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大沢在昌著、狩人シリーズ第4弾『雨の狩人』あらすじ・内容


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雨の狩人
大沢在昌(著)
幻冬舎
発売日:2014/07/24

 

 

 

あらすじ・本内容

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新宿のキャバクラで、不動産会社社長が銃殺された。
捜査担当刑事・佐江と捜査一課・谷神は、広域暴力団の最高幹部である延井の仕掛けた「Kプロジェクト」が、今回の銃殺事件につながっていると見出すが…。

 

スピーディな展開に目が離せない!

本書『雨の狩人』は『北の狩人』、『砂の狩人』、『黒の狩人』に続く大沢在昌氏の『狩人シリーズ』第4弾です。
『狩人シリーズ』は大沢氏の警察小説シリーズ『新宿鮫』と人気を二分するシリーズで、武骨な新宿署の刑事・佐江が作品ごとに異なる相棒とコンビを組んで事件に挑む物語。
本書では脇役的な存在だった佐江が貫禄を持ち、相棒が語る佐江の魅力が目立つようになってきています。

読みどころは、暴対法により暴力団が解体されたことで、悪とされるものが目に見えにくくなり、犯罪がより残忍で容赦ないものに変わってきたところ。
暴力団がメンツを捨て企業や金融界の影に身を置き、堅気の世界との境界線が見えなくなったというのは物語の中だけではないでしょう。

また、サブストーリー的に登場する少女プラムの存在が、本書のエンターテインメント性を引き上げています。このサブストーリーが終盤に向け1つの物語に集約されていく構成は、大沢氏の職人技といってもいいかもしれません。

さらに、登場人物それぞれに魅力あるキャラクターが設定されているところも本書を一層面白くしているところでしょう。テンポよくスピーディに展開するスペクタクルアクション的な要素が詰まった本書は、発売当社から「とにかく面白い!」と評判。
読者の期待を裏切ることはありません!

 

今回ご紹介した書籍
雨の狩人
大沢在昌(著)、幻冬舎

 

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