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子供に本を選ぶには? 小学生におすすめの本【低学年編(1年生~3年生)】  


「子供に読書の習慣をつけたい」と願うお父さんやお母さんは多いのではないでしょうか?

本を読むことは、単に娯楽というだけでなく、知識の習得や語彙力を高めたり、集中力の向上など、様々なメリットがあります。

特に、低学年のお子さんは長すぎる物語だと飽きてしまうけど、絵本よりは少しステップアップさせたいところ。

 

今回は、そんな小学校低学年のお子さんにおすすめな本を紹介します。

 

低学年の小学生へ本を選ぶ方法

小学生になったら、ひらがなを習い、授業で教科書の音読をして、より本との距離は縮まります。

お子さんにひとり読みをさせるのなら、文字の少ない絵本から徐々に文字数の多い絵本に移行してみてください。
集中力が切れないように、探し物をしたりなぞなぞをしたりしながら読み進められる本もいいかもしれません。

絵本の文章量では物足りない、とお子さんが思い始めたら「話が長い」と負担にならないくらいの読み物を勧めてみましょう。

 

本選びに迷ったら、これから紹介する本をぜひ手にとってみてください。

 

「自分を信じる」ことを教えてくれる一冊
『あおい目のこねこ』

『あおい目のこねこ』
エゴンマチーセン(著)、福音館書店

あおい大きな目をしている猫の絵が魅力的な『あおい目のこねこ』。

ねずみのくにを探しに出かけるのですが、どんな困難が起きても「なんでもないや」と何処吹く風。
こねこの性格なのか、猫っぽさを表現したのかはわかりませんが、おおらかな気持ちで他人の言葉を受け止める姿は、見習いたいところ。

自分自身を信じる心が大切だということを、子供だけでなく大人にも教えてくれる一冊です。

 

絵もお話もちょっとクセのあるところが、長く愛される理由かもしれません。少し文章が長めの絵本なので、ひとり読みのステップアップや読み聞かせにもおすすめです。

 

昔、この本を真似して遊びませんでしたか?
『きょうはなんのひ?』

『きょうはなんのひ?』
瀬田貞二(作)、林明子(絵)、福音館書店

林明子さんの絵に、親世代の方々もきっと懐かしく思うことでしょう。

主人公のまみこが登校前に出したヒントをもとに、まみこが書いた手紙を一つ一つ、お母さんは宝探しのように辿って行きます。その様子がゲームのようにワクワクして、思わず引き込まれてしまいます。

小さいとき真似したお母さんもいるでしょうし、「子供がやってくれた」という方も多いでしょう。

 

大人になり、親になって読んでみると、子供の成長に少し目頭が熱くなる絵本です。
お父さんとお母さんを想うまみこの気持ちがあたたかく、テンポ良く進むお話に、お子さんもきっとハマるでしょう。

 

楽しく読めて、勉強にもなる!
『マジックツリーハウス』シリーズ

『マジック・ツリーハウス』シリーズ
メアリー・ポープ・オズボーン(著)、 メディアファクトリー

全米で大ベストセラーとなった『マジックツリーハウス』シリーズは、日本の小学生の間でも人気の一冊です。

史実をもとにしたファンタジーなのですが、歴史や知識も学べるという点は親目線でもおすすめ。

主人公はジャックとアニーという兄妹で、男の子が大好きな冒険活劇とはいえ、女の子目線でも楽しめるでしょう。意外と大人でも知らないようなことも載っているので、親子で一緒に読むのもいいですね。

 

ボリュームは多そうに見えますが、本を読むのが好きなお子さんなら、1年生からでもきっと読めると思いますよ。

 

“お豆腐の作り方”にワクワク
『すずめのおくりもの』

『すずめのおくりもの』
安房直子(作)、菊池恭子(画)、講談社

新1年生のために、豆腐を作ってくれと豆腐屋さんにやってくる小さな可愛らしいすずめたち。小さいけれど、礼儀正しく丁寧に豆腐屋さんに頼み込む姿に、思わず顔がほころんでしまいます。

豆腐屋さんをあまり見かけなくなった今、一から豆腐のできる行程が描かれているところも、お子さんにとって興味深い場面です。ものづくりの大変さをすずめたちと一緒に見守ってみましょう。

 

柔らかな挿絵と豆腐屋さんの人の良さが滲み出る表現、ちょこちょことお喋りするすずめたちが、ほっこりするような気持ちにさせてくれる一冊です。

 

小学生のハートをがっちりつかむ!
『はれときどきぶた』

『はれときどきぶた』
矢玉四郎(著)、岩崎書店

日記に書いたデタラメが現実になってしまう、不思議でおかしな『はれときどきぶた』。
面白い挿絵や主人公の小学3年生・畠山則安が本当に書いたような日記など、飽きずに読み進めやすい工夫のある読み物です。

小学生のハートをがっちりつかむようなシュールな出来事の連発に、読書の苦手な男の子でも入りやすい作品でしょう。

テレビアニメ化もされた作品なので、アニメから本に移行してもいいかもしれません。

 

「わたしも小学生の頃読んだことある」というお父さん、お母さんも多いと思いますので、少し懐かしさを感じながらお子さんと一緒に読んでみてくださいね。

 

読み聞かせにもおすすめ
『エルマーのぼうけん』

『エルマーのぼうけん』
ルース・スタイルス・ガネット(著)、 福音館書店

りゅうの子供を助けるため冒険に出たエルマーのリュックには、子供にとっても身近な輪ゴムや歯ブラシなど、「それで冒険に出て大丈夫なの?」と心配になりそうなものが詰まっています。

木々の生い茂るどうぶつ島には、恐ろしいけど憎めない動物たちがたくさん。エルマーの知恵をお手並み拝見と、どんどん読み進めてしまう読み物です。

長い読み物が苦手なお子さんなら、寝る前の読み聞かせに一章ずつ読んであげるのもいいかもしれません。

 

巻頭に描かれている島の地図を見ながら読み進めるのも、一緒に冒険へ出た気持ちになれておすすめです。

 

読書嫌いにならないように楽しく読もう

まだまだ学ぶことの多い、小学校低学年の子供たち。読書の習慣は、嫌いになったり、飽きてしまったりしてはどうしようもありません。

肝心なのは、子供たちが楽しく最後まで読み進めることができるかどうかです。

いきなりハードルをあげるのではなく、どうかお子さんの興味のあるものから様々な本に触れさせてあげてくださいね。

 

■ご紹介した書籍

あおい目のこねこ』エゴンマチーセン(著)、福音館書店

きょうはなんのひ?』瀬田貞二(作)、林明子(絵)、福音館書店

マジック・ツリーハウスシリーズ』メアリー・ポープ・オズボーン(著)、 メディアファクトリー

すずめのおくりもの』安房直子(作)、菊池恭子(画)、講談社

はれときどきぶた』矢玉四郎(著)、岩崎書店
『はれときどきぶた』の他のシリーズ作品をみる

エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット(著)、 福音館書店
⇒『エルマーのぼうけんシリーズ 全巻セット

 

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