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東野圭吾 著書『超・殺人事件』は、どんでん返しの連続!?


超・殺人事件表紙

超・殺人事件
東野圭吾(著)
新潮社
発売日:2004/04/24

 

 

 

『超・殺人事件』の内容とは?

前年にヒットを記録した推理小説家が税金対策に奔走する「超税金対策殺人事件」。
理系の専門用語と知識が溢れかえる「超理系殺人事件」、登場人物は全員高齢者の「超高齢化社会殺人事件」など8本の短編が収められた作品集。笑いの連続だと思いきや、推理小説の世界の裏側を知ることもできます。

 

ブラックユーモア満載の短編集

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『超・殺人事件』にはすべて頭に「超」が付く短編で構成されています。
作者は言わずと知れた直木賞受賞作家の東野圭吾さん。多くの作品が映像化されていて、2017年は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の映画化が決定しています。
読みやすい文体ながらもよく練られたストーリー構成は秀逸で、ラストまで読者をぐいぐい引っ張っていく物語が多いです。

そんな東野圭吾さんは、これまでのキャリアの中で推理小説界のさまざまな姿を目にしてきています。
疑問に感じたこと、おもしろいと思えたこと、それらをテーマにして練り上げた短編小説の集大成が『超・殺人事件』と言えるでしょう。

「超税金対策殺人事件」では、思いもよらない多額の税金に面食らった主人公の推理小説家が、何とか生活費や遊興費を仕事の経費として処理しようと、小説の筋をすべて変えてしまいます。
その姿は噴飯ものですが、「ひょっとしたら小説家にとってこうした行為は日常茶飯事なのではないのか」と想像できるので、二度楽しめます。

最後の「超読書機械殺人事件」に登場する、未読の本を批評してくれる「ショヒョックス」は、まさに読書とは何ぞやという問題提起をしてくれる存在と言えるでしょう。

推理小説が好きな人にとっては大変興味深い一冊。短編で読みやすいので東野圭吾さん初心者の方にもおすすめです。

 

今回ご紹介した書籍
超・殺人事件
東野圭吾(著)
新潮社

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