“本”で旅した気分に♪旅行に行けない人に捧ぐ本10選
海外旅行に行く機会、なくなったなぁ……。
そんなことを思ったときは、“本”で旅してみませんか?
“旅をした気分にひたれる本”を10冊あつめました。
読書をすると、行ったことがない場所へ行ったような気持ちになったり、日常生活からは想像できないシチュエーションを疑似体験することもできます。
手軽にいつもの生活と違った気分を味わうことができるだけでなく、読書にはストレス解消の効果などいろいろなメリットがあります。
日々の生活が忙しい方にこそおすすめです!
旅をした気分にひたれるおすすめ本
『いつも旅のなか』
角田光代(著)
旅好きである角田光代さんの旅行記。
20か国以上の旅の記録が描かれていて、角田さんの目を通してまるで自分が旅をしたかのような感覚に! 肩の力を抜きたいときにぜひ。
『かもめ食堂』
群ようこ(著)
映画にもなっているのでタイトルだけでもご存じかと思います。
ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」を舞台にした物語。フィンランドといえばムーミンと、この作品!
『深夜特急』
沢木耕太郎(著)
バックパッカーのバイブルとも呼ばれる紀行小説。でも、読んでしまったら行きたくてしょうがなくなるかも……? 注意が必要です。
『愉楽の園』
宮本輝(著)
舞台はタイ・バンコク。運河の町で恋におちた男女と風土とのかかわりあいを描く恋愛小説。
タイの「匂い」が小説から伝わってくるようです……。
『ゆめみるハワイ』
よしもとばなな(著)
ハワイに恋した小説家・よしもとばななさんのエッセイ。ハワイに行ったことがなくても、その光景が目に浮かびます。
『河童が覗いたインド』
妹尾河童(著)
ここまで面白く旅先を描ける方はいないのでは?
手書きのイラストと文字。ページを開いた瞬間から河童ワールドにひたれます。「ヨーロッパ版」もぜひ。
『パリでメシを食う。』
川内有緒(著)
パリにいつのまにか住み着いた10人の日本人を、インタビューしてまとめた一冊。肩の力がふっと抜けて、ちょっぴり感動。読んでいて幸せな気分に!
『食客旅行』
玉村豊男(著)
旅行と言えば「食」!という方はこの本がおすすめ。でも単なる食エッセイだけにとどまらず、内容がとにかく濃いんです。珠玉の一冊だと思います。
『インド旅行記』
中谷美紀(著)
女優・中谷美紀さんの旅の記録。全4巻、インドでの様子を知ることができます。河童さんがが覗いたインドとはまた違った、女性目線のインドを楽しめます。
『世界をひとりで歩いてみた』
眞鍋かをり(著)
サブタイトル「女30にして旅に目覚める」――。眞鍋かをりさんの行動力にびっくりです! ハラハラ・ドキドキ、とにかく一緒に楽しめます!
本を読むなら、いつ・どんな時がいいの?
日中1人でリラックスする時間がない! という方は、「朝読書」がおすすめです。なんだかとっても「朝読書」はいいみたいですね。読む時間も10~15分でOKです。
さらに、ストーリーの雰囲気にあった音楽を聴きながら読むことによって、聴覚でも作品の世界を楽しむことができるそうです。どっぷりとはまりたい人はぜひお試しあれ!
ほんとうは実際に旅行に行くのがいいかもしれませんが、ご紹介した旅エッセイや小説を読んで、ちょっと海外旅行に行った気分にひたってみてはいかがでしょうか。