説ですが、愛されるには理由がある!
刊行されてから、30年以上の時を経た今読んでも、とにかく面白い。
こんなSFなかなかありませんよね……!

 

 

10.相棒

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碇卯人(著)、輿水泰弘(脚本)、朝日文庫

 

あの人気ドラマの「相棒」も上演されました!

ストーリーは宝塚オリジナルですが、登場人物はおなじみ、杉下右京とシーズン8に登場した神戸尊(ドラマ版では及川光博さん)。
ドラマで聞いていた右京さんと神戸さんのやりとりが宝塚で観られるなんて、今考えてもすごい!

ドラマと宝塚と小説を比べて楽しむのもおすすめです!

 

 

11.ブラックジャック

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手塚治虫(著)、秋田文庫版

手塚先生は宝塚からも沢山影響を受けていたようです。

宝塚で2回上演されており、あの顔の傷も、見事に再現されています!

学校の図書館などにも置かれる名作。
人の生き死についてこんなに考えさせられる作品を、わたしは他に知りません。

 

 

12.蒲田行進曲

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つかこうへい(著)、角川文庫

 

宝塚では「銀ちゃんの恋」として上演されました。

テンポのいいセリフと、昭和の人情活劇がたまらない!

もとは戯曲ですが、実はこちら、つかこうへいさん自身が小説にしています。
一度は読んでおきたい、つかこうへいさんの代表作です。

 

13.火怨 北の耀星アテルイ

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『火怨 北の耀星アテルイ』
高橋克彦(著)、講談社文庫

平安時代に起きた、坂上田村麻呂とアテルイの戦いを、アテルイ側から描いた長編歴史小説。

星組では『阿弖流為–ATERUI–』として上演されました。

蝦夷の誇りを持って戦うアテルイの姿には、胸が熱くなります。アテルイの物語は、歌舞伎NEXTで市川染五郎さん、中村勘九郎さん、中村七之助さんでも上演された、大人気の物語。
壮大なドラマと、故郷や民を想い立ち上がる男たちの熱い想いに、夢中になること間違いなし!

 

 

14.海底二万里

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『海底二万里』
ジュールヴェルヌ(著)、村松潔(訳)、新潮文庫

 

雪組で「CAPTAIN NEMO …ネモ船長と神秘の島…」として上演されました。

原作『海底二万里』は、アロナックス博士によって語られる潜水艦ノーチラス号とネモ船長たちを描いた海洋SF小説。

海底の神秘と不思議、そしてロマンが詰まった本作は、大人の想像力をこれでもか! とかき立ててくれるんです! しばらく冒険からかけ離れていた大人におすすめの一作!

 

15.はいからさんが通る

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『はいからさんが通る』
大和和紀(著)、講談社

 

大正時代の東京を舞台に、じゃじゃ馬の花村紅緒と、許嫁で笑い上戸の陸軍少尉の伊集院忍をめぐるラブコメの傑作。

花組にて上演されました。大正浪漫の華やかさと、漫画で感じたときめきが見事に再現されていました!

子どもの頃に、紅緒と少尉の恋に胸をときめかせた方も多いのではないでしょうか? 2017年には劇場版のアニメが上演されるなど、いつまでも色あせない名作です!

 

16.ポーの一族

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『ポーの一族』
萩尾望都(著)、小学館

 

吸血鬼伝説をベースにした、少年のまま永遠の時を生きる運命の吸血鬼の物語。

花組にて上演されました。原作から抜け出してきたような美しい世界に、ただただ圧巻され続けた舞台でした。

今も愛され続ける名作。まだ読んだことがない方は、とにかく一度『ポーの一族』を読んでほしい!! 読んだら、もう萩尾望都さんの世界から抜け出せなくなりますよ……!

 

あわせて楽しもう!

 

いかがでしたか?まだまだ紹介しきれていませんが、宝塚は様々なジャンルの作品を上演しています。

公演と共に、原作の本を読むのも楽しみのひとつです。

ぜひ読んでみてください!

 

■今回ご紹介した書籍■
1.『ベルサイユのばら』池田利代子(著),集英社文庫
2.『エリザベート 愛と死の輪舞
小池修一郎(著)、ミヒャエル・クンツェ(原作)、角川文庫
3.『カラマーゾフの兄弟
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)、亀山郁夫(訳)、光文社古典新訳文庫
まんがで読破 カラマーゾフの兄弟(文庫版)』バラエティ・アートワークス、イースト・プレス
4.『星の王子さま』サン=テグジュペリ(著)、河野万里子(訳)、新潮文庫
5.『伯爵令嬢』細川智栄子あんど芙~みん(著)、秋田書店
6.『ルパン三世』モンキー・パンチ(著)、双葉文庫版
7.『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』和月伸宏(著)、集英社
8.『メイちゃんの執事』宮城理子(著)、集英社
9.『銀河英雄伝説』田中芳樹(著)、創元SF文庫
10.『相棒』碇卯人(著)、輿水泰弘(脚本)、朝日文庫
11.『ブラックジャック』手塚治虫(著)、秋田文庫版
12.『蒲田行進曲』つかこうへい(著)、角川文庫
13.『火怨 北の耀星アテルイ』高橋克彦(著)、講談社文庫
14.『海底二万里』ジュールヴェルヌ(著)、村松潔(訳)、新潮文庫
15.『はいからさんが通る』大和和紀(著)、講談社
16.『ポーの一族』萩尾望都(著)、小学館文庫