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石田衣良著 池袋ウエストゲートパーク『Gボーイズ冬戦争』あらすじ


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Gボーイズ冬戦争
石田衣良(著)
文藝春秋
発売日:2007/04/25

 

 

 

作品のあらすじ

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池袋のキング・タカシの下、池袋のパワーバランスを保ってきたGボーイズ。しかし、No.2のヒロトがタカシに疑念を抱いたことで、そのバランスが崩れようとしていた。
マコトはタカシの危機を救い、池袋を守ることができるのか……!?

 

当時の社会問題に切り込む

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『池袋ウエストゲートパークシリーズ』は、2002年にはTOKIOの長瀬智也さん主演でドラマ化もされた、石田衣良さんの人気シリーズです。通称は『I.W.G.P』。
97年には第一作の『池袋ウエストゲートパーク』が第36回オール讀物推理小説で新人賞を受賞するなど、石田さんの代表作でもあります。

本著『Gボーイズ冬戦争』はその7作目に当たり、表題作の他に『要町テレフォンマン』、『詐欺師のヴィーナス』、『バーン・ダウン・ザ・ハウス』など全4篇を収録し、2007年に刊行されました。

 

『I.W.G.P』は「池袋のトラブルシューター」と呼ばれる主人公・マコトが、エピソードごとに登場する新たなキャラクターや、池袋を牛耳るカラーギャング・Gボーイズのタカシなどのレギュラーキャラクターと共に、さまざま事件を解決する姿を描きます。
ある意味、パターンが決まっているともいえますが、出会い系、いじめ、引きこもり、DV、薬物など、各エピソードは世相を反映したバラエティ豊かなストーリーで描かれているため、飽きを感じさせません。

本著でも刊行当時に社会問題化した振り込め詐欺などをテーマに、フィクションの中にリアルを絶妙にミックスした『I.W.G.P』ならではの世界観を描いています。
表題作ではシリーズでも屈指の人気キャラクターであり、マコトとは高校時代からの友人でもあるタカシとの友情にも重点が置かれていますよ。

 

今回ご紹介した書籍
Gボーイズ冬戦争
石田衣良(著)、文藝春秋

 

長編小説はもちろん、短編集やエッセイなど!
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