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森博嗣 著書『黒猫の三角』Vシリーズはここから始まる!


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黒猫の三角
森博嗣(著)
講談社
発売日: 2002/07/15

 

 

 

『黒猫の三角』あらすじ

元令嬢の瀬在丸紅子は、ひとり息子と執事と共に桜鳴六画邸内にある無言亭に住んでいる。
近所の阿漕荘に出入りする紅子だったが、ある日阿漕荘の住人である探偵・保呂草潤平の元にとある依頼が舞い込む。紅子や阿漕荘の面々は、毎年ルールに則って起きる連続殺人事件に関わることになるが……!?

 

毎年起こる殺人事件とは……

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『黒猫の三角』は、森博嗣氏によるVシリーズの1作目にあたるミステリー小説です。
本作は瀬在丸紅子を探偵役としたシリーズで、2015年にはドラマ化しメディアでも注目を集めました。

デビュー作のシリーズであるS&Mシリーズと比べ、Vシリーズは紅子が住む屋敷をはじめ、本作で登場する阿漕荘など、どこかレトロな印象を漂わせているのが特徴です。『黒猫の三角』は意外で大胆なトリックなど、読者を楽しませる仕掛けが満載でぐいぐい引き込まれる作品となっています。

一年に一度、あるルールの日付・年齢の者をターゲットに起きる殺人事件。
脅迫状を受け取った女性からの依頼を受け、保呂草をはじめとした阿漕荘のメンバーは依頼人の警護にあたります。

『黒猫の三角』は、登場人物ひとりひとりがとにかくユニーク。旧家の元令嬢でありながら卓越した論理的思考を披れきする紅子はもちろん、どこかミステリアスな保呂草、女装癖を持つ拳法の達人・小鳥遊練無、ボーイッシュな私立女子大生・香具山紫子など、エキセントリックなキャラクターが多く登場します。

ウィットに富んだ掛け合いも楽しいですが、それぞれのキャラクターの人間関係や恋愛模様も気になる作品です。

VシリーズはS&Mシリーズや四季シリーズなど他の森作品とリンクしているので、そちらもチェックするのがおすすめ。

キャラクターのその後など、より作品の世界観を楽しむことができます。

 

今回ご紹介した書籍
黒猫の三角
森博嗣(著)、講談社

Vシリーズはこちら

面白すぎて思わず一気読み!森博嗣が描く世界観が天才すぎる

 

森博嗣さんは小説以外にも、エッセイや指南書、児童書など数多くの分野の本を執筆をしています。
ジャンル別にまとめた森博嗣さんの特集はこちら!

ライター

アオノ
アオノ
本と芝居とミュージカルが好き。小説と児童書が特に好きです。週末の楽しみは、劇場へ行くこと。舞台を観るため各地へ飛び回るアラサ―女子です。