ブックオフオンラインコラム
ブックオフオンライントップへ
ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > ミステリー小説 > 加賀恭一郎シリーズ完結編!東野圭吾著『祈りの幕が下りる時』あらすじ・内容

加賀恭一郎シリーズ完結編!東野圭吾著『祈りの幕が下りる時』あらすじ・内容


20170518-inorinomaku-orirutoki1

祈りの幕が下りる時
東野圭吾(著)
講談社
発売日:2016/09/15

 

 

 

あらすじ・本内容

20170518-inorinomaku-orirutoki3

幼馴染みの演出家・浅居博美を訪ねた押谷道子は、数日後、小菅のアパートで腐乱遺体となって見つかった。アパートの住人である男性は行方知れず…。
捜査一課の松宮は近くで起きた焼死事件との関連を疑いながらも、徐々に道子の周辺を明らかにしていく。そんな中、松宮は従兄である日本橋署の刑事・加賀恭一郎が博美の知り合いだと突き止めた。
はからずも事件と関わることになった加賀だったが、それは失踪した加賀の母の謎とつながっていた…!

 

加賀恭一郎シリーズの完結編

20170518-inorinomaku-orirutoki4

加賀恭一郎シリーズの第10作目となる本書『祈りの幕が下りる時』は、『卒業』から始まった同シリーズの完結編です。
本書では、主人公である加賀恭一郎の母が初登場し、シリーズの中で触れられていた母親の失踪理由が明らかに。また、これまで散りばめられていた加賀に関するピースが収まるところに収まり、シリーズ完結編としても上手くまとめ上げられています。
ミステリ要素はもちろん、「人間の愛」についても描かれている点は、本書をさらに興味深い作品にしているといえるでしょう。

著者である東野圭吾さんは数多くの受賞歴を誇りますが、本書『祈りの幕が下りる時』も2014年3月に第48回吉川英治文学賞を受賞。
書評家・評論家からは東野版『砂の器』といわれ、松本清張の世界を彷彿とさせる古典ミステリだと評されています。

加賀恭一郎シリーズはメディアミックスも展開し、1993年に初めてテレビドラマ化された際は加賀役を山下真司さんが演じました。
その後、2010年4月に阿部寛さん、黒木メイサさん、溝端淳平さんら豪華キャストにより、シリーズ第8作『新参者』が連続ドラマとして映像化。2011年と2014年にはスペシャル・ドラマにもなっています。
また、2012年1月には同キャストで、シリーズ第9作『麒麟の翼』が映画化されました。

今回ご紹介した書籍
祈りの幕が下りる時
東野圭吾(著)、講談社

 

デビュー作から最新作まで。
ミステリー作品や感動作、エッセイなど、東野圭吾の魅力がつまった特集はこちら。