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【閲覧注意】宮部みゆきの絵本「悪い本」が徹底的に怖い…


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「徹底的に怖い」「怖すぎて子供向けと思えない」という声があがっている絵本『悪い本』。

小説家の宮部みゆきさん作ということでも話題になりました。今回は、『悪い本』ができた経緯やその怖さについてご紹介します。

■ご紹介する絵本
悪い本』 宮部みゆき(作),吉田尚令(絵)、岩崎書店

 

『悪い本』ってどんな本?

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■怪談えほんシリーズの一つ

『悪い本』は、岩崎書店から出版されている怪談えほんシリーズの一つです。

元々子供は好奇心が旺盛で、おばけなどの怖い話に興味を持つ子も多いです。しかしながら、近ごろ絵本には怖い話が少なくなっていました。そこで、「昔話のような定番の怖い話でなく、現代の怖い話で子供たちを楽しませたい」という思いから生まれたのが、怪談えほんシリーズ

怪奇幻想文学などに定評がある執筆陣を集めてシリーズ化された中でも、『悪い本』は記念すべき第一弾として刊行されました。絵は宮部みゆきさんが直感で決めたという吉田尚令(ひさのり)さんが描いています。

■どんなお話?

『悪い本』は、この世のどこかに存在するという“悪い本”が女の子に「いちばん悪いこと」について語りかけるお話です。
そんな本はいらないと思っても、心のどこかで求めてしまう“悪”について教えてくれます。

 

著者・宮部みゆきさんの思い

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■『悪い本』を書かれた理由

推理小説やサスペンスをはじめ、超能力を扱った作品から時代物まで幅広いジャンルの本を執筆する宮部みゆきさん。共通するテーマとして、人間の「悪」が描かれていることがあげられます。

絵本にはあまり縁がなかったという宮部さんが、“子供が怖い本を読む大切さ”を考えて引き受けたのが『悪い本』です。自分の作品に絵がつくことも魅力だと語られています。

■『悪い本』の世界観

『悪い本』の怖さは、悪が外側からではなく、自分の内側からやって来ることです。そして、いちばんの悪とは何かを考えさせられます。子供には嘘がつけないと思って書かれたからこそ、宮部みゆきさんの邪な部分が出ている本なのです。

 

『悪い本』の怖さって?

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■怖くて読ませたくない!?

『悪い本』は一部で怖すぎて子供に読ませたくないとまで言われています。
まず怖いのがイラスト。一見かわいらしいタッチの絵なのに、怖さが滲み出ています。少女に語りかけるクマは、目を合わせたら何か不吉なことが起こりそうな予感を抱かせるほど……。

そして、語りかけられる言葉たち。決して文字数は多くないのに、一言一言が心の闇に触れてくるように感じられます。『悪い本』を読んだ人は、自分の中の悪い感情と向き合わざるを得ません。

■大人が読んでも怖い

『悪い本』には何が「いちばん悪いこと」なのか、はっきりと書かれていません。
ただ、“悪いこと”はいらないと思っていても、ほしくなってしまうと語られているのです。

もしかしたら、まだ悪いことを知らない小さい子が読んでも、ピンとこないかもしれません。それに対して、いろいろな経験を重ねた大人は、大なり小なり自分の中に「悪」を持っています。
『悪い本』に自分の暗い感情を見せられて、ゾッとする人もいるでしょう。『悪い本』を読んだ子供は、大人になって本当の怖さに気づく可能性も高いです。

 

まとめ

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『悪い本』は大人が読んでもいろいろと考えさせられます。子供に読ませるかどうか悩む人もいるかもしれませんが、誰の中にも「悪」がありうるということを教えてくれる絵本です。ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

■ご紹介絵本
悪い本』 宮部みゆき(作),吉田尚令(絵)、岩崎書店

 

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ライター

アイウチ
アイウチ
絵本が好きなアラサー主婦です。休みの日は、カラフルなデコケーキを作ったり、衝動買いしてしまう生地で裁縫をしています。