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子供に本を選ぶには? 小学生におすすめの本【高学年編(4年生~6年生)】


読書が好きな子は読みたい本を自分でどんどん選びますが、読書があまり好きではない子は、どんな本を選んでいいのかよくわからないものです。

読書が得意ではない子に本を読んでもらうには、大人が読む本を選んであげるのもひとつの方法ですが、いったいどのような本を選んだら良いのでしょうか?

 

ここでは、小学校高学年の子供への本の選び方とともに、読んで欲しいおすすめの作品をいくつかご紹介します。

 

小学校高学年の子供へ本を選ぶ方法は?

興味の持てない話や面白さを感じない本だと、字を目で追っていても頭に内容がほとんど入って来ず、なかなか読み進められないという経験をしたことはありませんか?

それと同じで、本を読むことに慣れていない子供たちにとって、難しい本や興味を持てない話の本を読めと言われても、面白くないのは当然です。

 

ですから、読書に慣れていない子供には、できるだけ読みやすい本を選んであげるのがポイントです。
文字が大きめのものや挿絵の入ったものを選ぶのも良いですし、一般的な文庫本サイズよりも大きめの本の方が読みやすいかもしれません。

内容的には、その子が興味を持てるものがベターです。例えば、野球が好きな子には野球を題材にした本だと比較的すんなりと読めるでしょう。

 

そのほかには、同じ年ごろの子供が主人公の物語など、できるだけ身近に感じられる作品を選ぶのもひとつの方法ですし、冒険ものや謎解きものなども子供が夢中になりやすいのでおすすめです。

 

では、小学生高学年に読んで欲しい児童書をいくつかご紹介しましょう。

 

読書感想文にもおすすめ
『かあちゃん取扱説明書』

『かあちゃん取扱説明書』
いとうみく(作)、佐藤真紀子(絵)、童心社

小学4年生の哲哉くんはいつもお母さんに怒られてばかり。そこで、お父さんの提案で「かあちゃんの取扱説明書」を作ることにしました。

取説を作るために、哲哉くんはお母さんを細かく観察し始めます。すると、今までは気付きもしなかったようなことがたくさん見えてくるようになったのです。

 

さて、哲哉くんはいったい何を感じ、どのように変わっていったのでしょうか? お母さんとの関係はどうなったのでしょうか? そして、でき上がった「かあちゃん取扱説明書」とは?

 

お父さん、お母さんも昔読んだ?
『ズッコケ三人組シリーズ』

『ズッコケ三人組シリーズ』
那須正幹(著)、ポプラ社

「ズッコケ三人組シリーズ」 は、ハチベエ・ハカセ・モーちゃんの、小学6年生の仲良し三人組が繰り広げる事件や冒険、友情などを描いた作品。

1978年『それいけズッコケ三人組』から始まったシリーズは2015年まで続き、シリーズは50作に上ります。子供の頃に読んだなぁというお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。

 

三人組が痛快で面白いだけでなく、笑いあり、感動あり、涙ありでグイグイと引き込まれていきます。ひとつひとつの話が完結しているので、どれを選んでも楽しく読めるのも魅力です。

 

何度も読み返したくなる名作
『魔女の宅急便』

『魔女の宅急便』
角野栄子(著)、福音館書店

キキは人間と魔女のハーフの女の子。一人前の魔女になるためには13歳になったら知らない町へ行き、たった一人で修行をしなければなりません。

そんなキキが、訪れた町でのさまざまな事件や人々との触れ合いを通して成長してく物語で、スタジオジブリの宮崎駿監督代表作のひとつである映画『魔女の宅急便』の原作でもあります。

 

この作品ではキキが修行を終えて家に戻るまでの1年間が描かれていますが、さらに続編が5作あり、キキが大人になるまでの姿を追うことができます。どの作品もおすすめですよ。

 

夢中になって読める本
『二分間の冒険』

『二分間の冒険』
岡田淳(著)、偕成社

6年生の悟が経験した、たった二分間の不思議な冒険の物語です。ある日悟は不思議な黒猫の「ダレカ」に、異世界に連れていかれてしまいます。
ダレカは悟に「元の世界に戻りたいのなら、おれを捕まえなければならない」と言います。でもダレカは「俺はこの世界でいちばんたしかなものの姿」をしていると言うのです。

そうして悟は「いちばんたしかなもの」を探す旅に出ます。

 

果たして、悟は元の世界に戻ることはできるのか? そして「いちばんたしかなもの」とはいったい何なのか? 先の読めない展開に、自ずと引き込まれてしまうお話です。

 

スリルある冒険物語!
『宇宙への秘密の鍵』

『宇宙への秘密の鍵』
スティーヴンホーキング、ルーシーホーキング(著)、岩崎書店

主人公の少年ジョージは隣に住む科学者エリックの開発するスーパーコンピューター・コスモスで、エリックの娘のアニーとともに宇宙空間に飛び出し宇宙旅行を楽しみます。

一方、エリックにはコスモスを狙う間の手が忍び寄っていました。

 

この作品は、ブラックホールの特異点定理で知られる論理物理学者スティーヴン・ホーキング氏が娘さんと共著した冒険物語。40ヶ国以上で発売される世界的なベストセラーです。

本には挿絵とともに美しい宇宙の写真がたくさん載っています。

解説も随所に書かれており、スリルある冒険物語を楽しみながら、宇宙について学べる一冊です。

 

読みやすく、一気読み!
『びりっかすの神様』

『びりっかすの神さま』
岡田淳(著)、偕成社

転入生の始は、教室の後ろの方を漂って飛んでいる羽の生えた男の人を見つけます。

このクラスは成績順に席が決められいて、後ろは成績がビリの人が座る席。やがて、不思議な男の人に会うことができるのは成績がビリの人であることを知るのです。
そして、クラスの子供たちはわざとビリになろうとするようになってしまい……。

 

この作品は、『二分間の冒険』と同じ岡田淳さんの作品で、何かに本気で取り組むことの大切さを教えてくれる物語です。

 

子供に本を読んでもらうには

本を読むことに慣れていない子供に本を読んでもらうには、何よりも「面白い!」と思わせることが大切です。

できれば作品について親子で話ができると、子供の興味をもっと引き立てることができます。子供に本を勧める時は大人もその本を読んでみることをオススメします。

 

今回ご紹介した本は、子供だけでなく大人が読んでも面白いものばかりです。ぜひ読んでみてくださいね。

■今回ご紹介した書籍

かあちゃん取扱説明書』いとうみく(作)、佐藤真紀子(絵)、童心社

ズッコケ三人組シリーズ』那須正幹(著)、ポプラ社

魔女の宅急便』角野栄子(著)、福音館書店
⇒『魔女の宅急便 福音館創作童話シリーズ全巻セット

二分間の冒険』岡田淳(著)、偕成社

宇宙への秘密の鍵』スティーヴンホーキング、ルーシーホーキング(著)、岩崎書店

びりっかすの神さま』岡田淳(著)、偕成社

 

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