七夕がテーマのおすすめ絵本|たなばたの由来を知ろう!
更新日:2019/6/19
7月7日といえば、七夕(たなばた)。短冊に願い事を書いて、笹に吊るす行事です。
この時期には各地でお祭りが開催されるなど、日本では定番のイベントとなりました。
ところで、みなさんは七夕の由来をご存知ですか?
もしかしたらお子さんに「なんで七夕っていうの?」「なんで7月7日が七夕なの?」と聞かれるかもしれません!
ここではそんな七夕の由来について分かる絵本など、「七夕」がテーマの絵本をご紹介します。お子さんと一緒に読んでみませんか?
七夕の由来を知るならこの絵本!
『たなばたものがたり』
『たなばたものがたり』
舟崎克彦(作)、二俣英五郎(絵)、教育画劇
働き者だった牛飼いの男は、天に住む織姫と出会い恋に落ちると、全く仕事をしなくなってしまいました。それを見かねた天帝さまは、2人を引き離してしまいます……。
「七夕について知りたい!」そんなときに一番おすすめしたいのがこちらの絵本。七夕の物語が非常に分かりやすく描かれていますよ。
中国の七夕説話が美しく描かれる
『たなばた』
『たなばた』
君島久子(作)、初山滋(絵)、福音館書店
牛飼いの男に着物を盗まれた織姫は、男の妻となり地上で幸せに暮らしていました。ところがある日、織姫は天に連れ戻されてしまいます……。
織姫と彦星の、切ないけれど、心がじんわりとする愛の物語。
日本で知られている七夕ではなく、中国に伝わる七夕説話がとても美しい幻想的なイラストで描かれています。
短冊に願いを込めて……
『たなばたまつり』
『たなばたまつり』
松成真理子(作)、講談社
とある町で行われている七夕まつりの様子が描かれた絵本。
短冊にお願い事を書いたり、屋台で何か買ったり、七夕まつりの雰囲気が伝わってくる楽しくて心温まる絵本です。
短冊に書いたお願い事はどのようにして叶うのか? そんな問いに対する1つの答えが提示されます。いつかきっと願いは叶う、そう勇気を与えてくれますよ。
短冊に、何を書いてお願いする?
『たなばたセブン』
『たなばたセブン』
もとしたいづみ(作)、ふくだいわお(絵)、世界文化社
短冊にどんなお願い事を書こうか? そう悩んだときに読んでほしいのが『たなばたセブン』。
子供たちの前に現れたヒーローのたなばたセブンが、七夕のお話、そして織姫と彦星のお話を聞かせてくれます。
雨が降ったら会うことができない織姫と彦星のために、今年はてるてる坊主を作ってみませんか?
おばあちゃんとあおいちゃんの絆
『たなばたのねがいごと』
『たなばたのねがいごと』
村中李衣(作)、えがしらみちこ(絵)
世界文化社
あおいちゃんは、七夕で短冊にお願い事を書くことをきっかけに「大事なものってなんだろう?」と考えるようになります。
そのことをおばあちゃんに話してみたあおいちゃん。あおいちゃんが短冊に書くお願いとは……?
あおいちゃんと、大好きなおばあちゃんとの絆が描かれた絵本。幼稚園の先生から聞いた話について、自分で一生懸命考えようとするあおいちゃんがとても可愛らしいです。
短冊に願い事を書きたいけれど……
『もうおねしょしません』
『もうおねしょしません』
寺村輝夫(作)、いもとようこ(絵)、あかね書房
明日は七夕まつり。みんなが短冊にお願い事を書くなか、ねずみのちゅうこは昨日おねしょをしたことが気になって何も書けません。
するとその夜、悩んでいるちゅうこの元におほしさまが。ちゅうこはお友達と一緒におまつりを楽しむことができるのでしょうか?
「くりのきえんのおともだちシリーズ」の1作。七夕以外にもさまざまな行事がテーマとなっている絵本があるので、シリーズで集めるのもおすすめですよ。
動物たちはもともと星だった?
『こうえんのシロ ほしまつり』
『こうえんのシロ ほしまつり』
わたなべひろみ(作)、ポプラ社
犬のシロとワンワンパトロール隊の仲間たちが七夕飾りを作っていると、そこに長老が現れます。そして、星についてお話してくれました。
もともとシロたち動物は、星だったと言う長老。そんなお話を聞いたシロたちは、どんなお願い事をするのでしょうか?
とてもキラキラとしたファンタジー溢れるお話です。
織姫さまの願いを叶えよう!
『たなばたバス』
『たなばたバス』
藤本ともひこ(作)、鈴木出版
織姫のお願い事が書かれた短冊が、空から降ってきた! それを見たバスくんとねずみくんは、一緒に空に昇って織姫のお願いを叶えようと奮闘します。
自分たちのお願い事ではなく、織姫のお願いを叶えてあげるという少し変わったテーマの絵本。この絵本を読めば、子供たちはバスくんとねずみくんのことを応援したくなるはずです!
お母さんを思うきつね短冊とは……
『きつねのたなばたさま』
『きつねのたなばたさま』
正岡慧子(作)、松永禎郎(絵)、世界文化社
いなくなってしまったお母さんを待ち続けているこぎつねは、ある日人間の子供が短冊にお願い事を書いているのを見つけます。
こぎつねも同じようにお願い事を書きたいのですが、人間と違って字が書けませんでした……。
字の書けないこぎつねが、お母さんが戻ってくるように一生懸命考えてお願い事をします。ちょっぴり切ない、親子の絆が描かれた絵本です。
天の川プールに招待された!
『たなばたプールびらき』
『たなばたプールびらき』
中川ひろたか(作)、村上康成(絵)、童心社
織姫と彦星に招待された子供たちが、天の川のプールで泳いじゃう!?
なんとも奇想天外な内容が楽しい『たなばたプールびらき』。みんなで準備運動をするシーンを見たら、自然と体が動いてしまいます!
流れ星に乗って天の川に行くというのも、なんだかロマンチックですね。
七夕絵本を読もう!
七夕の由来を知ることができる絵本や、七夕がテーマの絵本をご紹介しました。
お子さんと読んで、ぜひ一緒に楽しんでくださいね!
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