ブックオフオンラインコラム
ブックオフオンライントップへ
ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > ミステリー小説 > 映画化もされたミステリーの傑作。東野圭吾『プラチナデータ』あらすじ

映画化もされたミステリーの傑作。東野圭吾『プラチナデータ』あらすじ


20170731-puratina-data-1

プラチナデータ
東野圭吾(著)
幻冬舎
発売日:2012/07/05

 

 

 

あらすじ

20170731-puratina-data-2

過去に犯罪を起こした者に限らず、国民すべてのDNAが管理されることで、検挙率は飛躍し犯罪の取り締まりに大いに貢献していた。しかし、あるひとつの殺人事件をきっかけに、天才科学者、神楽は全く身に覚えのない容疑をかけられた。

なぜ彼がDNA管理システムの容疑者にされてしまったのか?

神楽は事件の真相を追い始める。

 

仮想世界をリアリティをもって描くミステリーの傑作

20170731-puratina-data-3

犯罪は許されないこと。もし、少しでも検挙率が上がるようなシステムが導入され、世の中がより安全になったらと願う人も少なくないでしょう。
東野圭吾さんの『プラチナデータ』は、将来的に起きるであろう犯罪を未然に防ぐため、DNA管理によって犯罪率を抑制するシステムが構築された仮想の世界を描いています。

本作の魅力は、単なる空想世界を描いているだけではありません。
徹底した取材と研究によって作品にリアリティを出す東野さんらしく、倫理的な問題を除けば実現可能なシステムを作品の主題としています。
そこにミステリーの要素を加えることで、他の作品にはない独特の世界観が生まれました。

タイトルでもある「プラチナデータ」に隠された意味も、ストーリーを読み進めるごとに謎が解けていくという楽しみもあります。本書を手にした読者からは、スピーディに読み進められるテンポ感が良いという評価や、現代の遺伝子問題に通じる無視できない題材にも関わらず、決して重すぎないと評価されました。

読みやすいというのもこの作品のポイントです。

DNAを管理する科学者が、突然身に覚えのない殺人で容疑者にされてしまった。そして、真犯人を突き止めるために真相解明に乗り出すというスリリングなストーリーも、本作の大きな魅力です。

本作は、2013年に嵐の二宮和也さん主演で映画化もされており、ミステリー傑作の映画化ということで話題になりました。

 

今回ご紹介した書籍
プラチナデータ
東野圭吾(著)、幻冬舎

過去に映画・ドラマ化された東野圭吾おすすめ小説

 

東野圭吾さんの全作品をこちらでご紹介してます!

ライター

アオノ
アオノ
本と芝居とミュージカルが好き。小説と児童書が特に好きです。週末の楽しみは、劇場へ行くこと。舞台を観るため各地へ飛び回るアラサ―女子です。