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野球漫画を振り返る|おすすめの名作10選


日本で人気があるスポーツの一つといえば野球。

野球を題材とした漫画は数多く出版されており、不朽の名作と呼ばれる作品も多くあります。

今回は、数々の名作が生まれた野球漫画の歴史を振り返ってみたいと思います。昔の作品から、今でも連載中の作品まで、全部で10作品のおすすめ野球漫画を選んでみました。あなたはいくつ読んだことがありますか?

 

1966年:愛され続ける名作『巨人の星』

『巨人の星』
梶原一騎(原作)、川崎のぼる(作画)、講談社

野球漫画を語る上で、欠かせないのが1966年から1971年に連載された『巨人の星』。

父・星一徹から野球の英才教育を受ける、星飛雄馬が主人公の野球漫画です。アニメにもなり、絶大な人気を集めました。1966年に連載開始された古い作品にも関わらず、いまだに巨人の星のキャラクターがCMに起用されたりしていることを見ても、どれだけ多くの人に愛されているかがわかる作品だと思います。

 

1972年:柔道部から野球部へ『ドカベン』

『ドカベン』
水島新司(著)、秋田書店

1972年から1981年にかけて連載された『ドカベン』。

この漫画の主人公・ドカベンこと山田太郎は、始めは野球ではなく柔道をしていました。なんと、野球に取り組み始めるのは、単行本で7巻目から。物語の前半は野球漫画というよりも柔道漫画と言った方がいい、異色の作品です。

この漫画もアニメ化や映画化されるほどの人気を誇り、次々に続編も発表されました。現在も『ドカベン ドリームトーナメント編』が連載中です。

 

1973年:『キャプテン』のスピンオフ『プレイボール』

『プレイボール』
ちばあきお(著)、集英社

1973年から1978年にかけて連載された『プレイボール』は、ちばあきお氏のもう一つの野球漫画『キャプテン』のスピンオフ。どちらもアニメ化された作品です。

『キャプテン』では中学生だった谷口タカオの高校時代を描いた作品で、指を骨折し、野球をあきらめなくてはいけないという逆境から物語は始まります。困難を努力で乗り越えていく姿は、多くの人を勇気づけました。

 

1981年:野球と恋愛。一世を風靡した『タッチ』

『タッチ』
あだち充(著)、小学館

1981年から1986年まで連載された『タッチ』は、人気漫画家 あだち充氏の最大のヒット作ともいえる作品です。

高校野球が題材となっていますが、野球と共に恋愛にも比重を置いたストーリー展開で、男性のみならず女性ファンも多く獲得しました。アニメ化はもちろんのこと、実写ドラマや映画、ゲーム、ミュージカルにまでなり一世を風靡した、まさに不朽の名作といえる作品だと思います。

 

1994年:ある選手の半生を描く『MAJOR』

『MAJOR』
満田拓也(著)、小学館

1994年から連載が始まった『MAJOR』は、2010年まで連載が続き、単行本は全78巻にもなった大ヒット野球漫画です。

主人公である茂野吾郎が幼稚園の頃からストーリーが始まり、その半生を描いている漫画で、数々の悲運に見舞われながらも、それを跳ね返し成長する姿に、多くの人が感動しました。

こちらもアニメ化された名作で、現在は茂野吾郎の息子茂野大吾が主人公となった『MAJOR 2nd』が連載されています。

 

1998年:不良生徒たちと甲子園を目指す『ROOKIES』

ROOKIES
森田まさのり(著)、集英社

『ROOKIES』は1998年から2003年に連載された野球漫画で、2008年に放送されたドラマが大ヒットしたことでも有名になりました。

ワケありの新任教師と、不良の集まりとなっていた野球部のお話で、真摯に生徒たちと向き合う先生の熱血ぶりが見所の『ROOKIES』。野球のルールも知らないド素人の先生が監督となり、やる気のない不良生徒たちを引っ張っていき、苦難を乗り越えながら甲子園を目指すというストーリーは、いつ読んでも胸が熱くなります。

 

2003年:女性漫画家が新しい視点で描く『おおきく振りかぶって』

おおきく振りかぶって』
ひぐちアサ(著)、講談社

2003年から連載が始まった『おおきく振りかぶって』。

2018年1月現在も連載中の野球漫画です。2007年に第1期、2010年に第2期としてアニメ化もされました。

『おおきく振りかぶって』の作者 ひぐちアサさんは女性漫画家。女性漫画家ならではの緻密な心理描写を多く加え、他の野球漫画とは一線を画す作品となっています。野球漫画を新しい視点で楽しめる漫画です。

 

2004年:理論的な野球を描く『ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』

『ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』
神尾龍(原作)、加藤潔(監修)、中原裕(作画)、小学館

『ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』は2004年から2014年にかけて連載された野球漫画です。

野球を題材にした漫画の多くは、努力や根性を主としたスポ根ものが多いのですが、この漫画は練習方法やデータ、戦略などを重視した描写が多く、野球の奥深さを感じさせてくれます。

野球をよく知らない人はもちろんのこと、野球経験者も興味深く読むことができる、おすすめの野球漫画です。

 

2005年:女性監督を甲子園に連れて行きたい!『最強!都立あおい坂高校野球部』

『最強!都立あおい坂高校野球部』
田中モトユキ(著)、小学館

2005年から2010年にかけて連載された『最強!都立あおい坂高校野球部』。

この漫画の特徴は、監督を含めて、チームメイトの多くが幼馴染であるということでしょう。そのうえ、監督は野球漫画では珍しい女性監督。この女性監督 菅原鈴緒を甲子園に連れて行くために、少年たちは強豪校からの誘いも蹴って、弱小の都立あおい坂高校野球部へ集まります。

個性豊かな登場人物達の活躍に、ページをめくる手が止まらなくなる作品です。

 

2006年:名門校のレギュラー争いを描く『ダイヤのA』

『ダイヤのA』
寺嶋裕二(著)、講談社

2006年から2015年にかけて連載された『ダイヤのA』。

2018年1月現在、第2部『ダイヤのA act2』が連載中であり、アニメ化もされた野球漫画です。野球漫画で好まれる設定といえば、人数もギリギリの弱小野球部が徐々に強くなっていくというものですが、この『ダイヤのA』は正反対。部員が100人近くいるような名門校が舞台になっています。名門校でのレギュラー争いを描いた、他とは一味違う野球漫画です。

 

野球漫画を語るには欠かせない!

他にもピックアップしたい漫画はまだまだあるのですが、数多くある野球漫画の中から、野球漫画の歴史を語る上で欠かせないと思われる10作品を選んでみました。

皆さんがお好きな野球漫画は入っていたでしょうか?まだ読んだことがない作品があった人は、これを機会にぜひ手に取ってみてください。

 


今回ご紹介した野球漫画

巨人の星梶原一騎(原作)、川崎のぼる(作画)、講談社
ドカベン水島新司(著)、秋田書店
プレイボールちばあきお(著)、集英社
タッチあだち充(著)、小学館
MAJOR満田拓也(著)、小学館
ROOKIES森田まさのり(著)、集英社
おおきく振りかぶってひぐちアサ(著)、講談社
ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』神尾龍(原作)、加藤潔(監修)、中原裕(作画)、小学館
最強!都立あおい坂高校野球部田中モトユキ(著)、小学館
ダイヤのA寺嶋裕二(著)、講談社


 

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