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大人向けの恋愛小説おすすめ10選。人の数だけ愛の形がある。


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やってみたい!と思っても、実際にはできないことってたくさんありますよね。

やりたくてもできないことがある人は、読書をしてみませんか?
想像力を膨らませて作品の世界に入りこめば、実際に体験した気分になれるかもしれません。

今回ご紹介するのは、大人向けの恋愛小説です。

複数の相手との恋愛やダブル不倫など、さまざまな愛の形にどっぷりハマってみましょう!

 

永遠の幸せはどこにあるのだろう

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『肩ごしの恋人』
唯川恵(著)、集英社

 

奔放な愛し方しかできないるり子と、冷めた恋愛しかできない萌。

『肩ごしの恋人』は恋愛を通して自分らしい生き方を探し求める、対照的な2人の女性を描いた結川恵さんの恋愛小説です。

第126回直木賞受賞作品で、米倉涼子さん主演でドラマ化もされています。

結婚したからといって、永遠の幸せが保証されるわけではない今の世の中。
本当の幸せとは何かと考える人におすすめの作品です。

 

愛しているのに結ばれないふたり

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『サヨナライツカ』
辻仁成(著)、幻冬舎

 

辻仁成さんの『サヨナライツカ』は、愛していたのに別れなければならなかった女性と数十年後に再会してしまった男性を描いた恋愛小説です。

中山美穂さん主演で2010年に映画化されています。

女性を愛しているのに、様々なしがらみで妻と離婚できない男性。そして一途に男性を愛し続けた女性。
運命に翻弄されて結ばれない二人がとても切なくて涙を誘うので、泣きたい気分の時におすすめの小説です。

 

いつかわたしに訪れる運命の人

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『運命に、似た恋』
北川悦吏子(著)、文藝春秋

 

『運命に、似た恋』は、北川悦吏子さん脚本のドラマを小説家した作品です。

もしも数十年後に初恋の少年が目もくらむような美しい青年になって現れたら?というストーリーで、この恋は運命なのか、と悩む大人の女性の恋心が丁寧に描かれています。

少女時代の淡い初恋や、いつか自分にも運命の人が現れるはず、と思っていたピュアな気持ちが思い出せる作品なので、ときめきたい!という時にぜひ読んでください。

 

好きな人には言い寄れない

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『言い寄る』
田辺聖子(著)、講談社

 

言い寄ってくる男はたくさんいても、好きな男には言い寄ることができない……。

田辺聖子さんの『言い寄る』は、複数の男と恋愛を楽しみながらも、本当に好きな男には素直になれない女の恋愛模様を描いた作品です。

30年以上前に書かれた作品ですが、主人公の乃里子や乃里子を取り巻く男たちの心理描写が細やかに描かれており、古臭さは感じられません。
また、『言い寄る』は三部作になっており、『私的生活』、『苺をつぶしながら』でも乃里子が愛を模索する姿を読むことができますので、ちょっと長めの小説を読みたい!という時におすすめです。

 

愛の形に正解なんてないのかもしれない

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『A2Z』
山田詠美(著)、講談社

 

直木賞作家山田詠美さんの『A2Z』は、ダブル不倫を描いた小説です。

しかし、ダブル不倫といっても修羅場満載のドロドロした恋愛小説ではなく、夫婦関係を続けながらもお互いの不倫相手との恋愛を楽しむ大人の恋愛が描かれています。
不倫は社会的に認められるものではありませんが、男女の愛の形に正解はないかもしれない、と思わせる作品です。

 

あなたの未来がわかる

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『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
七月隆文(著)、宝島社

 

一目ぼれをした女性に、重大な秘密があったとしたら?

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、謎めいた彼女とのピュアな恋愛を描いた小説です。
不倫などのドロドロした描写がないので、さわやかな気分になりたいときにぜひ読んでください。

ライトノベルを中心に執筆活動をする七月隆文さんが初めて一般文芸ジャンルに挑んだ作品で、2016年に福士蒼汰さん主演で映画化されました。

 

時効間際の容疑者と不倫の恋に堕ちた僕

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『夜明けの街で』
東野圭吾(著)、 角川書店

 

東野圭吾さんの『夜明けの街で』は、不倫を軽蔑していた主人公が殺人事件の容疑者と不倫に陥ってしまう作品です。

東野圭吾さんはミステリー作家で『夜明けの街で』もジャンルとしてはミステリー小説ですが、主人公が不倫に悩むなど恋愛要素が多い珍しい作品なので、恋愛小説としても読み応えがあります。

甘いだけの恋愛小説では物足りない!という人におすすめの小説です。

 

15分間のラブストーリー

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『阪急電車』
有川浩(著)、 幻冬舎

 

電車を舞台にした恋愛を描いた、有川浩さんの『阪急電車』。

たった15分の乗車時間に凝縮された恋愛模様はドラマチックで、読む人の心を惹きつけます。

オムニバス形式で一話ごとに話がまとまっており、テンポよく読める作品なので長編小説が苦手な人にもおすすめです。
2011年に中谷美紀さん主演で映画化されているので、ぜひ映画もチェックしてみてください。

 

40代からの生き方を問いかける

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『マチネの終わりに』
平野啓一郎(著)、 毎日新聞出版

 

愛し合っていても、出会うタイミングを間違えると上手くいかない大人の恋愛を、芥川作家の平野啓一郎さんが書いた作品です。

恋愛に焦点をあてているものの、仕事との関わり方や生死観などで悩むことも多い40代からの生き方を模索する主人公たちの様子も描かれているので、甘いだけの恋愛小説では満足できない人にもおすすめ。

毎日新聞で連載後に書籍にまとめられた作品です。

 

安全でも、適切でもない恋に溺れた。

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 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』
江國香織(著)、集英社

 

10個の異なる恋愛を綴った江國香織さんの短編集。
不倫などの、安全でも適切でもない恋に溺れる女性たちが描かれており、第15回山本周五郎賞を受賞した作品でもあります。

一話ごとのページ数が少なく、また淡々とストーリーが進んでいくので読みやすいので、気軽に小説を読みたい人におすすめです。

作家の山田詠美さんの解説も収録されているので、山田詠美さんファンもぜひチェックしてみてください。

 

恋愛の形は様々

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大人向けの恋愛小説をご紹介しました。

映画化されている作品も多いので、小説が気に入ったら映画を観てさらに作品の世界に入りこんでみても良いでしょう。

どうぞお気に入りの恋愛小説を見つけて、読書でいろんな恋愛を体験してみてください。

 

今回ご紹介した書籍
肩ごしの恋人』唯川恵(著)、集英社
サヨナライツカ』辻仁成(著)、幻冬舎
運命に、似た恋』北川悦吏子(著)、文藝春秋
言い寄る』田辺聖子(著)、講談社
A2Z』山田詠美(著)、講談社
ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文(著)、宝島社
夜明けの街で』東野圭吾(著)、 角川書店
阪急電車』有川浩(著)、 幻冬舎
マチネの終わりに』平野啓一郎(著)、 毎日新聞出版
泳ぐのに、安全でも適切でもありません』江國香織(著)、集英社

 

人の数だけ恋愛のかたちがあっていいと思います。

ライター

アオノ
アオノ
本と芝居とミュージカルが好き。小説と児童書が特に好きです。週末の楽しみは、劇場へ行くこと。舞台を観るため各地へ飛び回るアラサ―女子です。