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戦国時代、乱世を体感できる!時代・歴史小説おすすめ5選


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歴史小説というと、難しそうで読みづらいイメージがありますが、今から紹介する小説は、日本史の勉強が苦手な人も、歴史の内容を知りながら、物語の展開も楽しめるものばかりでオススメです。

日本の歴史の中でも華々しい戦国時代を、主人公の人生を追いながら学んでしまいましょう!以下に特にオススメの5作品をご紹介いたします!

 

志を持って、生き抜く

国盗り物語表紙

『国盗り物語』
司馬遼太郎(著)、新潮社

司馬遼太郎さんの『国盗り物語』は、1963年から1966年に「サンデー毎日」で連載されました。1966年には新潮社から単行本が全4巻出版されました。
また、1973年にはNHKの大河ドラマや、2005年にはテレビ東京の新春ワイド時代劇にて放送されています。

この作品は、斎藤道三と織田信長の2人を主人公とした二部構成となっています。連載当初は、斎藤道三のみの話にする予定でしたが、編集部の希望により織田信長編も追加されました。

斎藤道三編では、美濃の大名に成り上がる場面を描いています。織田信長編では、道三の娘婿、織田信長が斎藤道三の野心を引き継ぎます。斎藤道三の甥で、のちに織田信長を殺すことになる明智光秀の視点から語られる部分も多く、読みごたえ十分です。

この時代は、裏切りや暗殺などにより、「国を盗る」奪いあいの時代です。裏切りなどの苦渋の決断をしなければならずに葛藤する様が、現代にも通じるところがあり、読んでいて楽しめるところでしょう。

 

痛快!真田一族の物語

真田太平記表紙

『真田太平記』
池波正太郎(著)、新潮社

『真田太平記』は、1974年から1982年に「週刊朝日」に連載されました。単行本は、朝日新聞社、新潮社、講談社から出版されています。
また、1985年には、NHKで新大型時代劇「真田太平記」としてドラマ化されました。

真田家の人々、真田昌幸、真田信之、真田幸村が、武田家につかえていた頃から物語は始まります。

今の時代でははかり知ることが出来ない戦国時代をどのように生き抜いていったのか、真田幸村と、兄の信之、父の昌幸が一家を守るために、捧げた一時代が鮮明に描かれています。

戦国時代らしい戦いのシーンも見ものですが、その背景にある真田家の生き様がこの物語を堪能できる醍醐味であります。

 

生き残りをかけて戦う姿に惹き込まれる

天に衝く表紙

『天を衝く』
高橋克彦(著)、講談社

『天を衝く』は、2004年講談社より出版されました。
作者の高橋克彦さんは、岩手県出身で、1992年「緋い記憶」で直木賞を受賞しています。岩手県出身なので、東北を舞台にした作品が多く、『天を衝く』もその一つです。

主人公は、歴史の教科書でもほとんど話題にあがらない九戸政実。サブタイトルに「秀吉に喧嘩を売った男 九戸政実」と書いてあるように、豊臣秀吉に最後まで猛威をふるった武将であります。
最終的には、豊臣秀吉軍の強さにひれ伏しますが、最後まで弱音を吐かずに戦い抜く強さ、ここで死んでも構わないという潔さに惹かれます。

戦国時代を描いた小説ならではの戦闘シーンの描写も素晴らしく臨場感あふれ、舞台となった東北を今一度見直すきっかけとなるでしょう。

 

あの日、なぜ本能寺で討ったのか

覇王の番人表紙

『覇王の番人』
真保裕一(著)、講談社

『覇王の番人』は、真保裕一さんが2011年に書き下ろした作品です。
真保裕一さんは、1961年に生まれ1991年にデビュー作「連鎖」で江戸川乱歩賞を受賞しました。その後も数々の賞を受けた著者です。

『覇王の番人』は、本能寺の変をテーマとした歴史ミステリー小説です。
明智光秀が信長を本能寺の変で討ったのはなぜなのか? 歴史を習ったことがある人は、誰しもが気になる出来事です。

この物語では、明智光秀が正義の人として描かれています。
明智光秀が織田信長に対して、親愛から不信感に変わる様子、なぜあの悲劇的な結末を迎えたのか、読者が達成感を得るようなクライマックスになっています。
また、筆者は、「意外な黒幕」が居たのではと推理しており、今までなかった歴史解釈が見ものとなっています。

 

利休が美を追求する理由とは

利休にたずねよ表紙

『利休にたずねよ』
山本兼一(著)、PHP研究所

戦国時代の小説は武士を主人公にした作品だけではありません。

茶道に人生を捧げた千利休を主人公とした『利休にたずねよ』は、2006年から月刊誌「歴史街道」に掲載され、2010年に文庫本となりました。また、第140回直木三十五賞を受けています。
2013年には、市川海老蔵さんが主演で映画化もされました。この映画は、第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しています。

「利休にたずねよ」は、最初に切腹するところから描かれ、段々過去にさかのぼるように進んでいきます。
千利休がこだわってきた美学と、ある女性に想いを寄せる姿などがこの物語の見所ですよ。

 

小説を読んで歴史を見直してみよう

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戦国時代は、戦いが注目を浴びる時代ですが、その背景には色々な人生模様があることがそれぞれの小説で描かれています。

もちろん、戦国時代ですから、戦闘シーンが随所に出てきますが、小説の中で、どのようにして躍動感を表現しているかも見ものであります。

歴史を深く知ることも出来て、歴史の裏側も見られるような感覚になるので、上記にあげたオススメの歴史小説を読んでみてはいかがでしょうか。

 

今回ご紹介した書籍

国盗り物語司馬遼太郎(著)、新潮社
真田太平記池波正太郎(著)、新潮社
天を衝く高橋克彦(著)、講談社
覇王の番人真保裕一(著)、講談社
利休にたずねよ山本兼一(著)、PHP研究所


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