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伊坂幸太郎さんの著書『ゴールデンスランバー』がおすすめ!


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ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎(著)
新潮社
発売日:2010/11/27

 

 

 

あらすじ・本内容

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凱旋パレードで衆人が見守る中、首相が爆殺され、元宅配便ドライバーの青柳雅春が数々の証拠と共に犯人だと報道された。
首相暗殺の濡れ衣を着せられ警察に追われる青柳は、孤独な逃走を開始する。
果たして青柳は無事に生き延びられるのか…。

 

孤独な逃亡の果てに待っているのは…

伊坂幸太郎さんの書き下ろし大作で、2008年の第5回本屋大賞や第21回山本周五郎賞を受賞した作品です。
また2010年には堺雅人さん主演で映画化。映画のロケは、作品の舞台でもある仙台で行われました。

 

物語は、首相爆殺魔の濡れ衣を着せられた主人公・青柳雅春の2日間の逃亡劇がメインに描かれます。
ケネディ暗殺事件の犯人とされたオズワルドの立場になった青柳は、陰謀の黒幕にとって、生きていては困る存在。絶体絶命の青柳ですが、孤独な逃亡を開始します。

そんな彼を助けるのが、大学時代のサークルの元恋人も含む仲間たちや、青柳に恩のある元アイドル、そしてアウトローたち。ところどころに挿入される、青柳の学生時代の甘酸っぱい青春物語にほろっとさせられます。
また、“キルオ”や“両足骨折の男”など、青柳を助ける人々のキャラクターも魅力的で、彼らの物語をまた別で読んでみたくなるでしょう。

伊坂幸太郎さんならではの伏線が随所に散りばめられており、それらがクライマックスに向けて回収されていくため、何度もじっくり読み直したくなります。

 

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防犯カメラでの監視によって街の安全が守られる現代社会。その監視社会を逆手に取った陰謀に立ち向かう青柳。
彼を見守る中で、マスコミの報道を含めてどこまで信じたらいいのか、考えさせられます。

 

今回ご紹介した書籍
ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎(著)、新潮社

 

今回ご紹介した『ゴールデンスランバー』のように、映画化してる伊坂幸太郎作品は数多くあります。
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