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【防災の日】常日頃から、防災意識を高められる本


9月1日は『防災の日』。

防災の日にちなんで、防災意識を高められる本を揃えてみました。

いつ大地震が来てもおかしくありません。ぜひこの機会に防災意識を高めてはいかがでしょう?

 

強く、たくましく生きることを教えてくれる

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『そして、星の輝く夜がくる』
真山仁(著)、講談社

東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの“本音の交流”を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。(表紙裏)

『ハゲタカ』シリーズで知られる真山仁さんが、東日本大震災から3年の月日をかけて挑んだ”震災文学(フィクション)”。

描かれる背景は、東日本大震災から1年後まで。阪神・淡路大震災の被災者である真山さんだからこそ描ける、震災当事者の描写には涙が止まりませんでした。

生き残った自分への罪悪感、喪失感、避難所の生活によるストレス、「ボランティアってなんのため?誰のため?」、マスコミのあり方、いじめ問題など、描かれているテーマは複雑なもの。

心が痛くなる箇所も多々ありますが、あの震災を忘れないためにも、ぜひ読んでいただきたい名作です。

 

自分を守れるのは自分だけ

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『人が死なない防災』
片田敏孝(著)、集英社

小中学生の生存率、九九.八%(学校管理下では一〇〇%)。東日本大震災で大津波に襲われた岩手県釜石市で、子どもたちはなぜ命を守ることができたのか。そこには、震災前から地道に積み重ねられてきた、画期的な「防災教育」の効果があった。本書では、二〇〇四年から釜石市の危機管理アドバイザーを務めてきた著者が、主体的な避難行動を可能にした「防災教育」のノウハウを余すところなく公開するとともに、いつ災害に襲われるかわからない私たちすべてが知っておかなくてはならない「生き残るための指針」を提起する。(表紙中)

数多くのテレビ番組に出演している、災害社会工学研究者である片田敏孝先生の著書。

本書のテーマは「『行政にお任せ』では生き残れない。主体的に避難せよ!」ということ。

「自分のいのちは自分で守る」というのはよく言われる言葉ですが、その意味を本当に理解している人は少ないのではないでしょうか?行政の避難勧告をただ待っているのみで、どう行動したら良いかわからない人は大半でしょう。そのために、この一冊があるのです。

片田先生が、8年にわたり津波訓練を指導してきた岩手県釜石市の小・中学生の生存率は99.8%。一方、宮城県気仙沼市の住民で、津波を意識して避難した人はわずか1.7%。この数値の違いを皆さんはどう見るでしょうか?

いつか起こる地震に備えるためにも読んでおきたい一冊です。

 

メディア、情報伝達のあり方を考える

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『有事対応コミュニケーション力』
鷲田清一、内田樹、上杉隆、岩田健太郎、藏本一也(著)、技術評論社

地震・津波・原発に負けない言葉の力

「非常事態」のプロ5者による徹底討論(帯)

2011年の東日本大震災から3ヶ月後に開催された、チャリティー・シンポジウムがまとめられた一冊。

シンポジウムには、鷲田清一さん、内田樹さん、上杉隆さん、岩田健太郎さん、藏本一也さんという錚々たるメンバーが参加しました。

非常事態における情報の取捨選択方法とは?メディア・リテラシーを高めるには?など、私たちが生き延びるために必要な、総合的情報力のヒントが書かれています。

実際に、東日本大震災では何が報道され,何が報道されなかったのか?報道されなかったことがらはなぜ報道されなかったのか?それらを考えるにも有用な一冊ですよ。

 

本を読んで防災意識を高めて

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備えあれば憂いなし。これを機にぜひ読んでみてくださいね。

 


今回ご紹介した書籍

そして、星の輝く夜がくる』真山仁(著)、講談社
人が死なない防災』片田敏孝(著)、集英社
有事対応コミュニケーション力』鷲田清一、内田樹、上杉隆、岩田健太郎、藏本一也(著)、技術評論社


今からできる本棚の地震対策

起こってからじゃ遅い!今すぐやっておこう、地震対策。

 

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。