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工藤ノリコさんのおすすめ絵本|「ノラネコぐんだん」などのシリーズ作品以外の絵本


 

工藤ノリコさんという絵本作家をご存知ですか?

 

絵本作家であり、漫画家でもある工藤ノリコさん。1999年に、クジラちゃんのおなかにくっつき海底を観光する絵本『コバンツアーかぶしきがいしゃ』でデビューしました。

その後「ピヨピヨ」シリーズや、「ペンギンきょうだい」シリーズ、「センシュちゃんとウオットちゃん」シリーズなど、さまざまなシリーズ作品を発表しています。

なかでも、いたずら大好きなノラネコたちが騒動を巻き起こす「ノラネコぐんだん」シリーズは、2017年1月に累計発行部数が30万部を突破。全国の書店でコラボカフェが開催されるなど大人気の作品です。

そのほんわかしたゆるさを持つキャラクターや食べ物、花などのイラストが、小さなお子さんだけでなく女性たちにも愛されています。

 

工藤さんのお母さんが本好きで、工藤さんも小さいころからお話を作るのが好きだったそうです。

今回は、そんな工藤さんのシリーズ作品以外の、可愛らしいおすすめの作品をご紹介します。

 

寝るのが楽しくなる絵本

『こんやはどんなゆめをみる?』
学習研究社

こぶたの兄妹がそれぞれの「見たい夢」を楽しく話し合います。「想像力ってすごい!」そんな言葉に尽きる絵本です。

こぶたたちの夢が描かれたイラストには文字が書かれていないので、たくさんの文字で説明されるよりも、どんな夢かを想像しながら読むことができるでしょう。

流れるプールで遊んだりジャングルを探検したり、どの夢を見ても幸せな気分になること間違いなしです!

「今日はどんな夢をみたい?」と親子で話してみるのもいいかもしれません。

 

温かい手紙が詰まった絵本

『Letters』
偕成社

親しい友達に送る手紙のやり取りを描いた絵本。誰かに送った手紙の内容と、その手紙を書いている人や動物の様子が描かれています。

電話やメールが当たり前になった現在、「手紙」の温かみを感じられる一冊です。

電車に乗って車窓を眺めながらコーヒーを飲むおじさんの書く手紙や、中には宇宙人が書いた何が書いてあるのか分からない宇宙語の手紙もあります。
どの手紙にも切手がたくさん貼ってあり、手紙だけ見ても、書いているときの様子を感じ取れます。

しばらく会っていない友達に手紙を書こうかな、と思える作品ですよ。

 

まるで冒険スペクタクルな絵本

『たこきちとおぼうさん』
PHP研究所

描いた絵が飛び出す不思議な墨を出すたこきちに出会ったおぼうさん。おおだこにさらわれてしまったというたこきちの家族を助けるため、おおだこのいる島に向かうけれど……?

 

悪さをするおおだこを退治しに行く、という日本昔話のような作品。工藤さんの絵本の中でも、特にハラハラドキドキが楽しめる一冊です。

おおだこと戦うおぼうさん。不思議な墨で描いた飛びだす絵はすぐに消えてしまうので、「おおだこ相手に次はどうするの!?」と絵本の世界に引き込まれます。

おぼうさんの冒険。筆者が特に「シリーズ化してほしい!」と思った素敵な絵本です。

 

セミの一生をユーモアたっぷりに描いた絵本

『セミくんいよいよこんやです』
教育画劇

土の中で、外に出ることを今か今かと待っているセミくん。そんなセミくんのもとに一本の電話がかかってきて……?

 

セミに限らず虫が苦手というお子さんがこの絵本を読んだら、もしかしたら虫の成長に興味を持ってくれるかもしれません。

長いあいだ土の中のお部屋に住んでいたセミくんが、ついに地上に出る日。その瞬間をお祝いしようと、たくさんの虫たちが準備しています。
どれだけ長い年月を土の中で生活していたのは、「黒電話」や「蓄音機」を見れば一目瞭然です。

ラストには感動が待っています。

 

美しい歌声が聴こえる絵本

『フローリアとおじさん』
白泉社

一人暮らしのおじさんは、庭に迷い込んだ身寄りのないフローリアと一緒に暮らすようになる。音楽やお花に囲まれて生活をするうちに、フローリアも美しい歌声で歌うようになり……。

 

おじさんとフローリアの心の交流を描いており、非常に色彩の美しい作品。まるで絵本の中からフローリアの歌声が聴こえてきそうです。
子供が育つ環境というものの大切さを感じました。

漫画のような構成になっていたり、台詞のない部分があるため読み聞かせにはあまり向いていないかもしれません。どちらかといえば、大人が読んでうるりときそうな、そんな絵本です。

 

工藤ノリコさんの絵本を読んで、優しさに触れてみて

工藤さんの絵本は優しさで溢れており、読んでいて癒されます。美味しそうな食べ物もたくさん出てきて、見ている人はいつの間にか魅了されているのです。

「次はどんなお話とイラストが待っているんだろう?」とワクワクしながらページをめくってみませんか?


今回ご紹介した工藤ノリコさんの絵本

■『こんやはどんなゆめをみる?』学習研究社
■『Letters』偕成社
■『たこきちとおぼうさん』PHP研究所
■『セミくんいよいよこんやです』教育画劇
■『フローリアとおじさん』白泉社
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