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トリックがすごい……。気付いたらハマる!おすすめの傑作ミステリー小説


トリックがすごいミステリー小説を読むと、何気ない日常生活を送っている人には体験できないようなことを体験できます。

「犯人はこの人かな?」と疑いながら読んでいると、実は思ってもみなかった結末が待っていて、大きな衝撃を受けた! という方も多いのではないでしょうか。

「良い意味で裏切られた」という感覚は、トリックがすごいミステリー小説ならではです。

今回この記事では、ぜひ読んでみていただきたい、超おすすめの小説をご紹介します。
※ネタバレになる部分もありますので、「まだ読んでいない」という方はご注意ください。

 

功名な伏線の数々に圧倒される!

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『白夜行』
東野圭吾(著)、集英社

『白夜行』は、東野圭吾さんの代表作の一つ。テレビドラマが人気を博し、後に映画化、舞台化もされました。

 

大阪にある質屋の主人が殺され、捜査はされるも迷宮入りに。
この事件の被害者の息子・亮司と、容疑者の娘・雪穂がこの話の主人公です。

数年後、亮司と雪穂は別々に暮らしているものの、お互いを照らし合いながら生きていました。しかし、二人の周囲では不可解な事件が度々起こり、二人を疑う刑事が執拗に追いかけてきて……。

物語の端々に仕掛けられた伏線が回収されたとき、読者は衝撃を受けるでしょう。

 

驚愕の綾辻行人デビュー作

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『十角館の殺人』
綾辻行人(著)、講談社

推理小説研究会のメンバーたちが、「十角館」と呼ばれる建物のある島へ行くと、そこには殺人犯の罠が……。

 

『十角館の殺人』は綾辻行人さんのデビュー作であり「館シリーズ」の第1作です。
「トリックがとにかく素晴らしい」と、ミステリー界で大変話題になりました。ミステリー好きの必読書といえるでしょう。

読み進めていくうちに、ところどころに仕掛けられているトリックにすっかりハマってしまいます!

最後の一行まで衝撃的なので、レビュー等は読まず、いきなり作品を読むことをおすすめします。

 

「やられた!」きっと誰もがそう思うはず

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『ハサミ男』
殊能将之(著)、講談社

『ハサミ男』は殊能将之さんのデビュー作で、第13回メフィスト賞の受賞作品です。
「このミステリーがすごい!」にもランクインし、映画化もされました。

 

『ハサミ男』というのは、ハサミを使った連続殺人犯のこと。

この小説は「叙述トリック」が用いられているミステリーと言えるでしょう。
叙述トリックというのは文章の仕掛けによって読者をミスリードする手法のことです。意図的にあることを伏せることで、読者に先入観を与え、うまく騙してしまいます。

まず読んでみてください。そして、気持ち良く騙されてくださいね。

 

鮮烈すぎる狂気

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『連続殺人鬼 カエル男』
中山七里(著)、宝島社

『ハサミ男』の次に『カエル男』をご紹介します。これもすごいんです!

『連続殺人鬼カエル男』は第8回「このミステリーがすごい」の最終選考まで残りました。
その結果『さよならドビュッシー』(こちらも中山七里さん)が受賞したのですが、「この作品も読みたい!」という声が多かったので出版されたそうです。

刑法三十九条への問題提起、3重のトリック、いじめ、トラウマ、グロいシーンなど濃い内容ですが、スラスラ読んでしまいます。

続きが気になって一気読みした人も多いのではないでしょうか。

伏線が回収されていくのが気持ち良く、かなりグロい話ではありますが、「良い意味で裏切られた感」を味わうことができますよ。

 

最後まで読んで、すぐに読み返したくなる

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『葉桜の季節に君を想うということ』
歌野晶午(著)、文藝春秋

私立探偵の成瀬は、ある日同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼される。さらに、自殺をしようとしていたさくらと出会って……。

 

本作は、「第57回日本推理作家協会賞」、「第4回本格ミステリ大賞」、「このミステリーがすごい!」など、あらゆるミステリーの賞を総なめにしたという、ミステリーファンをうならせる一冊です。

保険金詐欺事件をめぐるミステリーと恋愛という、二つの要素を軸に物語は進みます。

騙されないぞ、と思いながら読んでいてもやっぱりやられたという面白さ。結末を知ってからまた読み返してみると、二度楽しめます。

 

長い、でも止められない面白さアリ!

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『人狼城の恐怖』
二階堂黎人(著)、講談社

最後に世界最長のミステリー小説をご紹介します。

『人狼城の恐怖』は第一部から第四部まであり、4000枚超えの長編小説です。ギネスブックにも登録されました。
1999年版本格ミステリ・ベスト10で第一位になっています。

 

全4巻あり、途中で脱落してしまうんじゃないかと心配される方もいるかもしれませんが、ハマってしまうとどんどん読み進めてしまいます。

じっくり、長くミステリーを楽しみたい人には特におすすめです。閉じ込められた閉塞感、緊張感を味わいながら読めますよ。

 

トリックを楽しむミステリー小説

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ミステリー小説の中にもさまざまな雰囲気の作品がありますが、練りに練られたトリックを楽しむ作品は「騙された感」がなんともいえず、やみつきになりますね。

読者としては、爽快に盛大に騙されてみたいものです。

日常生活では、誰かに騙されたくないですけどね。

 

今回ご紹介した書籍

白夜行』東野圭吾(著)、集英社
十角館の殺人』綾辻行人(著)、講談社
ハサミ男』殊能将之(著)、講談社
連続殺人鬼 カエル男』中山七里(著)、宝島社
葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午(著)、文藝春秋
人狼城の恐怖』二階堂黎人(著)、講談社


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