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東野圭吾著『マスカレード・ホテル』あらすじと内容


20170506-masquerade-hotel1マスカレード・ホテル
東野圭吾(著)
集英社文庫
発売日:2014/07/18

 

 

あらすじ

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東京都内で発生した3件の連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明の中、次の犯行現場として浮上したのが超一流ホテル・コルテシア東京。
是が非でも第4の事件を防ぎたい警察は潜入捜査を開始。
フロントスタッフに扮した新田浩介刑事の教育係は、フロントクラークの山岸尚美。2人は犯人を特定できるのか…!?

 

テーマは「プロフェッショナリズムとは」

本書『マスカレード・ホテル』は東野圭吾さんの作家生活25周年記念作品の第3弾です。
東野さん曰く、本書のテーマは「プロフェッショナリズムとは何か」。
その言葉通り、本書の読みどころは「刑事」と「ホテルマン」というまるで接点がない職業である2人の目を通して見るホテルという空間と、双方の違ったプロフェッショナリズム。立場も職業倫理も異なる2人の視点の違いはもちろん、その道のプロが備える意識や勘の違いも興味深いところです。
また、そのプロフェッショナリズムが互いの窮地を救い、相手の人柄を認め合うように変化してく様子を描写したのもポイントです。

さらに、容疑者候補となる怪しげな客たちも物語を盛り上げます。
現実には次から次へと怪しげな客ばかりが訪れるホテルはないでしょうが、読んでいると客が訪れるたびに「何が起こるの?」と期待してしまう自分に気づくはず。
ミステリ要素だけでなく、ホテルを舞台にした人間ドラマが多数ちりばめられ、読者を飽きさません。

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本書のタイトルにある「マスカレード」とは「仮面舞踏会」という意味。本書の中ではホテルを訪れる客たちは「仮面をつけてホテルでの時間を楽しむ」と書かれています。
次にホテルを訪れたときには、客がどのような仮面をつけているのか観察したくなってしまうかもしれませんよ。

 

今回ご紹介した書籍
マスカレード・ホテル
東野圭吾(著)、集英社文庫

⇒「東野圭吾」についてもっと知りたい方はこちら

 

今回ご紹介した『マスカレード・ホテル』のように、「東野圭吾と言えばミステリー」と思う方も多いかもしれません。
しかし、笑える作品や感動できる作品など、さまざまなジャンルの小説があります。
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