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恩田陸 著書『消滅 VANISHING POINT』あらすじ


 

消滅 VANISHING POINT
恩田陸(著)
中央公論新社
発売日:2015/09/01

 

 

 

『消滅 VANISHING POINT』あらすじ

密閉された空港でひとつの部屋に閉じ込められた11人は、この中にいるテロリストを自分たちで探せと告げられる。
いったい誰が犯人なのか? 緊張と驚きが連続するストーリー展開が読むものを惹きつける、恩田陸氏の真骨頂とも言える作品。

 

何も分からぬまま閉じ込められた11人の運命は……

本作の著者である恩田陸さんは、ミステリーやSFを得意とする作家です。

2004年に『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞を受賞。その後も『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞するなど華々しい経歴を持ちます。
2017年には、『蜂蜜と遠雷』で直木賞と本屋大賞をダブル受賞するという史上初の快挙も達成しました。本屋大賞を2度受賞しているのも恩田さんだけです。

 

「空港の一室で展開される犯人捜し」という息がつまるようなストーリー展開は、読む者を否応なしにハラハラさせます。それぞれの人物の特徴とエピソードについても丁寧に作りこまれ、恩田さんらしく、繊細なタッチで心理描写が描かれているのもポイント。
部屋の中には男女交えた11人+1匹がいますが、男女間にありがちな展開がないのも特徴です。

ハードな展開の中にもユーモアやファンタジーを交えたストーリー展開を、恩田さんらしい小説だと評する読者も多く、恩田陸氏の作品が好きな方なら誰でも面白く読むことができるでしょう。

登場人物が多いため、今、どのキャラクターが話しているのか混乱するという読者の声もありました。しかし、自身を投影するキャラクターを決めて、そのキャラクターの視点でストーリーを楽しむのも面白いかもしれません。

 

今回ご紹介した書籍
消滅 VANISHING POINT
恩田陸(著)、中央公論新社