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辻村深月著書『ハケンアニメ!』あらすじ・感想|仕事に悩んでいる方におすすめ!


20170606-hakenanime1ハケンアニメ!
辻村深月(著)
マガジンハウス
発売日:2014/08/22

 

 

 

『ハケンアニメ!』あらすじ・本内容

アニメプロデューサーを務める有科香屋子は天才アニメ監督・王子千晴の作品である「光のヨスガ」の大ファン。かねてより王子を口説いていた香屋子は、ついに王子と共に「共同戦線リデルライト」を制作することになるが…。

 

アニメへの愛が原動力の『ハケンアニメ!』

『ハケンアニメ!』は、アニメ制作に打ち込む人々をオムニバス形式で描いたお仕事小説です。
マガジンハウス発刊の雑誌『anan』で連載され、第12回本屋大賞にもノミネート。発売前に重版された異例の作品です。

作者はミステリー小説家である辻村深月さん。
辻村深月さんといえば第31回メフィスト賞を受賞した『冷たい校舎の時は止まる』でデビューした作家さんです。第32回吉川英治文学新人賞を受賞した『ツナグ』は、映画化もされました。
『鍵のない夢を見る』では第147回直木三十五賞を受賞し、他にも数々の人気作品を発表しています。

 

20170606-hakenanime

『ハケンアニメ!』は、アニメ制作に関わる人々の姿を描いた群像劇。
作中に登場する3人の女性の「アニメが好き!」という熱い思いから仕事にひたすら打ち込む様子が描かれています。

この作品の見どころは、何といってもアニメ制作の裏側をリアルに描いているところ。
登場人物たちは職種はもちろん、しがらみやトラブルなど抱えているものもバラバラ。しかし、「アニメへの愛が原動力」という点でつながっています。

アニメ好きはもちろんですが、仕事に迷いがある人にとって共感できる部分が多々あります。また、登場人物のやり取りがカッコよく、ストーリーにもどんどん引き込まれるはずです。

作中には辻村さんの過去の作品ともリンクしている部分もあるので、探してみるのもおすすめ。読後が爽快なので、悩んでいる時やすっきりしたい時に読んでほしい作品です。

 

今回ご紹介した書籍
ハケンアニメ!
辻村深月(著)、マガジンハウス

 

お仕事の苦労や悩みは、業種によって違うものです。
自分とは違うお仕事の世界をのぞいてみたら、新しい発見があるかもしれません。