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【ステップアップ式】ビジネス書の選び方


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仕事をしていれば、失敗や悩み事はつきもの。そんな時には、ビジネス書を手に取る方も多いのではないでしょうか。

しかし、”ビジネス書”と一口に言っても、個別の職種や業種に応じた概説書もあれば、テクニック本もありますし、その他にも自己啓発本、データブック、経営者の実学本などなど、いろいろなものが出版されています。

そこで、ここでは「未経験の仕事をすることになった」と仮定して、ビジネス書の選び方を考えてみました。

 

ステップ1:基本的なことを知るには

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「知らない分野の仕事を任された。勉強しなくては!」
「チームで最近話している新しい取り組みのこと、いまいちよくわかっていないなあ。」

知らないことや未経験のことに直面して、何をしたらいいのかわからないこと、ありますよね。でも、知らないことを放置してしまうと、時間が経てば経つほど自分が困ることになります。わからないことが用語などであれば、ネットで調べれば意味はわかるのですが、より本質的に知るには本を読むのがオススメです。

このステップは「知らなかったものを知ろう」という段階なので、とにかく自分にとって読みやすくてわかりやすいものがベストです。

本来は本を手にとって目次など中身をパラパラと見た上で、自分が読みたいと思ったものを選ぶのが一番だと思うのですが、ネットショッピングなどの場合はそういうわけにはいかないこともあります。

そこで、あえてオススメを言うとすれば、「○○入門」や「はじめての○○」、「図解○○」などがタイトルになっている本を選ぶことです。
これらの本は文字通り初心者向けに書かれていることも多く、必要な知識を無理なくインプットできるはずです。

このステップでの、本を選ぶ時の注意点として、「せっかくだから、たくさんのことが書いてある本を選ぼう」「専門家が書いた本ならきっとしっかりした知識が得られるはず」などは、考えないほうがいいでしょう。

読んで理解できないと意味がありませんので、「読める本」「読みたい本」で、さらに内容が自分にとってわかりやすいことが重要です。

あまり多くのことを考えずに、もくじや商品レビューなどを参考に「求める情報が掲載されていて、読みたいと感じた本」を読んでください。

最近は「まんがでわかる」などの読みやすいシリーズも増えていますので、活字が苦手な方はこれらの本を中心に読んでいき、下地になる知識を仕入れるのもオススメです。

 

ステップ2:実戦向きの知見を広めるには

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「具体的なアイデアのヒントになるような成功事例とかないかな?」
と、考えたことはないでしょうか?

下地を作って知識が増えたら、実戦を重ねていきます。その中では実戦向きの情報も欲しくなってきます。

実戦向きの知見を広めるには、やはり実際に実行してみるのが一番でしょうが、本で吸収することもできます。そこでオススメなのが経営者が書いた本や、経営者の伝記です。

経営者の本には、その経営者が考えたこと、実行したこと、失敗したこと、改善したことなどが詳細に書かれていることが少なくありません。
失敗から得られた教訓や、失敗することで初めて気づくことができたこと、また、成功するために何を考え、どのように実行したのか。

経営者の「経験」を、経営者の本を読むことで少しでも感じてみましょう。

したいと思っても簡単にはできないようなものすごい経験をしている人もいますので、本を読んで知った経営者の経験に自分の経験を組み合わせてみると、自分なりの意見や気づきが生まれ、今取り組んでいる仕事にも活かせるはずです。

なお、ここでは経営者の本をオススメしましたが、スポーツや音楽が好きな方は、スポーツ選手やアーティストなど、異なる分野で活躍している人の自伝や著書も「こんなことがあり、こう考えて、こう行動した」ということが書いてあるので、大いに参考になると思います。

 

ステップ3:視野を広げるには

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「仕事自体はやることいっぱいあるんだけど、同じことを繰り返しているだけで行き詰まっている感じがするんだよなあ」

そんなことを感じている方はいませんか?実戦でも経験を積んだら、今まであまり目を向けていなかったような分野に視野を広げてみるのはいかがでしょうか。

自分の仕事に関わる分野や、自分の好きな分野を突き詰めていくのも大切なことですが、世の中にはまだまだ面白いことがきっとあります。そういう新しい発見が巡り巡って、今の自分の仕事や趣味の幅を広げることに役に立つこともあります。もちろん、新しく知ったことそのものが「マイベスト」になる可能性だってあります。

そこで、書店に行った時はいままで見たことのなかったジャンルの棚も見てみることをオススメします。特に最初に紹介した「○○入門」のような初心者向けの本は大抵のジャンルにありますし、棚を眺めていくと、「これ気になる!」というタイトルの本が見つかると思います。

もし時間がなくてなかなか書店でじっくり本を見れないという方には、新書コーナーを眺めてみることをオススメします。新書コーナーは多くの書店で出版社別に並んでいる事が多いのです。出版社ごとにある程度ジャンルの傾向があるケースもありますが、大抵は様々なジャンルの本が出版されています。

また、新書には、10年ほど前に話題になった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(山田真哉/著 光文社新書2005.2刊)のように興味深いタイトルの本もたくさんあります。ぜひ新書コーナーをじっくり眺めてみてください。

 

まとめ

各ステップをまとめると、

ステップ1:自分の仕事の分野で入門編、応用編の順に読んでいく
ステップ2:経営者の本などを読んで、事例を参考にしながら実戦経験を積む
ステップ3:視野を広げて新しいことに挑戦していく

という流れです。

以上、ビジネス書の選び方の一例をご紹介しました。本は「読みたい」と思ったときが読み時。あなたにぴったりな選び方もきっとあると思いますので、ぜひ探してみてくださいね。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後に、ステップ2でとりあげた「経営者の本」については、下記の特集をご用意しました。著名な経営者ごとに本を探せるようになっているので、ぜひ本選びの参考にしてください。