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【閲覧注意】当時震えた「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」のトラウマ回を振り返る。


みなさんは、1993年に放送スタートしたフジテレビの「ポンキッキーズ」という子供向け番組をご存知でしょうか。

 

「ポンキッキーズ」といえば森高千里さんの「ロックン・オムレツ」や、斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」が懐かしい……。ガチャピンとムックや、コニーちゃんのジャカジャカジャンケン、爆笑問題のお二人がネズミの格好をしてコントする爆チュー問題も人気でした。

安室奈美恵さんと鈴木蘭々さんは、シスターラビッツというユニットとして番組で活躍していたんですよ。

2017年現在はBSフジで放送されています。

 

「ポンキッキーズ」にはさまざまな人気コーナーがありましたが、ひときわ異彩を放っていたのが『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』というアニメ。
「ホワホワホワホワ 花子さ~ん♪」というフレーズを聴いたことはありませんか?

1話5分ほどのアニメでしたが、当時子供だったわたしを恐怖のどん底に陥れた作品です。

 

「当時まだ生まれてなかったよ!」なんていう方も、この怖さを味わってみませんか?

 

花子さんは幽霊退治をしてくれる

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「幽霊しばりアップリケ!」って言ったりしませんでしたか?

 

わたしがうわさの花子さん。
みんなに気をつけてほしい幽霊のお話をします。
幽霊でこまったら、わたしをよんでね。
きっとあなたの学校であえるはずよ…
(『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』VHS 4巻カバー裏より)

 

アニメ『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』は、1994年に「ポンキッキーズ」の中でスタートしました。
2010年には新シリーズ『学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!』、2014年にはシーズン2も放映された人気作品です。

 

花子さんは、おかっぱ頭で赤いスカートを履いた闇の世界の女の子。(その格好どこかで聞いたような……ちびまる子ちゃんだ!)

古びた電話ボックスから呼び出すと、相棒のホワホワとともに助けにきてくれます。

 

怖い話の「花子さん」というと恐怖のイメージを持たれるかもしれませんが、この花子さんはスカートについているチューリップのアップリケやハーモニカを使って、悪い幽霊や悪霊を退治してくれます!

とはいえ、すべてのお話で花子さんが助けてくれるわけではありません。ときにはストーリーテラーとして、お話の最後に語るだけのときも。そんなお話の方が、悲しい結末だったりするんですよね……。

 

 

怖かったエピソードベスト3!

花子さんの怖さを引き立てているのが、ナレーションと登場人物たちの声を務める伊武雅刀さん。低くて独特の深みのある声が耳から離れません。

また、このアニメは毎回イラストを担当する方が変わるのですが、実写とアニメが融合したお話があったり、妙にリアルで怖かった記憶があります。
『あずきちゃん』(講談社)の作者である木村千歌さんがイラストを担当した回もあるんですよ。

さまざまな怖いお話があるのですが、その中でも、個人的にトラウマになった怖いお話をご紹介します。

 

 ■第3位「太郎くんと次郎くん」

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ある日、次郎君はおしっこを我慢できす学校の古いトイレへ。用を足し終わると、トイレの個室から「遊ぼうよ」という声が。次郎君が声のする便器を覗きこむと……。

 

「取り壊そうとすると何かしら事故が起こるので、そのままになっている古いトイレ」という設定だけで結構怖いものがあります。

「凄く怖い!」というお話ではありませんが、ちびっ子が見たら泣き出すくらいのインパクトがあります。そして誰もが「顔でかすぎぃ!!」と叫ぶことでしょう……。

最近は和式のトイレをあまり見かけなくなりましたが、このお話を見ると和式トイレには絶対に行きたくなくなります。

 

 

 ■第2位「さっちゃんのうわさ」

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マユミちゃんはある日、学校でさっちゃんのうわさを話します。そのうわさは、さっちゃんのうわさを聞いた人が、夜中にさっちゃんに鎌で手足を切られ殺されるというもの。殺されないためにはバナナの絵を枕元に置いておけばいいと、みんな夜中にバナナの絵を用意するのですが……。

 

このお話を見て、布団から足を出して寝られなくなったという方も多いはず!

この『さっちゃんのうわさ』は、数少ない花子さんが助けに来てくれないお話。結末があまりにショッキングで、後味悪く終わります。まさにトラウマです。

このお話は童謡「サッちゃん」がモチーフなんだとか。
「サッちゃん」といえば、普通歌われるのはサッちゃんが遠くに行ってしまう3番まで。しかし、実は4番以降もあるという都市伝説が存在します。気になった方はぜひ調べてみてくださいね。

 

 

■第1位「人食いランドセル」

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お姉さんのお古のランドセルで登校するのが嫌だったトモコちゃんは、トンネルの中で見知らぬ老人に新品のランドセルをもらいます。少しためらうも、喜んでランドセルをもらったトモコちゃんでしたが……。

 

「知らない人から何かをもらったりしてはいけません!!」と教えてくれたのはこのお話です。しばらくランドセルを見たくなくなったという方もいたかもしれません。

このお話も花子さんが助けに来てくれないお話。

見知らぬ老人がトモコちゃんにランドセルを渡したあとに見せる表情と笑い声。そしてその名の通り人を食べてしまうランドセルの豹変した姿。ひとつのお話でふたつのトラウマを味わいました……。

 

みなさんが、当時怖かったと思うお話はなんでしょうか?

マラソンマン、犬マスクの口裂け女、トンカラトンなど、個性豊かな幽霊や悪霊が登場したり、中には「怖い話と思ってみたら感動的だった!」なんてお話もあります。感動的なお話の中では、「地下に止まるエレベーター」がおすすめです。

 

 

本で花子さんに会える!

アニメ版を見るのも良いですが、花子さんの怖さは本で味わうのもおすすめです!

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森京詞姫(著)、竹書房

アニメと同じく1994年に発売された本作は、挿絵付きでお話を読むことができます。

本の中にはお話とは別に漫画が3編収録されており、これが怖い! この漫画を読むために本を買っているという人がいるくらい、漫画のクオリティが高いんです!

カバー裏の袖部分「妖怪大辞典」を切り離してしおりとしても使うこともできるなど、特典も満載です。

 

最後に、この本を夜に見てみてください。ちょっと驚くしかけが隠されています。

アニメと本、それぞれ見比べてみるのもおすすめですよ。

 


★今回ご紹介した書作品★

『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』
森京詞姫(著)、竹書房
書籍はこちら
アニメのDVDはこちら


日本独特の怖い話を読んだ後は、海外の怖い話を読んでみては……?