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森博嗣『探偵伯爵と僕』あらすじ・内容|なぜ人を殺してはいけないの?その問いに迫る


更新日:2017/9/15

『探偵伯爵と僕』表紙

探偵伯爵と僕
森博嗣(著)、講談社

『探偵伯爵と僕』のあらすじ

夏休み間近、新太は公園で探偵伯爵と名乗るおじさんと出会います。

その後の夏祭りの日、親友が行方不明になり、数日後別の友達がさらわれました。そして次に狙われているのは新太らしいのですが……。

秘密基地に残されたトランプの謎、そして事件の真相へ、新太と探偵伯爵が迫ります!

 

かつて子どもだったあなたと、子どもの為の本格ミステリィ

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森博嗣さんの『探偵伯爵と僕』は、2004年に講談社「ミステリーランド」から刊行された推理小説です。

大人も子供も楽しめる、レトロな雰囲気が漂う読みやすい推理小説な。しかし、主人公の新太の目線で語られる話をじっくり読んでみると、「子供に読ませてもいいのかな?」と不安になるほどのシリアスなストーリーです。
子供向けの小説だと思って軽く読んでいると、いくつもの謎が絡み合う、本格的なミステリィであることに驚かされます。

大人も子供もどちらも楽しませてくれるところは、作者の筆力だといえるでしょう。
実際、作者の森博嗣さんは「子どもにも一流のものをみせるべきだ」と普段から公言しており、本作もその熱意が込められています。

 

ひょんなきっかけで出会った主人公と探偵伯爵と名乗る老紳士が、事件の謎をといていくお話。子供でも読みやすいように、2人の会話に難しい言葉が登場することはなく、どこかほのぼのとしています。

しかし、物語を通して「人はなぜ人を殺してはならないのか」という問題提起がされています。

軽快に進む物語に隠された作者の真意に気づくと、一気に奥深い作品だと感じるはずです。

 

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今回ご紹介した書籍

探偵伯爵と僕
森博嗣(著)、講談社

 

森博嗣さんは小説以外にも、エッセイや指南書、児童書など数多くの分野の本を執筆をしています。
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