梅雨の時期こそ大掃除をしよう! ジメジメする季節に掃除をするメリットとは?
更新日:2019/5/24
雨の日が多く、ジメジメした梅雨。
実は、そんな時期だからこそ掃除するのに向いている場所があることをご存知ですか? 梅雨こそ掃除をするチャンスなのです!
ここでは、梅雨の時期に掃除をするメリット、そしておすすめの掃除箇所をご紹介していきます。
外に出かけることが億劫になりがちな季節。ぜひ掃除をしてみませんか?
梅雨に掃除するメリット
それではさっそく、なぜ梅雨に掃除をするといいのか? メリットをご紹介します。
メリット1.寒くない
多くの人が一気に掃除をする時期は、年末……つまり冬です。
当然ながら年末は寒いので、窓を開けながら掃除をすると寒さが身にしみますよね。
寒いなか冷たい水を使って掃除をして、風邪をひいてしまった……なんて経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。
これがもし梅雨の時期であれば、寒いのを我慢して掃除をすることにはなりません。
また、冬は気温の低さから固まってしまう油汚れですが、気温が高くなることによって落ちやすくなることもメリットなんですよ。
メリット2.湿気が多く、静電気が発生しない
梅雨は湿気が多いので、掃除には不向きと思われがちです。しかし実は、湿気が多いことは掃除には大きなメリットがあるのです。
まず湿気が多いことで、掃除中にカビの胞子が舞って飛散するリスクが軽減されます。
ホコリが発生する主な原因は静電気。この時期は静電気が発生しにくいため、壁や床にホコリがつきにくく、掃除しやすいこともメリットです。
メリット3.ダニ発生の予防になる
高温多湿となるこの時期は、アレルギー症状を引き起こすダニが大量発生しやすいです。
するとダニの死骸やフンによって、アレルギー性鼻炎や喘息、アレルギー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などが引き起こされてしまいます。
ダニの餌となるホコリや汗を梅雨に掃除することで、ダニの大量発生を予防できるのです。
メリット4.時間を確保しやすい
一般的に大掃除をする年末は、大掃除以外にもやることが多く何かと忙しいですよね。
一方、梅雨であれば雨が続くことが多いため、レジャーに出掛けることが少なく、家で過ごす方も多いのではないでしょうか。
時間を確保しやすいこの時期に、大掃除をするという過ごし方も選択肢に入れてみませんか?
梅雨の時期に掃除をする際に気を付けること
メリットの多い梅雨の掃除ですが、気をつけなくてはならないこともあります。
まず拭き掃除をしたあとは、かならず乾燥させること。さらに、新たなカビを発生させないように除湿や対策することが大切です。
梅雨の時期に掃除をしたい場所
それでは、この時期には家の中のどこを掃除するべきなのでしょうか? 3箇所ご紹介します。
■窓ガラスや網戸
湿気がある時期の方が、窓ガラスの汚れが落ちやすいです。湿気がある方がホコリが舞いにくいこともメリットになります。
窓ガラスの掃除は、濡らした新聞紙で汚れを落としたあと、スクイージーで水分を落とすのがおすすめです。
網戸は、裏に新聞紙をあてて掃除機でホコリをある程度取ってから、残りのホコリをお掃除シートで拭き取ると効率的ですよ。
■浴室
カビが発生しやすい梅雨。
浴室の天井や換気扇についたカビの胞子を取り除いておかないと、換気扇を回したり、窓を開けたりするたびに、カビの胞子をまき散らしてしまいます。
さらに、新たなカビが発生しやすい状態に……。
カビの胞子が舞いにくい梅雨にこそ、浴室を掃除しましょう。
―浴室の掃除方法―
①カビ取り剤をかけて5~10分放置
②水で流す
浴室のカビ掃除は、浴室用洗剤ではなかなか落ちにくいものです。天井や壁の高い場所は、使い捨てシートのついたモップなどにカビ取り剤をつけてこすりましょう。
掃除の際は必ずゴム手袋をはめて使用してくださいね。
■フローリングやカーペット、ラグ
室内は、当然のことではありますが、放っておくと家具の上や床にホコリがたまります。
ホコリや汗汚れはダニの餌となるので、掃除をしてしまいましょう。
家具を動かすと大量のホコリが舞ってしまうのですが、この時期であれば、乾燥している時期よりもホコリが舞いにくいところが嬉しいポイントです。
フローリング掃除で注意したいことは、普通の雑巾で掃除をすると乾きにくいこと。
ですので筆者は、フローリング掃除用のシートや、よく絞ったマイクロファイバークロスなどを使うことをおすすめします。
カーペットやラグは、掃除機をかけた後にカーペット用のウェットシートで拭くと、汗や皮脂の汚れも落とせますよ。
梅雨に掃除をして夏を迎えよう!
一見掃除には不向きと思える梅雨の時期は、実は大掃除に向いているのです。
思い切って大掃除をして、快適に夏や秋の季節を迎えましょう。
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